キャンプやビーチはもちろん、室内でくつろぎ用のベッドとして使用できる犬用のハンモック。最近では、インテリアにもなるお洒落なハンモックや本格的な防水機能付きのタイプなど種類も豊富に揃っています。
中南米の先住民が寝具として使用していたハンモックは、コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことから、普及したとされています。当初、軍用戦で使用されていたハンモックですが、やがて一般の船舶でも船員の寝具として使用されたことから、世界中に広まったとされています。
ハンモックの特徴は、なんといっても心地よい揺れと体が包み込まれる安堵感。そんなリラックスできる寝心地は、人用も犬用も同じです。
なお、犬用のハンモックは、人間用ほどには揺れない作りとなっていることが特徴で、犬だけで使用していても落ちないように安全性を重視した設計となっています。また、車内の汚れ防止や移動用など用途に合わせてデザインされている事も特徴と言えます。
アウトドア、室内どちらでも使用でき、室内ではインテリアとしてもアクセントになる犬用のハンモック。初めてのものには慎重になりがちな犬ですが、寝心地の良さからハンモックにハマる子が続出しているようです。
そんな犬用のハンモックですが、メリットだけではなくデメリットにも注目してみましょう。
ハンモックは、床や地面に直置きするマットやベッドとは違い、何かに吊り下げて使用するため接地面がないことが特徴です。真夏でも通気性がよいので、暑がりの犬たちにとっては快適な居心地が得られることが大きなメリット。
また、メッシュ素材タイプを選べば、水遊びの後に使用できる点も魅力です。
心地よい揺れが魅力のハンモックですが、中には揺れが怖いと思ってしまったり、車酔いと同じようにハンモックに酔ってしまう可能性があります。
また、寝返りや動きが激しい犬の場合はハンモックから落ちてしまう危険性も。揺れること自体がデメリットとなる場合は、ハンモックの使用は避けた方が無難と言えます。
犬用のハンモックは、スタンドに取り付ける自立型、人間用と同じ木や天井などに取り付ける吊り下げ型の2タイプがあります。
足つきのタイプが自立型のハンモックです。インテリアにも向いている洒落たデザインの室内用から、アウトドアで使用できる機能性重視のものまで、豊富な種類が揃っていることが特徴です。
ゆらゆら揺れる。吊り下げ型は、布の両サイドにバーを使用しないクラシックタイプ、バーに布が固定されているバー付きタイプ、ハンモックチェアの3種類があります。
大型犬の場合は、ハンモックチェアや飼い主も一緒にリラックスできる二人用などの大きめのクラシックタイプハンモックがおすすめです。
なお、バー付きハンモックは布をピンと張って使用するため、乗る場所や揺らし方によって回転してしまう危険性があり注意が必要です。
キャンプなどのアウトドアや室内でも使用できるハンモック。愛犬のくつろぎアイテムとして購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、犬用ハンモック選びのポイントをご紹介します。
ハンモック選びで最も気にしたいのが耐久性です。1枚の布地で犬の体重を支える設計となっているハンモックは、丈夫な布で作られていることが大前提です。
メッシュやロープを編んであるネット状のタイプの場合は、使用されている素材をしっかりと確認することが大切。耐用年数がどれぐらいであるかも販売元に確認しておくと安心して使用できます。
キャンプや車内で使用するハンモックは、機能性にも注目したいところ。特にアウトドアでの使用をメインとする場合は、防水性や耐候性をチェック。また、車内で使用するハンモックでは、滑り止め機能は必須です。さらに、ハンモックを吊るすベルトの素材や耐久性を確認しておきましょう。
どんなにデザイン性が高いハンモックでも、重量があり持ち運びができなければ使いやすいとは言えません。部屋の中での移動はもちろん、折りたたみ収納やアウトドアへの持ち出しができるかなど、ライフスタイルに合わせた仕様を選びましょう。洗濯や交換が可能かもチェックしたいポイントです。
ドッグコットと混同されがちなハンモックですが、ハンモックがゆらゆら揺れるのに対し、ドッグコットは揺れない設計です。心地よい揺れがハンモックの魅力。そんなリゾート気分を堪能できる犬用ハンモックと飼い主と一緒にリラックスできるハンモックに加え移動時に使用できるハンモックをタイプ別にご紹介します。
安全性を重視して犬用ハンモックを選ぶなら自立型がおすすめです。室内用のハンモックは主に小型犬用が中心です。
タイ・バンコクを拠点にペットグッズの開発・製造を行っているバーキテックは、そのデザイン性の高さと使い勝手の良さが注目されているブランドです。そんなバーキテックがリリースするペット用ハンモック・ラウンジャーは、丈夫なゴムの木をフレームに使用した耐久性を重視した設計です。
クッションカバーは丈夫なキャンバス地で取り外して洗濯可能です。シンプルなデザインは、他のインテリアにもマッチします。耐荷重は体重15kgまで。
映画のワンシーンに出てくるようなティアドロップ型ハンギングチェアタイプのハンモックは、室内だけではなくテラスや庭にも置くことが可能です。
人用と同じデザインのペット用は体重15kgまでの小型犬向け。ポリエチレン樹脂製の人工ラタンは湿気や紫外線にも強く、籐に比べカビが生えにくく割れなどにも強い優れもの。クッションカバーは取り外して洗濯が可能です。
多数の要望を受けて生産が開始された、お家でリゾート気分が味わえるペット用のハンモックです。繊細な見た目ですが、日光やカビ、サビに強い材質を使用しているため問題なく屋外で使えます。
アウトドアで活躍する犬用ハンモックは、工具不要の組み立て式や吊り下げタイプを選ぶことがポイントです。また、軽量で防水機能があり、さらに傷や汚れに強い耐久性の高いタイプがおすすめです。
軽くて丈夫、そして通気性に優れた素材がパラシュート用の生地です。切り裂きにも強く柔らかい事も特徴の一つ。そんなパラシュード生地を使用したハンモックはコンパクトに収納でき持ち運びも簡単です。付属の蚊帳を取り付ければ、虫に刺される心配もなく、落下の危険性も軽減します。
アウトドアで1度はハンモックに揺られてみたい、そんな憧れのハンモックを愛犬と楽しむなら、老舗ブランドのものがおすすめです。このLA SIESTAは、ドイツで誕生したハンモック専門ブランド。
独自開発のハンモック専用素材ハマックテックは、コットンのような柔らかな手触りながら全天候型で速乾性に優れ、紫外線にも強い特性を持ちながら、発色の良さも併せ持っています。本格派を目指す方にはおすすめのハンモックです。
2020年に初登場し、キャンパーから熱い視線を向けられているのがテント型のハンモックです。吊り下げタイプのティピー型テントは、アウトドアはもちろん室内では天井から吊り下げることもできます。防カビとバクテリア処理がされた1200Dの防水オックスフォード生地を使用し、耐荷重は200kgと飼い主と一緒に愛犬が使用しても安心の耐久性です。
暑さや害虫から身を守るために考案されたハンモックですが、この発想を利用してデザインされた犬とのお出かけ用アイテムが、車用ハンモックと小型犬の移動用ハンモックです。
犬と一緒にキャンプやドッグランなどアウトドアへお出かけすると、気になるのが車内の泥汚れや水濡れ。そんな汚れを防止してくれるのが前部座席側と後部座席の間に吊るして使用できる車内用のハンモックです。滑り止め加工がされた素材を使用した車内用ハンモックは、汚れ防止だけではなく犬の転倒防止にもなります。
歩行が困難になったシニアの小型犬のために開発された斜めがけできるキャリーがペットハンモックです。キャリーの中で犬が立ち上がらないために、底板をなくしたハンモックタイプに設計されていることが特徴です。
飼い主のぬくもりを感じながら抱っこされているのと同じ感覚で、犬がリラックスできるキャリーバッグとして発売当初からのロングセラー製品です。発売以来、20年の間にさまざまな改良が行われ、さらに使い勝手が向上しています。
アウトドアに限らず室内でも活躍するハンモック。そのゆらゆら感は犬も病みつきになること間違いなしです。そんな心地よさを堪能できるハンモック選びでは、用途や耐荷重を確認することが大切です。
また、犬が使用するときには、なるべく低く設置し落下防止を心がけることも重要なポイント。インテリアとしてもお洒落度抜群のハンモック、この記事を参考にして愛犬にプレゼントしてあげてはいかがですか?