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2021.11.13

手づくりごはん|パートナーに優しいレシピ【第4部】|vol.9

パートナーに優しいレシピ|愛犬に毎日感謝・これからもずっと感謝

11月22日はいい夫婦の日。犬には関係ない日だと思っていたら、実は「ペット達に感謝する日」でもあるのだそうです。「11→ワンワン、22→ニャーニャー」ということから、この記念日ができました。
昨年からの外出制限で、家に愛犬がいてくれて良かったと感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし生活が以前に戻りつつある今、その変化に戸惑ってしまう犬も増えてきているそうです。
今までになかった愛犬の行動に困ってしまった時は、きっと愛犬も困っています。そんな時は怒るのではなく、お家時間を助けてくれた愛犬に感謝の気持ちで返したいですね。今日はそんな飼い主さんを応援するお話をしたいと思います。

#パートナーに優しいレシピ

さの さえこ/犬の東洋医学生活管理士

孤独を癒し明るい毎日をくれる犬たち

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外出制限によって訪れたペットブームについて、世界の色々な地域で調査が行われています。その中で、お家時間を埋めるために犬を迎えたという飼い主さんであっても、「この子のいない生活は考えられない」と答えた人が100%に近い比率だったことは、とても嬉しいと思いました。

愛犬の存在が心と体の支えになっている

生活スタイルの変化で犬を迎えた家庭に向けたアンケートでは、愛犬が家にいることで自宅で過ごす時間が増えても穏やかでいられたという意見が多く出ています。

私も先日就職活動で1ヶ月ほど家に閉じこもっていましたが、うちのコがいると必ず朝晩の散歩に出るので社会とのつながりが途切れることはありませんでした。家にいても遊んだりお世話したり常に温もりを感じられたので、孤独感もなくとても楽しい毎日でした。

多くの飼い主さんが、在宅勤務や外出制限の中で抱えがちなストレスを愛犬のお陰で乗り切れたと感じているように思います。

愛犬を通してSNSで交流する機会が増えた

外出制限でお家時間が長くなった方の中には、自分の愛犬を通してSNSでの交流が増えたと感じている方もいるようです。犬は実生活だけでなく、インターネットの世界でも社会とのつながりを持たせてくれる存在なんですね。

私自身はSNSが全く続けられない性格なので放置してしまっていますが、近所の飼い主さんのインスタに時々うちのコが登場させてもらっているらしく、その話を別の飼い主さんから教えてもらうと何だか嬉しくなります。

家に帰って夫にそんな報告をする時間も私の楽しみの1つです。他愛もない話題が家の中の雰囲気を明るくしてくれる気もします。

犬は癒しをくれるだけの存在ではない

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ずっとリモートワークやオンライン授業を行っていた飼い主さんも、外出制限の緩和とともに生活スタイルが元に戻る方も増えてきているのではないでしょうか。また、病気などのどうにもならない理由で、家を空けることになってしまった飼い主さんもいるかもしれません。
そんな変化の中で愛犬は戸惑い、いつもと違う行動に出てしまうことがあります。その一部をご紹介します。

散歩時間の調整が難しくなってくる

通勤や通学にかかる時間がなくなることで、愛犬のお世話や散歩も無理なくできていた飼い主さんも、通常の体制に戻ると平日は時間がなくなってしまったかもしれません。

家にいるわずかな時間で愛犬のお世話をするのは意外に大変です。フルタイムで働いていると、仕事と散歩で1日が終わってしまいますよね。疲れもやりたいことも週末に向けてどんどんたまっていき、愛犬との時間も減ってしまいます。

事情がわからない愛犬にとって、それはとても寂しいことです。そんな気持ちを紛らわせるために、自分の足や尻尾を舐め続けて毛が変色したり、むしってハゲてしまったりした子もいました。

突然の留守番や飼い主不在で不安定になる

飼い主さんが病気で入院を余儀なくされたり、リモートワークなどが解除になって家を空けることになったりすることで、それまで飼い主さんとずっと一緒にいた愛犬は不安になってしまうことがあります。 突然、吠えることが増えた、飼い主さんを噛むようになった、嘔吐や下痢をするようになったということは、そんな不安な気持ちからくる愛犬のストレスサインかもしれません。

家の中で飼い主さんが愛犬から癒しをもらっていた毎日は、同時に愛犬にとっても安心できる環境だったのです。その環境が失われた時、犬の心は傷ついてしまうのですね。

困った行動・留守番の心配解消のアイデア

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生活環境の変化が愛犬のストレスの原因だとわかっていても、飼い主さんもきっと自分のことでいっぱいいっぱいで、つらいなぁと感じているかもしれませんね。
でもちょっとした気持ちの切り替えや工夫で乗り切れることもたくさんあります。愛犬との生活が苦痛にならないための生活のヒントをご紹介します。

忙しい時間をやりくりできる生活の知恵

以前、離婚してそれまで飼っていた犬を引き取った方が、平日は仕事が遅くてほとんど愛犬の相手をしてやれず、愛犬を里親に出そうとしたことがありました。3歳の小型犬だったので何十人も候補者が現れ、すぐに里親が見つかるだろうと誰もが思っていました。

でも結局、その方は愛犬を里子には出しませんでした。やっぱりかわいくて、離婚の寂しさを埋めてくれた愛犬がいなくなった時のことを考えると、手放せなかったのです。

愛犬との時間を作る仕事の効率化

その飼い主さんは生活を見直しました。それまでためていた有休を積極的に使い、家事や仕事を短時間で終わらせられるように効率を上げ、平日は仕事と愛犬の世話をするだけの日と決めて過ごしました。

がんばっている飼い主さんのことがわかったのでしょうか。愛犬は問題行動も起こさずその生活に馴染んでくれて、飼い主さん自身も仕事がテキパキできるようになったことで、休みを取っても社内での評価は上がったそうです。

愛犬を想う気持ち、助けてもらった感謝の気持ちが飼い主さんを動かし、結果的に飼い主さんの社会的な地位をも向上させたすてきなお話だと思いました。

留守番の不安を解消するためのアイデア

どうしても愛犬が留守番になってしまう時、飼い主さん1人でも解決できる方法です。周りに頼る人がいなくても何かしたいと思った時に、こんな方法はいかがでしょうか。

1人でもできる留守番対策案

  • ドッグテレビをつけて外出する
  • 見守りカメラを導入する
  • リモートコントローラーを使う
  • 預かり先支援団体を頼る

ドッグテレビをつけて外出する

先日「パートナーに優しいレシピ|犬がテレビを理解できる時代の到来」でご紹介した、犬が観るためのテレビ番組です。犬の視力に合わせた画質とバリエーション豊富な番組構成で、犬が楽しめるようなものになっています。留守番中の愛犬の暇つぶしにおすすめです。
うちのコも一生懸命首を傾げながら観ていて面白かったです。

ドッグテレビ

見守りカメラを導入する

最近は見守りカメラを自宅に取り付ける飼い主さんも増えているようです。カメラを通して自宅にいる愛犬に声をかけることもできるので、仕事の昼休みなどにコミュニケーションが取れるかもしれませんね。

リモートコントローラーを使う

「パートナーに優しいレシピ|愛犬を熱中症にしないための停電対策」でご紹介した「REMOHO スマートコントローラー」は、スマートフォンを利用して遠隔でエアコンなどの操作ができるアイテムです。

エアコンだけでなく電気やテレビなどの操作も可能なので、帰りが遅くなる時は明かりをつけてあげるなど、愛犬のため、防犯のためにも役立つのではないかと思います。

預かり支援団体を頼る

飼い主さんがどうしても長期間留守にしなくてはならなくなった場合、ペットホテルでは経済的に負担も大きいかもしれません。
そんな時は、預かり支援団体を頼るのも1つの方法です。環境省のホームページで、困った時の相談先が紹介されています。飼い主さんがつらい時は少しでも安心できる状況を作ることが大切なので、利用を考えてみてくださいね。

参考文献

がんばろうね!ありがとう!をおやつに

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うちのコにがんばってもらわなくてはいけない時、そしてがんばってくれた時には、「がんばろうね」「がんばってくれてありがとう」の気持ちをこめて、少しだけおやつをあげています。

留守番中はおもちゃにおやつを詰めて

写真の左側にあるアミアミボールなどは、留守番中に食べてもらうおやつ入りのおもちゃです。右側のおやつやドッグフードを少しずつ入れて置いていきます。

色々な形のおもちゃに入れているので、振り回したり転がしたりしなければ食べられません。ちょっと頭を使って食べなくてはいけないところが知育にもなってるのかな?と思います。

帰ってきた時もおつかれさまのおやつを

写真でうちのコの前にある小さなお皿が、私が帰宅して夕食を食べる時にうちのコにあげるおやつです。今回は留守番用のおやつを並べてみましたが、ゆでた肉などにすることもあります。

おやつは食べすぎれば良くないものになってしまいますが、ほんの少しなら愛犬の心を満たすのにとても役立ってくれるおいしいアイテムです。夢中で食べる姿は私も嬉しくなります。

感謝の気持ちを愛犬に少しずつ届けよう

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私たちの生活を豊かにしてくれる犬たち。でもさまざまな社会情勢に流されてしまう私たちの生活は、同時に愛犬たちにも影響を与えてしまうことがあります。

原因がわかっていても、生活に追われてしまうと愛犬のいつもと違う困った行動が重荷に感じ、うまく接してあげることが難しいこともあるかもしれません。でもそんな時こそ、今まで愛犬に助けてもらった感謝を伝える機会ではないかと思います。

もし飼い主さんが愛犬とふたりきりの生活だったとしても、愛犬にしてあげられることはたくさんあります。飼い主さんが感じている愛犬への感謝の気持ちを、ひとつずつ形にして愛犬に届けられるといいですね。

  • 更新日:

    2021.11.13

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ライター・専門家プロフィール
  • さの さえこ
  • 犬の東洋医学生活管理士2級、ドッグライター
  • 子供の頃はアレルギーで飼えなかった犬を、大人になって初めて迎えることができました。しかし里子で迎えた初めての愛犬は、外耳炎、歯肉炎、膿皮症、膝蓋骨脱臼を持っていました。 この子をきれいな体にするにはどうしたら良いか。そんな気持ちから得た経験を、「犬の食」を通してお伝えできればと思っています。

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