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目を閉じて眠る3匹のトイプードルの子犬
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2021.10.21

子犬が鳴くのをやめさせる方法は?鳴く理由と鳴かせないためのコツ

子犬がなかなか鳴き止まない時はどうすればいいの?と悩んでいる方は多いですよね。子犬が鳴いてばかりいると子犬はもちろん、家族までストレスを感じてしまい、せっかくの楽しい時間も台無しになってしまいます。
ここでは、子犬が鳴き続ける理由や鳴くのをやめさせる方法についてご解説していきます。

監修:加藤 みゆき/獣医師(文:ルエス 杏鈴/犬訓練士)

子犬が鳴く理由4つ

地面の上に立って上を見上げて微笑むビーグル犬の子犬

子犬が鳴くのをやめさせる前に、まずは子犬がどうして鳴くのかを頭に入れておくようにしましょう。子犬が鳴く理由を理解して見分けてあげることで、スムーズに鳴くのをやめさせることができますよ。ここでは、子犬が鳴く4つの主な理由をご紹介していきます。

【1】不安を感じている

家にやってきたばかりの子犬が鳴くのは不安が原因となっている場合が多いです。小さな子犬が母犬や兄弟犬から離れて新しい場所に1匹でやってきたのですから、不安になって当然ですよね。

【2】興奮している

子犬は興奮している時に鳴くことがあります。特にエネルギーが有り余って遊びたい時には「キャンキャン」と大きな声で鳴きますよ。

【3】甘えている

家族に甘えたり相手にして欲しい時に子犬は鳴く場合があります。この場合は、子犬の相手をしてあげると「鳴いたら遊んでくれる」と子犬が思ってしまい、無駄吠えに発展してしまう場合があるので注意が必要です。

【4】生理的欲求

子犬はお腹が空いていたりトイレがしたかったりなどの生理的欲求を家族に伝えるために鳴く場合があります。

子犬を「鳴かせない」ための環境づくりのコツは?

顔をなめ合う可愛すぎる2匹のチワワの子犬

子犬が鳴くのをやめさせる一番手っ取り早い方法は、「鳴かせない」ための環境づくりに取り組むことです。ここでは、子犬をそもそも泣かせないための環境作りのコツをご紹介していきます。

はじめのうちは家族のそばに寝床を設置

子犬が家にやってきたはじめの数日間は不安な気持ちをいっぱい感じています。特に夜になると1匹で寝たことのない子犬は不安を感じて夜鳴きをしてしまうことが多くあります。

そんな夜鳴きをそもそもしなくてもいいように、はじめの数日間は子犬のサークルやケージの横で家族が寝てあげるようにしましょう。

留守番前に子犬を少し疲れさせよう

子犬を留守番させる場合は事前に少し疲れさせるようにしましょう。子犬を少し疲れさせてから留守番させることで、留守番中は子犬がぐっすりと眠ってくれるので、不安になって鳴いてしまうのを防ぐことができます。

また、留守番だけに限らず、「サークルに入れたら鳴く」「車に乗ったら鳴く」などの様々な場面でも、事前に少しだけ疲れさせてあげることで子犬が鳴くのを防ぐことができますよ。

分離不安は知育玩具やおやつで防ごう

家族が離れると不安で鳴いてしまう分離不安傾向のある子犬は、知育玩具やおやつで気を紛らわしてあげるようにしましょう。家族がお出かけする直前におやつを詰めた知育玩具や噛んで遊べるおやつを子犬に渡しておくことで、子犬の不安な気持ちを和らげてあげることができますよ。

生活リズムを大切にしよう

子犬のうちは生活リズムをしっかりと作ることが大切です。子犬がお腹を空かせないように食事は少ない量を数回に分けて与えるようにしましょう。

また、子犬はトイレを長く我慢できないので、数時間おきにトイレをさせるために出してあげたり、トイレのスペースを清潔に保つようにしましょう。

子犬が鳴くのをやめさせる方法3つ

首をかしげてこちらを見つめる可愛すぎるトイプードルの子犬

子犬が鳴いてやめさせられない場合はどうすればいいのでしょうか?ここでは、子犬が鳴くのをやめさせる3つの方法をご紹介していきます。

原因を冷静に見極めよう

まずは子犬がないている原因を冷静に見極めるようにしましょう。子犬が生理的欲求で鳴いているであれば、その生理的欲求を満たしてあげることであっさりと鳴きやむ場合がほとんどです。

少しずつ慣らしてあげる

子犬が何らかの不安を感じて鳴いてしまう場合は、子犬が不安に感じている状況に少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

例えば、1匹で留守番をするのに子犬が不安を感じてしまうのであれば、初めから1時間留守番させるのではなく、5分などの短い時間から少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

また、サークルやクレートを嫌がって吠える場合も、サークルで過ごす時間を少しずつ伸ばしていくことで子犬が吠えるのをやめさせることができますよ。

無視をする

子犬が家族に相手をして欲しくて吠えている場合は子犬を無視するようにしましょう。家族としては小さな可愛い子犬を無視するのは心が痛むのですが、ここで相手をしてしまうと逆効果になってしまいます。

子犬がなかなか鳴き止まない場合はサークルに布をかぶせてあげると落ち着いて鳴きやむ場合があります。子犬が鳴き止んだら、しっかりと褒めてあげてたくさん遊んであげるようにしましょう。

子犬が鳴くのをやめさせるしつけは気長に取り組もう

カラフルな丸いおもちゃを噛む可愛すぎるラブラドールレトリバーの子犬

ここでは、子犬が鳴くのをやめさせる方法についてご解説していきました。子犬が鳴くのには何らかの理由があることを頭に入れて、その原因から適切な対策方法を考えるようにしましょう。

なかなか子犬が鳴き止まないと飼い主までストレスを感じてしまう場合がありますが、しつけには忍耐を持って気長に取り組むようにしてくださいね。

  • 更新日:

    2021.10.21

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ライター・専門家プロフィール
  • 加藤 みゆき
  • 獣医師
  • 日本獣医生命科学大学(旧・日本獣医畜産学部)を卒業後、獣医師として埼玉県内の動物病院にて犬・猫・小鳥の小動物臨床とホリスティック医療を経験。その後、小動物臨床専門誌の編集者を勤めた後、現在は都内の動物病院にて臨床に従事。 日々発展する小動物臨床の知識を常にアップデートし、犬に関する情報を通じて皆様と愛犬との暮らしがより豊かなものとなるように勉強を重ねて参ります。