私は2016年4月14日の「熊本地震」発生時、熊本県で愛犬と一緒に暮らしていました。これを機に愛犬の防災に興味を持ちました。
今回は、8歳の「ポメラニアン」と暮らす我が家の災害対策について、防災を考え始めるようになったきっかけや体験談を交えながら、犬用防災グッズまでをご紹介します。

我が家の「サナ」はポメラニアンの女の子で、今年で8歳になります。
そんな彼女が我が家にやってきて3歳になったばかりの2014年、皆さんの記憶にも新しい、大きな被害をもたらした「熊本地震」が発生しました。
地震発生時、私はアルバイトのために家を空けていました。我が家には愛犬のみが取り残された状況。
一緒に働く同僚たちと一緒に1台の携帯をテレビ画面にし、即座にニュースを確認。その悲惨な光景に鳥肌が止まりませんでした。
アルバイト自体はすぐに切り上げになり帰宅を指示されましたが、自宅に到着するまでは気が気ではありませんでした。
幸いにも急いで自宅に帰ると、玄関で私の帰りを待っていたサナの無事な姿。彼女の心細そうな目を見た瞬間、飼い主としてもっと愛犬の防災に力を入れなければならないと決意しました。
この「熊本地震」での経験をきっかけに、今まで調べたことのなかった「犬の防災グッズ」について調べてみました。
するとネットにもSNSにもたくさんの情報があふれていて、こんなにも予防できることがあったんだと驚いたのを覚えています。
今回は怖い、心細い思いをさせてしまったけれど、愛犬のサナが無事だったことをとにかく幸運に思って、次に備えていこうと思いました。

上述のような経験もあり、犬と暮らす我が家にとって万が一自分たちが被災した場合を想定すると、やはり日頃の準備が何よりも肝心だと思っています。
もしもに備えて、今から準備していること・これから備えを一層強化しようと考えていることをご紹介します。
熊本地震で一番不安に思ったことが、「愛犬の様子を見ることができないこと」でした。
少しとはいえ離れた場所にいた私は、自宅に帰るまでに時間を要しました。
その間サナが無事なのか、確認する手段がなかったことがとても不安材料だったので、地震が落ち着いて真っ先に用意したのがドッグカメラです。
ドッグカメラと言っても私が使っているのは就寝時などに幼児の様子がわかるベビーカメラ。種類も豊富で鮮明に移り、携帯電話とも連結できるので重宝しています。
一緒に逃げる時のことを考えると、人間用の防災バッグは市からもらったものにいくつか必要そうなものを追加して持っているのに対し、愛犬用のものはないことに気づきました。
そのため一緒に逃げられたとしても、ドッグフードなどの犬に必要なものが入っていません。
今回の地震の経験を活かし、犬用の防災バッグを用意しいつでも逃げられるよう、また逃げた後に困らないよう対策しています。
今回は外に出ることがなかった愛犬ですが、後日テレビで被災の状況をみると家屋が崩壊している場面が多く映し出されていました。
そのように家の一部が壊れ、万が一愛犬が外に飛び出してしまった時のことを考え迷子札を用意しました。
首輪はいつでもつけていたので、簡単に住所と私の名前を書いた札を首輪に装着して終了です。手間もかからないのでお勧めです。

愛犬の安全を守り、万が一の時に一緒に生き残るためには「何もないときの準備」が大切だと身をもって感じました。
私の体験談を読んで、一人でも多くの方が万が一に備えた準備をしてくれたらうれしいと思います。
また、一人ではなかなか準備が大変になると思うのでdocdocの記事などを含め様々なホームページやSNSの体験記事を参考に、ご自身にぴったりのものに出会えるまで楽しく探してみることをお勧めします。
私のおすすめグッズをご紹介するので、是非参考にしてください。
ドッグカメラは被災時、自分が家を空けている間も愛犬の様子を見ることができます。
もし自分が遠くにいてすぐに駆け付けられない時も、様子を把握し、最悪の場合誰かに代わりに救出を依頼することもできます。
また防災目的以外でも活用することができるので、買っておいて損のない商品です。
防災対策として自分たち用の防災バッグを準備しているお宅も多いことと思います。
そこで見落としがちなのが、愛犬用の防災バッグです。人間用の防災バッグには防寒服や食料などは充実していますが、犬用の食事などは含まれていません。
逃げた後、「生き延びる」ことを考えた備えが必要です。
万が一、家屋の崩壊などで愛犬が家を出てしまったときに備えて「犬が戻ってくる環境」づくりは大切です。
ドッグタグが付いていれば、住所や名前を入れておくことができ保護された場合に自宅へと帰ってくる確率が高まります。
常についている首輪に簡単に装着することができるので、犬側の抵抗感もなく簡単に安全対策を練ることができ、かつ高価なものではないので低価格で手に入れることができます。


防災はやってやりすぎなことはありません。いつ何時襲われるかわからない天災に、十分に対応できるよう日々の備えが最重要です。
愛犬たちは自分で自分の身を守る手段がありません。大きな悲しみを抱える前に、できることをやって、いつでも災害に対応できる準備と心構えをしておきましょう。
今回の私の記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
9月の防災月間中は、毎日お昼の12時半ごろに「犬の防災」に関する情報配信をしています。
記事がアップデートされたら以下のページに掲載していくので、ぜひ過去のアーカイブもチェックしてみてくださいね!
「愛犬のための防災特集」記事一覧