人間の赤ちゃんでもそうですが、何か不思議なモノを見つけると、どうしても咥えてしまうのは犬も同じみたいです。特に茶々のような日本犬の場合は、まずは匂いを嗅ぎ、大丈夫そうだったら口に咥えたり、齧ってみるなど、そんな習性があるように思えます。
そんな茶々が誤飲してきた異物を紹介していきます。
よくメガネを購入すると、ケースと一緒に付いてくるメガネ拭きがありますよね?大きさは10センチ四方ほどでしょうか。飼い主がメガネを拭いたあとに、きっと何かの拍子で落としたものでしょう。タタッと走ってパッと咥えて、自分のものにしてしまいました。
ところが柴犬という犬種は頑固で独占欲が強いもの。なかなか返してくれません。強引に取り上げようとすればするほど意固地になります。
しまいには自分のケージの中へ持ち込み、そこでカジカジと…飼い主もメガネ拭きがないと困るため、ケージの中で取り合いっこをしました。ところが茶々は取られまいと思ったのか、深く奥歯で噛み締めるやゴクンと飲み込んでしまいました。
慌てた飼い主ですが、病院へ連れて行こうか迷ううちに、あっさりと吐いてしまったようです。メガネ拭きは胃液でベッタリ。茶々もさすがに懲りたのか、メガネ拭きに執着することはなくなりました。
今度はドライフードを計量するためのプラスチック製カップがやられました。やはりフードの匂いが付いているのでしょう。これも飼い主が計量中にササッと近づいてパッと咥えて逃げてしまいました。
ところが大変だったのがそれからでした。またしても飼い主が取り返そうとしたところ、なんとバリバリと?み砕き、そのままゴクンと飲んでしまいました。
さすがにこれはいけないと思い、かかりつけの動物病院へ直行です。レントゲンで撮ると、やっぱり粉々になったカップが胃に入っていました。すぐに処置をお願いして事なきを得ましたが、普段から気を付けていても、もっと注意が必要だと感じた飼い主でした。
異物の大きさにもよると思いますが、小さなものだとそのまま胃から腸を通って外へ出てくることが多いでしょう。しかし比較的大きなもの、または毒性のあるものやアレルギーの原因になるものについては、やはり動物病院で処置してもらったほうが良いでしょう。
飲み込んだ直後ですと、胃の中に異物が残っているため、嘔吐を誘発する催吐剤を注射してもらいます。これはかなり即効性があって、ものの10分ほどで胃の内容物を吐き出します。茶々がプラスチック製カップを飲み込んだ時は、これで対処しました。
いっぽう大きなものを飲み込んだ場合、飲み込んで時間が経ってしまった時は、催吐剤を投与しても効果は薄いでしょう。腸閉塞など重篤な症状にならないうちに、医師としっかり相談することが必要です。
最悪、開腹手術になる場合があるため、そうならないように日頃からの注意が大切でしょう。
子犬の頃から異物を飲み込むクセがあったため、やはり飼い主も賢くなります。普段から部屋を散らかさないよう小まめに掃除するようになりますし、靴下やタオルなど咥える恐れのあるものは届かない場所に収納しています。
それから散歩中もそうですね。たまに思いもしない物が落ちていますから、歩きながら注意深く路面を見ています。誰かが食べ残した唐揚げやウィンナーに茶々が引き寄せられるのを見てビックリした記憶があります。
いずれにしても犬の行動は予測できませんから、普段からしっかり注意してあげましょう。
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