わが家にとっての愛犬の存在についてご説明します。
わが家にとって愛犬は、関係性が変化していく家族です。その関係性は、愛犬のライフステージによって変化していきます。
子犬のときは子ども、成長すれば兄弟姉妹、また、年を重ねれば介護が必要な存在というように変化してきました。
どのライフステージにあっても共通なのは、日々の生活に癒しを与えてくれること。子犬のときはもちろんのこと、介護が必要になっても癒しを与えてくれる存在です。
愛犬はいつでもそばにいる存在です。それはつらいことがあったときも同様です。つらい気持ちを理解しているのかはわかりませんが、何があってもいつも通りそっと寄り添って支えてくれます。
少し話はそれますが、筆者の夫は過去に配偶者との死別を経験しました。そのときに夫を支えたのは、やはり愛犬の存在だったといいます。愛犬の存在は心の傷を癒し、再び立ち直るためのサポートをしてくれたのです。
筆者には2歳半の子どもがいます。子どもにとって愛犬は、生まれたときからいる存在。優しい声かけができることや、筆者が愛犬を世話している際に辛抱強く待てることなど、愛犬の存在を通して子どもの成長を感じる場面が多くあります。
また、半年前に経験した愛犬の死について思うことがある様子で、話してくれることも。死についての理解が難しい年齢ですが、将来的にこの経験は、死への理解に役立つものと感じます。
愛犬との暮らしで、筆者が日々考えていることをご紹介します。
わが家に来てくれたからには、幸せに過ごしてもらいたいという思いが強くあります。特別な日をつくるというよりは、1日1日を楽しく健康に過ごせるように配慮しています。
子犬のときははしゃぐことの多かった愛犬ですが、年を重ねてかなり少なくなりました。しかし、だからといって遊びが要らなくなったわけではありません。
「撫でてほしい」というサインを出すことも少なくなりましたが、撫でられると気持ちよさそうに目を細めたり、しっぽを振ったりして喜びます。
愛犬のどのライフステージにおいても、遊びや触れ合いは体と心の健康のために重要なものだと捉えています。
愛犬が健康で過ごせるため、ブラッシングやシャワー、歯磨きなどのケアを大切にし、いつもきれいでいられるよう努めています。
特に重視しているのは歯磨きです。犬の病気で最も多いのは歯に関連する病気なのだそう。なかでも歯周病は、心疾患や肝炎などを引き起こす可能性があることから口の中だけの病気ではないといえるでしょう。
歯磨きを全くしていない、または歯磨きガムだけで済ませているという場合は、注意が必要です。
愛犬が生活する環境には、ケガや誤飲などさまざまなリスクが潜んでいます。しかし、それらを愛犬が自分で回避することは困難であるため、飼い主による環境調整が必要となります。
ぶつかりやすいところはないか、落下しやすいところはないかなど、愛犬目線で見て環境を整えるのがポイントです。また、部屋を片付けておく、お散歩のときに目を離さないなどは、ケガの観点からも誤飲の観点からも大切になってきます。
動物病院での診察やワクチン接種は、愛犬の健康を守るために定期的に受けたいものです。我が家の愛犬は高齢になりワクチン接種を控えるようになりましたが、それでも定期健診を受けています。
年を重ねると、愛犬の体の機能は少しずつ低下していきます。しかし、どんなに老いても家族の一員であることに変わりありません。その変化に対応するため、筆者が意識していることをいくつかご紹介します。
活動量や消化機能が低下した愛犬の体は、若いときと同じドッグフードに対応できません。そのためドッグフードは、高たんぱく・低脂肪・低カロリーのものや消化しやすいものなどを選んでいます。
視力や聴力が低下してくると、それまでは問題なかった段差などが大きな事故につながる可能性もあります。愛犬の様子をよく観察して、環境を改善してあげることが必要です
年を重ねると、今までの性格とは違う一面が出てくることがあります。怒りっぽくなる、大人しくなる、臆病になるなどの性格の変化は、加齢による自然なものです。
筆者も、愛犬が怒りっぽくなるという経験をしました。オムツ交換時に手を噛まれてアザだらけになったこともあります。しかしこれは、信頼関係がなくなったことを意味するわけではありません。
変化を受け入れて、今までと同じようにかわいがってあげることが必要です。
「関係性が変化していく家族」は、愛犬がいつかは自分の年齢を追い越してしまうという存在であることも表しています。子犬のときに迎え入れたとしても、いつかは介護が必要となり別れのときがやってきます。
また、子どもは社会的に自立して巣立っていきますが、愛犬は一生守っていくべき存在です。そのため、愛犬を迎え入れる段階で最期のときまで大切に守っていく覚悟をすること、その覚悟を持ち続けることが必要です。
愛犬を迎え入れる前には、日々のケアや遊び、さらには介護など、一生に責任を持つ覚悟があるのかを考える必要があります。その覚悟を持って大切にしてあげれば、飼い主と愛犬はお互いに良いパートナーになれるでしょう。
筆者の経験が愛犬との関わり方の参考となれば幸いです。ぜひ愛犬との暮らしを楽しんでくださいね。
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