
注意点を踏まえてであれば、犬がルイボスティーを飲んでも大丈夫です。犬はカフェインが含まれているお茶を飲んでしまうと中毒症状を引き起こしてしまいますが、ルイボスティーはカフェインが含まれていないので、飲ませても問題ありません。
ルイボスティーは、南アフリカ原産のマメ科の針葉樹「ルイボス」を乾燥させたお茶です。原産地では「魅惑の健康茶」とも呼ばれており、健康効果が期待されています。
そんなルイボスティーには、どのような栄養素・成分が含まれているのか詳しく見ていきましょう。
ルイボスティーには、フラボノイドが豊富に含まれています。フラボノイドは強い抗酸化力がある成分で、100gあたり約29mg以上含まれています。ルイボスの抗酸化力は、緑黄色野菜の数倍~数十倍といわれており、アレルギーによる皮膚炎の緩和に役立つとされています。
ルイボスティーには亜鉛や鉄、カリウムなどをはじめとした、さまざまなミネラルが含まれています。そのなかでも含有量が多いのがナトリウムです。
ナトリウムは、細胞内外の浸透圧を一定に保つ働きがあります。また、筋肉の収縮や神経の情報伝達、栄養の吸収・輸送にも関与しています。(※1)
ルイボスティーには、ミネラル成分であるカルシウムとリンも含まれていますが、注目すべきはその割合です。犬の場合、カルシウムとリンの適切な割合は、カルシウム1.1~1.4:リン1です。ルイボスティーに含まれるカルシウムとリンの割合は1:1なので、犬にとって理想的な割合といえます。
カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない重要な成分です。(※2)また、リンはカルシウムとともに骨格を強化する役割を担っているほか、エネルギーの代謝にも関与しています。(※3)

ルイボスティーには、犬にとってメリットとなる栄養素・成分が豊富に含まれているものの、飲ませる際に注意すべきことがあります。
水代わりに常飲させないようにしましょう。主食である総合栄養食を食べているうえで、さらにルイボスティーをたくさん与えてしまうと、一部の栄養素の過剰摂取になり病気を誘発してしまう可能性があるからです。また、下痢や軟便になってしまうことも考えられます。
普段の水分補給は新鮮な水を基本とし、少量を与える程度にとどめましょう。
愛犬が結石になりやすい体質の場合は、与える量に注意が必要です。ルイボスティーには、結石の原因になるマグネシウムやカルシウムが含まれているので、飲みすぎると結石のリスクが高まってしまいます。
犬にとってルイボスティーは絶対に必要な飲み物ではないので、過去に結石ができてしまったコなどには与えない、もしくはごく少量にするようにしましょう。

「愛犬のごはんやおやつを手作りしてみたい!」という飼い主さんもいるのではないでしょうか。そんな飼い主さんのために、ここではルイボスティーを使ったおすすめレシピをご紹介します。身近な食材で簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
犬は夏になると暑さで食欲が低下しがちです。そんなときにおすすめなのが、さらっと食べられるルイボスティーの冷やし茶漬けです。ビタミンAや鉄、タンパク質が豊富なレバー入りで、犬の健康維持をサポートしてくれます。
材料(体重2kgの犬の1食分です。愛犬の体の大きさに応じて量を調整してください)
作り方
つるんとした食感のルイボスティーゼリーは、夏場の水分補給に役立ちます。熱中症対策として作ってあげてはいかがでしょうか。
材料
作り方

ルイボスティーには、活性酸素による脂肪の酸化を抑える抗酸化作用があるほか、ミネラルも豊富に含まれています。
しかし、常飲させてしまうと健康を損なう可能性があるので、与えすぎに注意しましょう。
今回ご紹介したルイボスティーを使った犬用レシピは、手間がかからずに作れるのでぜひトライしてみてくださいね。