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バーニーズマウンテンドッグのフォンデュ
住まい / 生活
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2021.11.13

バーニーズマウンテンドッグのフォンデュ

【犬の飼い主マナー】ほかのコの置き土産を横目に散歩マナーを考える

愛犬とお散歩をしていると、ほかのコのフンが残されたままになっている場面に遭遇することもありますよね。これを見ると本当にやるせない気持ちになります。いえ、やるせないどころか、そんな放置飼い主さんを現行犯で見つけようものなら、その場で正座させて小一時間説教をしてやりたいくらいの気持ちになります。もちろん、実際にそんなことはできませんが、しっかりとマナーを守っている飼い主さんは、私と同じような気持ちになる方も多いはず。
今回は、愛犬フォンデュとお散歩をする中で思う、お散歩中のマナーに関する考察をみなさんと共有したいと思います。

#バーニーズマウンテンドッグ / #バーニーズマウンテンドッグのフォンデュ

文:Qt/家庭犬トレーナー

地域によって全然ちがう飼い主マナーの常識

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愛犬と一緒に引っ越しをした経験のある飼い主さんはご存知だと思いますが、散歩に関するマナーは地域によって全然ちがいます。マナーが違うというよりは、飼い主さんの意識が違うと言ったほうが正しいかもしれませんね。

昭和な町のお散歩マナー

中核都市から「◯◯郡」と名のつく田舎町へ引っ越したわたしとフォンデュ。新しい町は、よくも悪くも昭和を思い出させるようなのんびりしたところでした。たくさんいる地域猫たちもみんなふくよかで幸せそう。
ただ、犬のお散歩マナーについては、残念のひとことに尽きます。

老若男女が暮らす街

新しい家のある場所はいわゆる新興住宅地で、今は建売住宅の建設ラッシュです。ですが、その周りにはまだまだ田んぼや畑も多く、昔ながらの住宅と新しい家とが混在する地域。古くからこの土地で暮らしている方もいれば、ここ2~3年の間にほかの地域から引っ越してきたという方もいて、住民の年齢層にも幅があります。

犬も歩けばフンに遭遇

この地域では犬を飼っている方も多く、お散歩をしていると必ずといっていいほど、ほかのワンさんたちとすれ違います。我が家は朝5時にお散歩に出かけるのですが、そんな時間でも2~3頭に会うので、みんな愛されてるなぁとほっこりする一方で、いたるところに落ちている犬たちの置き土産にガッカリもします。

いつもすれ違う方たちはみなさんお散歩バッグを持ってお散歩しているので、放置しているのはきっと違う時間帯にお散歩をしている方たちなのでしょう。

「犬は公園立入禁止」という悲しい現実

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飼い主のマナーが悪いためか、私の住む町の公園にはすべて「犬を公園内に入れないこと」という看板が掲げられています。今まで住んでいた街では、そんなルールはまったくなかったので、この看板を初めて見た時には驚きました。もちろん、今まで住んでいたところでも、放置フンがまったくないということはありませんでしたが、ほぼ見かけないことを考えると、やっぱり意識の違いなのかなと思います。

連帯責任というもどかしさ

マナーを守らない人はほんの一握りのはずなのに、その町全体の犬たちが公園に入れないという憂き目にあう連帯責任にもどかしさを感じます。だからといって、うちはマナーを守っているから公園に入れてもいいでしょ?っていうのも違います。町全体のマナーが底上げされて、すべての犬が堂々と公園に入れるようになるのが理想的ですよね。

マナーを向上させるにはどうしたらいいの?

では、マナーを向上させるにはどうしたらいいのでしょうか?これはとても難しい問題ですよね。
条例などで罰則をもうけている自治体もあるようですが、罰があるから仕方なくやるのではなく、飼い主の当然の責任として、全員が当たり前にできるようになるといいのになと思います。

ほかの街での取り組み【イエローチョーク作戦】

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京都府宇治市では犬のフン放置対策として「イエローチョーク作戦」という取り組みがされています。これは、地域の方と協力しておこなう取り組みで、フン害対策の効果があるとして現在では宇治市から全国に広がりをみせています。

イエローチョーク作戦

イエローチョーク作戦を簡単に説明します。

  • 犬のフンが放置されている場所を黄色いチョークで〇く囲み、発見日時を記入。(この時フンは片付けない)
  • 別の日に確認し、フンがなくなっていたら「ナシ」と記入し、まだ放置されたままなら、その確認日時を記入。
  • これを繰り返し、フンの放置を減らしていきます。

「気づき」をうながす

イエローチョーク作戦でどうして放置が減るのかというと、今までは放置することに何の抵抗もなかった人が、誰かに見られている、周囲の迷惑になっていると気づくことで、自発的に片付けるようになるという心理作戦です。

直接注意してしまうと、口論になったりまた別の問題が起きてしまう可能性もあるので、間接的に指摘することで片付けなければいけないことを自覚してもらう、いい方法なのではないかなと思います。

犬たちが堂々と公園に入れる町を目指して

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私の住む町も、ほかの地域を参考に何かしらの対策をしなければいけない時期なのかもしれません。飼い主全員の意識が高まってキレイな町にして、近い将来、堂々と愛犬と一緒に公園に入れるようになるといいなと思います。

  • 更新日:

    2021.11.13

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ライター・専門家プロフィール
  • Qt
  • 家庭犬トレーナー
  • 動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。 シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。