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住まい / 生活
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2021.09.05

ドックドッグ企画「愛犬のための防災特集」DAY5

名古屋市の避難所はペットOK?愛犬と一緒に災害に備えよう

いつ起こるかわからない自然災害。特に地震大国でもある日本は、いつどこで大規模な地震が起きてもおかしくありません。さらに内閣府によると、関東から九州にかけての南海トラフ地震は、近い将来の発生率が70%とも言われています。その中心部に位置する名古屋市では、災害が発生した際ペットの同行避難は可能なのでしょうか?
ここでは、名古屋市内で愛犬と一緒に避難できる避難所とルールなどをまとめています。あらかじめ近くの避難所を確認しておき、災害時に慌てないよう備えておきましょう。

#犬の防災

Qt/家庭犬トレーナー

名古屋市では避難所にペットと一緒に避難できる?

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名古屋市内で、愛犬と同行避難が可能な避難所は下記のとおりです。

名古屋市でペットと同行できる避難所は372カ所

名古屋市では、災害時などの非常事態であれば、市内の市立小中学校は原則としてペットと同行避難が可能とされています。名古屋市の教育調査統計データによると、私立小中学校の総数は372カ所(2021年5月時点)あります。

ペットがいるからと自己判断で自宅待機し二次災害に遭うといった事例を防ぐために、市では、「自宅が危険と思われる場合には飼い主の安全が確保できる範囲でペットも連れて同行避難」するように呼び掛けています。

名古屋市の犬の登録頭数は12万頭ほど(※)ということで、状況によっては避難所に犬をはじめとするペットが多く避難する可能性もあります。ペットを連れた飼い主さんもいれば、ペットを連れていない人や動物が苦手な人が同じ場所に避難する状況を想定して、有事の大変な時だからこそコミュニケーションを取りながらお互いへの配慮を大切にしたいものですね。

参考文献

愛犬と同行避難ができる主な避難所

ペットと同行避難可能な避難所を一部ご紹介します。

ペットと同行避難可能な避難所(一部抜粋)

  • 千種小学校:〒464-0858 千種区千種三丁目2-5
  • 矢田中学校:〒461-0047 東区大幸南一丁目1-23
  • 北陵中学校:〒462-0037 北区志賀町2-12
  • 山田中学校:〒452-0815  西区八筋町363-1
  • 中村小学校:〒453-0053 中村区中村町1-72
  • 伊勢山中学校:〒460-0024 中区正木三丁目2-21
  • 北山中学校:〒466-0064 昭和区鶴舞三丁目9-23
  • 荒子小学校:〒454-0921 中川区中郷四丁目234
  • 大高中学校:〒459-8002 緑区森の里一丁目107
  • 猪高中学校:〒465-0027 名東区丁田町33

『原則として』に対する注意事項

名古屋市の「災害時ペットの取扱いについて」というページでは、ペットとの同行避難について『原則として市立小中学校が同行避難可能な避難所』であると記載されています。
ただし、注意事項として『※住民同士の理解が得られない場合は、受け入れができません。』と書かれています。

同行避難は周囲の方からの理解が前提

つまり、ほかの住民の方たちの理解が得られない場合には、同行避難可能な避難所とされている場所でも、必ずしも愛犬と一緒に避難できるというわけではないということに注意が必要です。
避難が必要な場面では、そこに集まる全員が被災者であり、決して自分だけが特別ということはありません。中には、動物が苦手な方や特定のアレルギーを持つ方などもいらっしゃるということも念頭に置いておきましょう。

名古屋市の避難所におけるペットのサポート体制は?

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愛犬と同行避難ができる避難所では、ペットのサポート体制はどのようになっているのでしょうか?

ペットの避難ガイドラインはある?

名古屋市では、ペットと同行避難する際に参考となるリーフレットが用意されています。PDFになっているので、誰でもダウンロード可能です。いざという時にあわてないよう、あらかじめ印刷して手元に置いて内容を確認しておきましょう。

参考文献

一緒に避難できる動物に制限はある?

原則として、一緒に避難できる動物は、犬、猫、小鳥等の小動物とされています。

避難所でペットはどのように管理される?

同行避難可能な施設でも、ずっと愛犬と一緒にいられるとは限りません。愛犬は、あらかじめ決められた場所で管理をされることになります。
名古屋市ではペットたちは、基本的に避難者の生活場所とは離れた風雨のしのげる場所(自転車置き場や軒下、テントなど)で管理されることとなっています。

避難所でペットがケガや病気をしたら診察を受けられる?

残念ながら今のところ、名古屋市の避難所で獣医師による診察が受けられるサービスはありません。ですが、平成22年に名古屋獣医師会と名古屋市とで締結された災害時動物救護に関する協定により、災害時には名古屋市獣医師会館内に動物救護センターを設置して、負傷したペットの処置や飼い主の不明なペットの保護をする拠点となる予定になっています。

災害備蓄品としてペットフードの用意はある?

ペットは飼育者が責任を持って管理するというルールになっているため、ペット用の備蓄品は用意されていません。救援物資の到着にも時間がかかることが予想されるので、普段から家で備蓄をしておく習慣をつけましょう。

名古屋市では、ペット用の避難用品の備蓄に関して、食事や水は5日分(できれば7日分)用意しておくように呼び掛けています。

優先順位1:健康や命にかかわるもの

  • 薬、エサ、水、食器
  • キャリーバッグやケージ
  • 首輪やリード
  • トイレ用品(ビニール袋、ペットシーツなど)

優先順位2:情報

  • 飼い主の連絡先
  • ペットの写真
  • ワクチン接種状況、健康状態の情報

優先順位3:グッズ

  • タオル、ブラシ、おもちゃ
  • ガムテープ(ケージの補修、段ボール小屋作りなどに使えます)
  • 洗濯ネット(屋外診療などに有用です)

名古屋市でペット一緒に避難する際のルールは?

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ペットと同行避難をする際のルールは明確には決められていませんが、名古屋市の災害対策のページには、各避難所のルールに従うこととされています。

避難所にペットの届け出

避難所に到着したら、まずは受け付けでペットの届け出をします。ペットの特徴などを詳しく記入し、万が一、愛犬とはぐれてしまった時のために備えます。

首輪・リード・ケージなどを用意

災害時に愛犬と離れ離れになってしまうと、愛犬が危険にさらされてしまうだけでなく見つけ出すのは非常に困難です。いつもと違う状況に怯えたり、驚いたりして愛犬が逃げ出してしまうことのないように、ケージに入れたりリードをつないだりして逸走防止につとめましょう。

ほかの飼い主さんと協力し、周りへの配慮を

愛犬の安全の確保はもちろん飼い主さんが責任を持ってする必要がありますが、すべてを一人で抱え込んでしまうとストレスの原因に。大変な時だからこそ、ほかの飼い主さんとも協力してペットたちのお世話をしましょう。その際には、動物が苦手な方への配慮も忘れずに。

ペットの飼い主なら用意しておきたい防災グッズ3選

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あると便利なペット用防災グッズを厳選しました。大切な愛犬を守るため、取り出しやすい場所へ防災グッズを準備しておきましょう。

4way+αのペットキャリー

ペットと一緒に避難する時には、リュックタイプのキャリーが便利。こちらのキャリーは背負うのはもちろん、ショルダーバッグや手提げ、またキャリーカートにもセット可能な4way仕様になっています。開口部も大きく、縦置きと横置きどちらにも対応しているので、愛犬の出入りも楽にできます。

300回浄水可能なポータブル浄水ボトル

避難中でも大切な愛犬には安全なお水を飲ませてあげたいですよね。こちらの浄水ボトルは、水道水を入れてカートリッジを通すだけで簡単に浄水ができ、1つのカートリッジで300回分も浄水できるので、環境にもやさしく防災グッズとしてもおすすめです。

排泄物のニオイをシャットダウン

災害時には断水になっている可能性もあります。この袋は、医療器具を作っている会社がそのノウハウを活かして開発したニオイがもれないというウンチ処理袋です。周りの方へ迷惑をかけないためにも愛犬の排泄物は『うんちが臭わない袋』に入れて処理しましょう。

名古屋市の避難所情報を頭に入れて愛犬と一緒に備えよう

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いつ起きるかわからない災害に立ち向かうためには、日頃の備えと心構えが大切です。事前に避難所の場所を確認しておくことはもちろん、防災グッズもしっかり用意しておくと安心です。
また、自治体の避難訓練などがある場合には積極的に参加して、愛犬と家族を守るシミュレーションをしておきましょう。

参考文献

9月は防災月間!

9月の防災月間中は、毎日お昼の12時半ごろに「犬の防災」に関する情報配信をしています。
記事がアップデートされたら以下のページに掲載していくので、ぜひ過去のアーカイブもチェックしてみてくださいね!

  • 更新日:

    2021.09.05

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ライター・専門家プロフィール
  • Qt
  • 家庭犬トレーナー
  • 動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。 シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。