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2021.12.27

ドックドッグ企画「犬との幸せエピソード特集」

8年間の繁殖犬を経て、保護犬から過保護犬へ?幸せな犬生を目指して

私の人生初の愛犬は元保護犬で元繫殖犬、今はすっかり過保護犬の推定9歳のトイプードルです。8歳の時に劣悪ブリーダーの元から保護されました。
そんな彼女との出逢いから現在までの「私たち」のエピソードを交えて、今後、保護犬の里親さんをご検討されている方へ少しでもお役に立てたら嬉しいです。

#犬との幸せエピソード

つる水 るい/レスキュードッグカウンセラー

わが家の愛犬紹介

犬との幸せ 体験談

愛犬の名前は〈ぺこ〉です。由来は舌がペコちゃんのようにぺろっと出ているからです。
ぺこは、劣悪な環境下で繁殖犬として8年もの時を過ごしてきました。最初に保護されて出逢った時のぺこは、部屋の隅にすわり、吠えるわけでもなく只々小さくなって震えていました。
今や何にでも興味深々で喜怒哀楽をしっかり表現できるおてんばさん、でも、いつも抱っこされたい甘えん坊さん、可愛い私の娘です。

自分よりも周りのために・・・

ぺこの舌が出ている原因は、繁殖しすぎたことによる栄養不足と、劣悪環境によるものです。きっと自分も辛かったはずです。

なのに、他の保護されてきた子猫たちをぺろぺろ舐めてあやすとても優しい子です。今もその優しさは全く変わりません。

本当は遊びもお散歩も大好き!!!

8年間、外の世界を知らなかったぺこは、人も外の世界も怖かったのでお散歩はできないと言われていました。
でも8歳でうちの子になったぺこは、シニア期と呼ばれる年齢から初めておもちゃで遊び、今やお散歩大好きで、私がお散歩バッグを手にしただけで1メートル近くまで飛び跳ね、尻尾をブンブン振って喜ぶようになりました。

お散歩中は、他のワンちゃんや走っている人を見つけると、目をきらっきらさせて喜びます。今まで仔犬の時にやれなかったことを、いまから経験して思い切り楽しんで欲しいと思っています。

犬にとっての「幸せ」って何だと思う?

犬との幸せ 体験談

犬にとっての幸せ、、、これは人間も同じで、幸せの感じ方はそれぞれ違うと思います。その中で、ぺこを飼い始めて思うことは、「犬」だからとか「人間」だからではなく、相手のありのままを受け入れることなのかなと思います。

そのため、もちろん他人に迷惑がかかるような事はさせてはいけません。でも、それ以外についてはまずは自由にやりたいことをさせてみています。

犬が吠えることや噛むことを吠え癖や噛み癖と言われることがありますが、これは癖ではなくて犬にとっては習性なのです。そのため、私はしつけるという概念ではなく、受け入れながらどううまくコントロールしていくかを考えています。

しつけよりも大切なこと・・

ぺこは食糞することが多々ありました。餌を変えたりサプリを与えたり、色々試しましたがなかなか改善されなくて・・・
怒ってやめさせることも考えましたが、ぺこの食糞はもともとの環境もあると思い、、、悩んだ結果、お散歩に挑戦させようと思いました。

まずは3か月間、ぺこを抱っこして1日15分、私が散歩をしました。すると、2ヶ月目くらいから外に慣れ、気持ちよさそうに首を伸ばし風を感じるようになりました。

それからは毎日少しずつ1日20歩でも自分の足で歩かせていきました。すると、今ではお散歩大好き、更にトイレはお散歩でするようになり、食糞をしなくなりました。この経験は、私自信もめちゃくちゃ学びになりました。

案ずるよりも・・・

とにかくぺことの信頼関係を築くことに専念してみたところ、半月後にはトイレを覚えました。というよりも、シートを敷き詰めたことでぺこのトイレをする場所が絞れてきたので、そこにトイレを置くことにしました。

でも犬って賢くて、それがトイレと認識すると、そのあと徐々に場所をずらしてもちゃんとトイレでしてくれるんです。色々不安でしたが、それ以上に犬の賢さに感動しました!!

愛犬の幸せのために、普段取り組んでいることは?

犬との幸せ 体験談

まずは、私自身がハッピーでいる事を心掛けています。一緒に遊ぶことも大切だとは思いますが、犬が犬らしくいられること。そのために、犬が吠えたり噛んだりしたときにただ叱るだけでなく、原因を理解できる私自身の心の余裕が大切だと思っています。

犬ってすごくて、触れ合うだけでオキシトシン、俗に言う幸せホルモンを分泌させてくれる存在です。だからこそ、そんな愛犬自身がいつまでも元気に過ごせるように、飼い主側でも愛犬にハッピーを与えられるように過ごしていきたいです。

そのしつけ、何のために必要?

昔は犬にオテをさせたいと思っていました。でもよく考えると、そのしつけが何に役立ちどう必要なのかと考えるようになりました。
例えば、マテやハウスは災害や何かあった時、いざという時に犬を守るためにも必要だと思います。

ただ、オテとかオスワリってやればいい子だけれど、座りたいときは勝手に座るし・・・と思い手放すことにしました。
もちろん、他人様に迷惑をかけるようなことはさせてダメです。それ以外は、本犬の好きにさせようと思いましたが、なぜか、今や教えていないのにおやつが欲しい時はオスワリをしてオテをするようになりました。。。。天才です。

過ぎたるは・・・離別感を保つ

一体感や離別感という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは心理学で使われる言葉です。一体感は依存に近く、離別感は私は私。あなたはあなた。の感覚で、お互いがお互いを尊重しながらいい距離間でいられることです。

その中で、犬との関係でも離別感は大切だと感じました。そして、本当に、犬だからとか人間だからではなく、生きとし生けるものは、信頼関係を築けることを学びました。

飼い主と愛犬との「幸せな共存」ってどんな状態?

犬との幸せ 体験談

信頼関係のなかで、お互いがお互いを受けいれて無理なく過ごせる、意思の疎通ができる状態だと思います。犬と意思の疎通?と思うかもしれませんが、できるんです。

例えば、散歩中に右に曲がるか左に曲がるか、そんな些細なことでも、愛犬が私を見てくれて私もアイコンタクトで伝える。すると、不思議に伝わるんです!

あとは、私が体調を崩した時。いつも早朝からお散歩やエサをせがんで起こされることが多いのですが、その時に「ごめん。具合悪い。」そう伝えると、ぺこは足元にピッタリついておとなしく一緒に寝ていてくれます。

嘘か真か天才か?

なかなか犬が人間のことや言葉を理解するなんて~と私も思っていました。でも、、、、あるんです。私はアニマルコミュニケーターでもなんでもないので、犬の言葉や思いを聞くことはできません。

しかし、愛犬のしぐさやちょっとした表情でも気持ちがわかるようになりました。それと同様に、愛犬も私の動きや表情で理解してくれていることが多々あり、本当に感激と感謝です。

でもイタズラだってします!!!

天才?とは言え、人間の子供と同じで、あまりに忙しくてなかなか遊んであげられないと、しびれを切らせてカマッテちゃんのイタズラが始まります。最初の頃はどうすれば静かになるかや落ち着いてくれるか等悩みましたが、答えは簡単でした。

構ってあげれば、一緒に遊べばいいんです!!!

今は、ぺこのカマッテちゃんが始まるときは、私自身、一休み一休み・・・と思って一旦コーヒーブレイクをしています。これが案外良くて、気分転換することによって発見やアイデアが生まれるので感謝しています。

犬と暮らし始めて変わったことは?

犬との幸せ 体験談

いつでも、どんなことがあっても笑顔でいれるようになりました。
パートナーに言われるまで気づきませんでしたが、例えば、仕事で嫌なことがあった時、今までだと結構引きずってしまうことが多かったのですが、玄関を開けた瞬間にはぺこのお出迎えがあるために、「ただいま」と言いながらすでに笑顔になっているのです。人間て面白いもので笑顔になるだけで元気になるのです。

生活に彩りを!!!

愛犬と暮らすまでは、淡々とした同じような日々を送るだけになっていました。
しかし、ぺこが来てからは、私自身の生活にもハリが出て、なんといっても疲れた時にぺこを抱きしめると、本当に幸せな気持ちで満たされます。

生活の中心が愛犬!!!

犬を飼うことでたくさんの幸せを感じれます。でも、やはり中には大変なこともあります。休みの日の予定も犬中心になりますし、お留守番させるか預けるのかなど。

また、病気になることもしばしばあります。そんな時、なかなか会社を休むわけにもいかなかったりします。私は、いつでも頼れるかかりつけ医やトリマーさんがいることが、とても有難く感謝です。

これからの「犬をとりまく社会」どうなっていってほしい?

犬との幸せ 体験談

やはり、殺処分犬がいなくなる社会になって欲しいと思います。日本は法律的にペットはモノ扱いになってしまいます。

でも、大切な命です。親バカですが私にとっては子供のような存在、家族なのです。お金を出せば簡単に買えるし飼える・・ではなくて、家族として迎え入れるという認識に変わることを望んでいます。

犬の生態や性質を理解して欲しい

最初の方でも書いておりますが、犬が吠える噛むは本能です。遊びたくても甘噛みをしますし、その甘噛みが痛かったりもします。
とにかく、犬の生態をもっと理解して受け入れて、犬も人間も幸せに過ごせるといいなと思います。

幸せが倍増します

とにかく、私は犬を飼ったことでめちゃくちゃ幸せになりました。大変なことは確かにあります。でも、犬からもらう幸せが沢山沢山あります。アイコンタクトで会話できた時、チョットした時の犬のしぐさ・・・幸せです。

愛犬とともにめちゃくちゃ幸せに!!!

犬との幸せ 体験談

私がぺこを幸せにすると思っていましたが、私が幸せをもらうことが多くて・・
まだまだ保護犬の認知度が低く良いイメージを持っていない方も多いかもしれません。私もその一人でした。

でも、ゆっくり時間をかけて受け入れたことによって、しっかりこちらを受け入れてくれました。

そして何よりも強い信頼関係が築けたことで、しつけをしなくても意思の疎通ができるようになりました。それが何よりも嬉しくて幸せです。
今後も色々あると思いますがお互いに幸せに、そして何よりぺこが辛かった8年間を忘れ、幸せな思い出でいっぱいの犬生でいつか来る最期を迎えられるように、思いっきり楽しみます。

飼い主さんの「幸せ」エピソードを掲載中!

12月の期間中は、毎週定期的に「犬との幸せ」をテーマにした体験談ブログ記事を配信しています!配信時間は、だいたいお昼の12時半ごろ。
さまざまな犬種、年齢、性格の愛犬たちと暮らす飼い主さんたちのリアルな声を、この機会にぜひチェックしてみてね!

  • 更新日:

    2021.12.27

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