犬を飼っていると、つい肉球を触りたくなってしまいますよね。しかし、愛犬の肉球を触った際にガサガサと乾燥しているように感じた経験はありませんか?そんな時、どんなケアをしてあげたらいいのか悩まれるかと思います。
本記事では、犬の肉球ケアが必要な理由と、具体的なケア方法について解説していきます。肉球の異常は日常生活に大きな支障をもたらすこともあるため、しっかりケアできるようにしていきましょう。
犬の肉球は、体にかかる衝撃を和らげたり、歩く際のグリップとして役立つだけでなく、地面からの熱を感じ取ったり、体温調整の役割をもつ大切な部位です。
しかし、地面と直接触れ合う部位でもあることから、トラブルが起きやすいといった特徴もあります。しかたがって、肉球をケアしてあげることで、犬の日常生活を助ける働きを期待できるでしょう。
では、具体的にどんなトラブルを解消できるのかについて解説していきます。
犬の肉球も人間の肌と同じように乾燥します。乾燥した肉球はひび割れを起こし、出血することがあるため、事前に保湿してあげることが大切です。
肉球は地面と接する機会が多いことから、雑菌が付きやすく、ひび割れから細菌が侵入して感染症に発展する可能性も考えられます。特に高齢の犬は乾燥しやすくなっているため、入念なケアが必要です。
犬の肉球ケアを怠ると、爪のように硬くなる「角質化」という状態になります。硬くなった肉球はあかぎれを起こし、出血を伴うことがあるため、注意が必要です。
あかぎれの度合いによっては、痛みによる歩行障害が起こることもあります。歩き方が変わると、骨格や関節でのトラブルにも繋がるため、事前にケアしておくことが大切です。
犬の肉球ケアの詳しいやり方を3つ解説していきます。全てをこなす必要はありませんので、できそうなものからチャレンジしてみてください。
一番基本的なケア方法が、肉球を清潔に保つことです。散歩中についた汚れや、家の中のホコリは雑菌の繁殖に繋がります。したがって、犬用のウェットティッシュなどで拭き取ってあげるのがおすすめです。
しかし、頻繁に拭いていると乾燥を助長してしまうため、拭きすぎには注意しましょう。また、シャンプーをする際にも、肉球を洗い忘れないことが大切です。
肉球の乾燥を防ぐには、ペット用保湿クリームを塗ってあげるのがおすすめです。ペット用保湿クリームには、様々な種類があるため、以下のような項目をチェックして購入するようにしましょう。
保湿力に関わる成分には、馬油やホホバオイルなど、商品によって違いがあります。愛犬の体質に合うものを選んであげるようにしましょう。
保湿クリームを選ぶポイント
人間用の保湿クリームを犬に使用することはおすすめできません。人間用の保湿クリームは舐めてもいいようには製造されていないからです。
また、犬にとっては匂いがきついこともあるため、気になって余計に舐めてしまうこともあります。
商品によっては舐めても安心なものもあるかもしれませんが、体調崩す可能性がある以上、ペット用の保湿クリームを使うことが望ましいでしょう。
保湿クリームが体に合っていない場合は、塗った後にかゆみを引き起こすことがあります。犬はかゆみを感じると、肉球を舐めたり噛んだりしてしまい、指間炎という病気を発症することがあります。
したがって、保湿クリームを塗った後の様子も観察しておくようにしましょう。
肉球をマッサージすることで、血行を促進し、角質化の予防になります。やり方としては、肉球に保湿クリームをなじませ、親指で優しくギュッと肉球を押してあげます。
犬が気持ちよさそうにしているのであれば、10分程度行ってあげるといいでしょう。嫌がっている場合は、押す力が強いか、触られたくないということなので、無理に行う必要はありません。
保湿クリームによる肉球ケアを行う際は、1日2回程度を目安にするといいでしょう。時間帯としては、散歩の前後に行うことで乾燥を防ぐことができます。
また、クリームを塗る際に、肉球が少し硬くなってきていると感じたら、マッサージも一緒に行ってあげましょう。
肉球ケアはあくまで乾燥や角質化の予防として行うものです。したがって、すでにひび割れやあかぎれが生じている場合は、保湿クリームを塗ったり、マッサージをするのは控えましょう。
愛犬の肉球に異常があると感じたら、獣医師に相談し、正しい処置を行ってもらうようにしてください。
肉球は犬が日常生活を送る上でとても大切な部位です。だからこそ、異常が起きていないかを細かくチェックしておくようにしましょう。
肉球の状態のチェックをする際は、ついでに保湿クリームやマッサージによるケアをするのがおすすめです。直接触れることでコミュニケーションが生まれ、絆を深めるきっかけにもなるでしょう。
肉球ケアで、愛犬が楽しく健康な生活を送るための手助けをしてあげてください。