
油揚げは、薄切りの豆腐を油で揚げたものです。豆腐は犬が食べても良い食材なので、油揚げももちろん食べられます。油揚げには何が含まれているのでしょうか。
油揚げに含まれる栄養素・成分を見ていきましょう。
大豆からつくられる油揚げには、犬に欠かせない栄養素のひとつであるタンパク質が豊富に含まれます。タンパク質の役割は、臓器や筋肉、皮膚などの体の組織をつくることです。そのほかに、ホルモンや抗体などの機能を調整する役割もあります。
油揚げ含まれるカルシウムもまた、犬にとって重要な栄養素です。体内にあるカルシウムのほとんどが、歯や骨を構成しています。そして、一部が血液や筋肉などに存在し、血液凝固や心筋の収縮作用増強などの役割を果たしています。
体内のカルシウム量はリンの量と大きな関係があり、リンを摂りすぎるとカルシウムが吸収されにくくなるため、バランスが大切です。
リンはカルシウムと結合し、主に骨や歯をつくるミネラルです。また、核酸や細胞膜を構成する要素であり、エネルギー代謝にも関係しています。
肉類などにも多く含まれており、前述の通りカルシウムとのバランスが重要となります。

犬に油揚げを食べさせる際の注意点を見ていきましょう。
一般的に、ドッグフードには1日に必要な栄養素がしっかり含まれています。そのため、犬に油揚げを食べさせるときは、おやつとして少量またはドッグフードのトッピング程度にしましょう。
ごはんとしてあげる場合は、小型犬なら油揚げ1枚のうち10分の1程度にとどめておきましょう。また、消化能力は個体差があるため、目安となる量通りに与えても便の状態に変化が出ることもあります。便の状態を見ながら与える量を調節してあげてください。
油揚げは、生食ではなく必ず加熱してから食べさせます。油揚げには、タンパク質のほかにも脂質が多く含まれています。そのまま食べてしまうと犬にとっては高カロリーであるため、ゆでるなどして余分な油を落とすことも必要です。
また、消化器系の疾患を持っていて、脂肪分の制限を受けている場合は、油を落としたとしても食べるのは控えましょう。療法食を食べているなど食事制限を受けている場合は、食べる前にかかりつけの先生に相談してみてくださいね。
油揚げの原料である大豆にアレルギーを持つ犬もいます。そのため、犬に初めて油揚げを食べさせるときは、アレルギーの有無を確認するために少量だけにしましょう。
また、食べさせたあとは、体のかゆみや嘔吐・下痢などのアレルギー症状がないか注意深く見守ることも必要となります。アレルギー症状が出ないことを確認してから、少しずつ増やすのが基本です。

油揚げをドッグフードのトッピングにするのも良いですが、愛犬が喜ぶようなアレンジをしてあげたいと思う方もいるでしょう。ここでは、愛犬のための油揚げを使ったおすすめレシピをご紹介していきます。
油揚げ・昆布・鶏肉のうまみ成分が野菜にしみ込んでおいしいレシピです。ごはんとしてあげるときは、炊いた米にかけても良いでしょう。ダイエット中の愛犬やシニア犬などにもおすすめです。
材料
作り方
鶏肉とカボチャは体を温めるとされていることから、寒い時期にもおすすめ。鶏肉と野菜をよく煮込むことで脂溶性と水溶性のビタミンをどちらも取れる、栄養バランスの良いレシピです。
材料
作り方
ちょっとしたお祝いの日にもぴったりのミートローフのパイ包み。愛犬も一緒に同じものを食べられたら幸せですよね。
このレシピでは、愛犬用に油揚げをパイとして使っています。
人用にもミートローフのパイ包みを用意すれば、家族みんなで同じような食事を楽しく食べられますよ。
材料
作り方

犬は油揚げを食べられるということがわかりましたね。タンパク質やミネラルが含まれる油揚げですが、犬に与えるときには量やアレルギーなどに注意が必要です。また、脂質が多いため、湯通しを忘れずに行いましょう。犬が喜ぶ油揚げのレシピもご紹介しましたので、試してみてくださいね。