我が家には今年14歳になる雑種犬がいます。現在大学4年生の私が、小学2年生の時に出会った捨て犬です。高校生までほぼ毎日犬と一緒にいると、少なからず考え方に影響を及ぼしてくるわけで。
そんな私が体験談をベースに、「自分にとって愛犬はどんな存在?」「これからの犬をとりまく社会にどうなってほしい?」といった質問に答えていきます。

我が家のななちゃんは今年14才の雑種犬です。私の図画コンクールの帰り道に公園で見つけて、お迎えすることになった人生で初めてのペットです。
食べることが大好きな食いしん坊犬で毎日ごはんの時間になると尻尾をぶんぶん振ってアピールしてきます。
ななちゃんは、不思議な行動をすることがあります。
例えば、頭をなでられ終わると急に庭を走り回ったり、ごはん前に大ジャンプをしたり。嬉しさを表現しているのだろうなと予想はつきますが、その素直さが愛おしいです。
最近、我が家の隣に5歳のいとこがいる叔父夫婦が越してきました。5歳の小さい子と初めて対面した時も、ななちゃんは大人しくなでられていました。小さい子の扱いが上手で、そんなところは私より優れているなあと思ったりもします。

愛犬は、私の人格形成や考え方に影響を与えてくれた存在です。学生という多感な時期に犬と過ごすと、自分の人生観に犬との関わりが感じられます。
ななちゃんを飼い始めたのは小学2年生で、その頃の私は遊びたがりな年齢だったので、いっしょにおもちゃで遊んだりなでたりと愛犬との時間を目いっぱい過ごしました。毎日動物に触れあえるというのは、当時の私にはとても刺激的でした。
楽しい時間を過ごすという以外にも、得るものがありました。それは動物を飼うことへの責任感です。毎日のお世話はペットとの生活を守るという使命感を私に感じさせ、継続力と責任感を培うことができたと思います。ほぼ毎日散歩に行くので、運動不足解消にもなっていたと思います(笑)。
高校3年生となり自分の将来を真剣に考えたとき、愛犬との生活からきっかけを得ました。
犬を飼うことへの責任感から始まり、やがて私の中でほかの動物の生活、さらにはそれを取り巻く自然環境にも目が向くようになりました。そして愛犬だけでなく動物すべての生活を維持するために動物について専門的に学べる大学に進学を決めました。
愛犬の存在がなければ恐らく動物についての興味はわかなかったと思うので、やはり犬を飼うことには無限の可能性があると感心してしまいました!

我が家の愛犬は14歳の老犬です。寿命を考えると、そろそろ別れのことを考えなければならないなぁと思っています。そう感じざるを得ない危機が最近の愛犬を襲いました。
今年の7月頃、大学に行こうとした私に父から「ななが起き上がらない」と連絡がありました。それを聞いた時、10年も一緒にいた家族を失うことを考えて、ゾっとしたのを覚えています。
獣医さんによると、原因は前庭疾患という病気で平衡感覚を保てなくなり、転倒するなどの症状があるそうです。老犬ではこの症状がよく出ると聞き、改めて愛犬の寿命について考える機会となりました。うれしいことに現在は完治しとっても元気です!
ななちゃんはまだ元気とはいえ、今年14歳になる老犬。残された時間は思っているよりも短いでしょう。後悔が残らないよう愛犬のためにできることを考え実践しました。
その一つとして、愛犬のつらくない範囲で散歩の時間を増やすことをしました。特別感がなく当たり前のことですが、散歩はよい運動になるので、運動不足を解消しつつ一緒にいる時間を増やすことができます。
愛犬と人の両方にメリットのあるものだと思います。皆さんも自分の飼っている、これから飼おうとしている愛犬のためになることを考えてみてはいかがでしょうか。

犬を飼っている身としてはやはりすべての犬たちが幸せに暮らせる社会を願っています。ですがそうはいかない現状があります。私たちは今起こっていることを認識しどう変えていくか考えねばなりません。
日本では、飼いきれないために捨てられた犬が殺処分されたり、売れ残った犬が悪質なブリーダーのもとでひどい扱いを受けているといった現状があると聞きます。この根本の原因は、自分のことだけを考え、犬の今後を考えることのできない人がいることではないかなと思います。
もちろんそのような人は一部ですが、多くの犬たちの生活が脅かされているという事実に私は憤りを感じます。皆さんはこの事実をどう受け止めますか?
不幸な犬たちは、人の行いにより生まれます。これから犬を飼おうとしている人たちは、最後まで責任を持って命の世話をできるか考えてほしいと思います。
不幸な犬が人の行いから生じるならば、それを人の手でなくすこともできます。

犬を飼うことで人には多くのメリットがあると思います。私は犬を飼うことで、思い出とともに生きる上で役立つ力を身につけることができました。これには、まず犬の幸せな生活を維持しなくてはなりません。
犬にとっての幸せを断言するのは難しいですが、犬にとっての不幸せな状態というのは分かりやすいです。まずは犬にとっての不幸を減らしつつ、犬の幸せについて自分で考え行動するのがよいと思います。それがやがて、犬と人双方の幸せに繋がると信じています。
12月の期間中は、毎週定期的に「犬との幸せ」をテーマにした体験談ブログ記事を配信しています!配信時間は、だいたいお昼の12時半ごろ。
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