犬が前足をふみふみと足踏みするしぐさ。犬を飼っている方なら一度は見たことがあるのではないでしょうか?言葉が話せない分、犬はしぐさや行動で自分の気持ちを表現しています。
今回は、犬のしぐさや行動に隠れている気持ちを紹介していきます。

犬が前足を足踏みするのは以下の理由が考えられます。
犬が前足をふみふみと足踏みするしぐさには、嬉しいという気持ちが表れている場合があります。犬がキラキラした目で前足を足踏みしてくると、こちらまで嬉しくなるもの。足踏みのしぐさと一緒に目を細めて舌を出したり、しっぽを大きく振ったりと、犬は体全体で感情を表現してくれます。
嬉しい気持ちとは反対に、ストレスを感じている場合も。ブランケットやタオルなどの上で足踏みする、執拗になめるといった行為をブランケットサッキングと呼びます。心の病気が隠されている行動のひとつで、普段から頻繁に見られるようなら、寂しさやストレスがたまっている可能性があります。

感情表現で、ほかにも犬が見せるしぐさや行動を紹介していきます。
テレビを観ているときや、会話しているときに、犬が飼い主の体に前足を乗せてくるのは、飼い主の気を引きたい、甘えたい、といった心理からの行動です。そのほかにも、ご飯や散歩の催促や、おもちゃで遊びたいといったおねだりの感情があります。
犬が体をスリスリと寄せてきて、飼い主のそばでゆったりと寝そべっていたら、それは飼い主が好きな気持ちの表れです。犬の体が柔らかくゆるんでいたら、安心で、安全な人であると犬が感じている証拠です。
犬の感情をくみ取るためにも、犬を3秒なでたあと一旦手を止めて様子を見てみましょう。もっとなでてほしい場合は犬が前足でツンツンと催促してきたり、体をスリスリ寄せてきたりする場合もあります。もうなでないで欲しいときは、緊張して硬直したり、ほかの場所に移動したりします。
犬のしっぽが上がっているときは、興奮している場合があります。「攻撃したい」や「遊びたい」といった両方の気持ちが表れているので、その場の状況から感情の判断が必要です。しっぽが下がっている場合は集中している、しっぽが足の間に入っている場合は警戒や緊張している気持ちが考えられます。
犬が前足を噛んだり舐めたりするのは、グルーミング(毛づくろい)が目的の場合が多いでしょう。グルーミングは、毛についた汚れをとり、毛並みを整える作用があるほか、犬が安心感やリラックスしたいときに行うしぐさでもあります。
カーミングシグナルと呼ばれる犬同士のボディランゲージでも、自分の気持ちを表示しているサインとなるものがあります。あくび、目をそらす、暑くなく運動もしていない状態で舌を出して息をする、体を震わせる、といったしぐさは、犬が退屈さや恐怖心、緊張などを示している状態です。

犬が前足を足踏みしているとき、できることならその気持ちに応えてあげたいですよね。そんなときは以下を試してみましょう。
犬が飼い主にかまってほしくて前足を足踏みする場合は、名前を読んだり、なでたりすることで、犬の欲求を満たしてあげられる場合もあります。手が離せないときは、アイコンタクトだけでも満足する場合もあります。
犬は不安やストレスを感じると、飼い主に気持ちを伝えようと前足でタッチしたり、ブランケットやタオルの上で足踏みしたりすることがあります。その場合は、なでたり、遊んであげたりして、可能な限りストレスの原因となるものを取り除きましょう。

犬のしぐさには嬉しいというポジティブなものから、ストレスによるネガティブなものまで、さまざまありましたね。普段から愛犬のしぐさや行動をよく観察することで、愛犬のことを理解してあげられますよ。ぜひ、愛犬の気持ちに寄り添って、今以上にステキなパートナーになりましょう。