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2021.11.15

ドックドッグ企画「犬との幸せエピソード特集」

愛犬3頭と暮らす飼い主にインタビュー!動物介在教育の現場も活躍

たくさんの犬に囲まれた暮らしは、犬好きなら一度は憧れるものです。「でも多頭飼育って実際のところはどうなの?」という方のために、今回は愛犬3頭と暮らす飼い主さんにインタビュー!犬ごとの性格や相性はもちろん、3頭との出会いや暮らしについて聞いてみました。
どのエピソードも気持ちがあたたかくなるような幸せなものばかり。多頭飼育に興味のある方は参考にしてみてください。

#犬との幸せエピソード

文:ノムラ モエコ/ドッグライター

愛犬3頭との「プライスレス」な暮らし

犬 3頭飼い PKBさん

愛犬3頭との暮らしは、「とにかく癒される!」と幸せいっぱいの飼い主さん。まずは実際に飼われている大切な愛犬3頭のご紹介です。

【1】ゴールデンレトリーバーの「よつば」くん

よつばくん(2018年5月25日生まれ)は、体重32kgと3頭のなかで一番大きいゴールデンレトリーバーです。もともと盲導犬としてパピーウォーカーのもとで育てられていましたが、耳が炎症を起こすため、キャリアチェンジとして1歳4カ月のときに飼い主さん宅へ。とってもフレンドリーで賢く、高いコミュニケーション能力のあるよつばくん。その性格を活かして、現在は動物介在教育(教育現場で子どもたちが動物と触れ合う活動)で活躍しています。

【2】トイプードルの「りんご」ちゃん

トイプードルのりんごちゃん(2014年3月13日生まれ)は、ネグレクトに遭っていたところを今の飼い主さんに引き取られました。飼い主さん曰く「とにかく賢い!3頭のなかで一番人の言うことを理解している」のだとか。何かを伝えたいときはずっと飼い主さんを見てきたり、仕事に行くのを阻止するために靴下を脱がそうとしたり、とても感情表現が豊かです。3頭のなかでも、「自分がリーダーだ!」と思っているようで、飼い主さんと一緒によつばくんを起こしてくれることも……なんとも微笑ましいですね!

【3】トイプードルの「茶々丸」くん

2.7kgと3頭のなかで一番小柄なのが、トイプードルの茶々丸くん(2019年3月8日生まれ)です。「もともとペットショップから迎えるつもりはなくて……」という飼い主さんが、運命を感じて思わずご自身の誕生日に迎え入れた愛犬です。はじめは、りんごちゃんと夫婦になれたらとも考えたそうですが、当時はヨークシャテリアもいたため、飼育頭数を考えて断念。2020年に膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術を受けたのですが、3頭のなかでもとくにパワフル!人懐っこく、見知らぬ人にも自分から撫でてアピールをするのだとか。

「わが家は私たち夫婦と一人娘の3人家族ですけど、性格がバラバラな愛犬たちがいるおかげで、にぎやかですし、娘とは姉弟のような関係なんです。」と飼い主さん。
飼い主さん宅のお子さんは愛犬と一緒に育つなかで、話せない愛犬の「表情を読む力」や愛犬がしてほしいことを「察する力」を自然と学ばれたそう。また、1日1~2時間の散歩など愛犬がいることで規則正しい生活になったとも。

こうした愛犬との暮らしがプライスレスと言える理由なのですね。

愛犬と暮らす飼い主の特権とは!

犬 3頭飼い PKBさん

つぎに、愛犬との暮らしのなかでもとくに飼い主さんが感じる特権を紹介します。

これぞ多頭飼育の醍醐味!という瞬間は?

飼い主さんが醍醐味!と感じるのは以下の瞬間だそうです。
どれも3頭飼いだからこそ、味わえる喜びや幸せの瞬間ですね。

【Q.】多頭飼育の醍醐味は?

  • 3頭とも性格がぜんぜん違うから、いろいろな表情が見られて楽しい。
  • 犬同士でいっしょに遊んだり、寄り添って寝たりする姿はものすごくかわいい。
  • 人と犬でペアになって寛ぎながら、愛犬の話しで盛りあがるし、なにより愛犬も含めて家族仲が深まる。
  • 帰宅時にみんなでお出迎えしてくれるのがとっても幸せ!どんなに駆け寄ってきたくても、りんごと茶々丸を優先して、順番が来るまで我慢するよつばの姿もたまらない。

お留守番や旅行はどうしていますか?

「愛犬3頭と一緒に職場に出勤しているので、あまりお留守番をさせることはないかも」と飼い主さん。
それでもお留守番を2時間ほどした経験があり、そのときは、よつばくんと茶々丸くんだけそれぞれのケージに入れていたようです。

「りんごはネグレクトのトラウマや、てんかんの発作もあることから、ケージには入れずにお留守番させていました。お留守番に慣れてきたところで、ほかの2頭もケージから出して放し飼いにしていますが、その場合は大型犬のよつばだけ別の部屋にわけています。よつばは、ちょっと臆病なところもあるから……もし何かに驚いて暴れたら、ほかの2頭が危ないので念のためですね。」

お留守番ひとつ取ってみても、飼い主さんがきちんと愛犬ごとの性格に配慮されているのがわかります。「2歳くらいでイタズラしなくなるし、人間の2~5歳の子どもと一緒ですね。とにかく手がかかる。でも、それが本当にかわいいんです。」と笑う飼い主さん。愛犬1頭1頭と向き合って、平等に愛情を注いでいることが伝わってきます。

3頭の相性や性格の違いは?

魅力いっぱいの3頭飼い!愛犬同士の相性や性格の違いはどれくらいあるのでしょうか?
ゴールデンレトリーバーのよつばくん、トイプードルのりんごちゃん、茶々丸くんの順番でそれぞれの性格を聞いてみました。

律儀で優しいよつば

「よつばは、ゴールデンレトリーバーならではの賢さがあります。おっとりとした性格なのでケンカはほとんどしなくて、ほかの犬から、とくに同性の犬から好かれています。散歩中にトイレをするときも、ここでトイレしても良い?って上目遣いで聞いてくるんですよ。律儀というか、優しいというか、とにかくかわいいんです!」

リーダー的存在のりんご

「3頭のリーダーはりんご!それは、ほかの2頭もわかっていて、りんごを優先しています。たとえば、茶々丸はよつばのゴハンを横取りするけど、りんごのゴハンは絶対に食べない。りんごはリーダーだから、ちょっと気難しい面もありますが、本当にしっかり者です。あとは、女の子だからか母性もあって、泣いている赤ちゃんの横にそっと寄り添うんですよ。」

お調子者だけど気が強い茶々丸

「茶々丸は人あたりが良くて誰にでも愛嬌を振りまきます。お調子者で愛想が良いけど、大型犬のよつばを本気で噛むくらい気は強いんです。だからよつばは茶々丸にゴハンを取られても、ただただ我慢。あと、ヤキモチ焼きなので、よつばが私の膝に乗っていると、どかそうとするんですよ。」

3頭それぞれ性格が異なりますが、犬同士の縦社会はしっかりと形成されているため、トラブルも少なく仲良く暮らしていることがわかりました。

愛犬たちの存在は「家族」

犬 3頭飼い PKBさん

最後に、愛犬とは「親子の関係、家族の関係でありたい」と飼い主さん。

その理由は?

飼い主さん自身、子どものときから動物がそばにいるのが当たり前の環境で育ったと言います。
そのため、特別な理由というよりも「家族であることが当たり前」という認識を持っているのだとか。とくに、お子さんが成長して手がかからなくなった分、今は愛犬ファーストで暮らしているそうです。

「私にしてみれば、自分の娘が長女で、その次に、りんご、茶々丸、よつばと子どもがいる感じ。食事の内容も体調管理も、人とまったく一緒。犬は弱いところを隠したり、話せなかったりで、もしかしたら夫や長女よりも気にかけているかもしれませんね。」

これからの犬を取り巻く社会

犬 3頭飼い PKBさん

魅力的な3頭飼いをご紹介してきましたが、それと同時に「犬好きだからこそ安易に飼わない、飼うのであれば責任を持って飼う覚悟が求められる」ことも飼い主さんから教えてもらいました。

「犬の飼い方を学べて、困ったら相談できる場所があると理想的。良かれと思ってやったことが、犬にとっては良くないことだったり……とにかく正しい飼育方法を知ることが大切なんだと思います。それが不幸な犬を減らすことにつながるし、将来的に殺処分をなくさなければと。みんなが当事者意識を持つべき課題ですね。」

3頭への深い愛情があるからこそ、これからの犬を取り巻く社会についても真剣に考える飼い主さん。これから多頭飼育を考えられている方は、愛犬の性格や年齢、迎えたい犬との相性を見極めるのはもちろん、責任と愛情を持って、多頭飼育生活をはじめられると良いのかもしれません。

飼い主さんの「幸せ」エピソードを掲載中!

11月の期間中は、毎週定期的に「犬との幸せ」をテーマにした体験談ブログ記事を配信しています!配信時間は、だいたいお昼の12時半ごろ。
さまざまな犬種、年齢、性格の愛犬たちと暮らす飼い主さんたちのリアルな声を、この機会にぜひチェックしてみてね!

  • 更新日:

    2021.11.15

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ライター・専門家プロフィール
  • ノムラ モエコ
  • ドッグライター
  • ワンちゃんがいっぱいの職場のため、毎日触れ合えて幸せな日々です!こちらを見つけたときにシッポを振ってくれる姿にグッときます。ドッグライターとしてワンちゃんが喜ぶ情報をメインに発信していきます!

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