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気持ちよさそうにブラッシングをしてもらっているゴールデンレトリバー犬
お手入れ
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2021.09.26

犬にブラッシングを好きになってもらうコツ3つ!長毛・短毛それぞれにおすすめの商品も

ブラッシングは、愛犬の美しい被毛の健康を守るだけでなく、清潔に保つためにどんな犬種の犬でも欠かせません。他にも飼い主とのスキンシップの時間となったり、皮膚トラブルの早期発見などメリットがたくさんあります。しかし、じっとしていられなかったり、嫌がって噛み付いてしまったりとブラッシングが苦手な子が多いのも事実です。
今回は、犬にブラッシングを好きになってもらうコツや練習法、おすすめのブラシなどを紹介していきます。

文:関 ゆりな/ドッグライター

ブラッシングを嫌がる理由を考える

気持ちよさそうにブラッシングをしてもらっているミニチュアダックスフンド犬

まずは、愛犬がなぜブラッシングを嫌がってしまうようになったのか理由を探っていきましょう。

嫌な思い出がある

ブラッシングに嫌な思い出があるといやだ!と拒んでしまう原因になります。例えばブラッシングをする際の力が強かったり、もつれた部分を無理矢理解かそうとすれば痛い思いをします。

また、ジタバタしたことで飼い主から怒られたなどの叱られた記憶もブラッシングに対するネガティブな気持ちを強める原因になります。

体を触られるのが苦手

体を触られるのに慣れていなかったり、苦手な子もブラッシングを嫌がってしまう原因に。特に足先やマズル周辺、肛門周り、尻尾など敏感な場所は苦手な子が多くいます。

体を触っても嫌がらないというのはお手入れがしやすくなるだけでなく、体に異常が出た時に見つけやすくなる、病院でも大人しくできるなどのメリットが多いため、子犬の頃からスキンシップのトレーニングをするのがベストです。

もちろん、成犬でも「焦らない・真上から触ろうとしない・首元など愛犬の気持ちのいいところから慣れさせる」などの方法でトレーニングすれば、改善することは可能です。

ブラッシングを好きにさせるためのコツ3つ

気持ちよさそうにブラッシングをしてもらっているゴールデンレトリバー犬

ブラッシングが嫌いでじっとしてくれない愛犬をブラッシング好きに変えていくためのコツや練習方法を紹介していきます。

【1】正しいブラッシング方法を知る

ブラッシングでは、毛並みに沿って優しく梳かしていきましょう。一度に広い範囲を梳かそうとするのではなく、下から順に細かく毛をかき分けながら行います。
擦るように梳かすのは、皮膚を傷つけてしまうので、絶対にやめましょう。

背中や腰など広い範囲からスタートして、耳や足先など敏感な部分は最後にブラッシングします。摩擦でもつれやすい耳の付け根や脇の下、内股、尻尾の付け根も忘れずにブラッシングしましょう。この部分は、皮膚が薄く力を込めてしまうと皮膚が引っ張られて痛い思いをさせてしまうので、慣れるまでは意識して腕の力を抜いて行いましょう。

【2】愛犬の毛質に合ったブラシを使う

犬用のブラシにはたくさんの種類があり、毛質や用途によって選ぶブラシが異なります。愛犬の毛質に合わないブラシを使っていると、皮膚や被毛を痛めてしまったり、愛犬に不快感を与える原因にもなります。ここでは、愛犬の毛質ごとに最適となるブラシを紹介します。

長毛種

ポメラニアンやゴールデンレトリバーなどの長毛種であれば、スリッカーブラシで全体を梳かし、ピンブラシでもつれをほぐした後、コームを使ってもつれが残っていないかのチェック。もつれがほぐれていれば、コームで仕上げに毛並みを整えます。

短毛種

コーギーや柴犬などのショートコートと言われる短めで硬い毛の子は、ラバーブラシやスリッカーブラシを使用します。抜け毛が増える換毛期には、スリッカーブラシを使って抜け毛を取り除きましょう。被毛が短くピンが皮膚に当たりやすいので力を抜いてブラッシングしましょう。

フレンチブルドッグやラブラドールレトリバーなどショートコートよりもさらに被毛が短くツルツルとした毛質のスムースコートは、獣毛ブラシやラバーブラシを使いましょう。
被毛がもつれることはありませんが、抜け毛が多いためマッサージを兼ねながらブラッシングすると良いですね。

【3】ご褒美をあげる

ブラッシングを嫌がってしまっても、叱らないことが大事です。
イヤイヤするのであれば、声をかけずに中断してブラシを嫌いにならないようさっと隠します。
犬が落ち着いたらおやつをあげて「良い子だね」などと声かけをしながらブラッシングを再開させましょう。最初は数分の短時間で切り上げて、慣れてきたら徐々にブラッシングの時間を伸ばしていきます。

また、おもちゃにおやつを詰めたり、液状のおやつを凍らせて与えたりと愛犬が夢中になっている間にブラッシングを行うのもおすすめです。
ただ、愛犬がおやつを食べ終わってしまう前に終わらせなきゃ!と急いでしまって、ブラシに力を込めがちになってしまわないよう焦らず、丁寧に行いましょう。

長毛犬種・短毛犬種別のおすすめブラシ6選!

気持ちよさそうにブラッシングをしてもらっているヨークシャーテリア犬

飼い主がブラッシングを楽しんで行えるようになると愛犬にもその気持ちが伝わって、ブラッシングを好きになりやすくなるのではないでしょうか?ここでは、ブラッシングの質をワンランクアップさせるような使いやすいブラシを長毛犬種・短毛犬種別に紹介していきます。

長毛犬種におすすめのブラシ3選

ロングコートやショートコートなど毛玉ができてしまう子におすすめのブラシを紹介していきます。

プロ御用達のソフトタッチなピンブラシ

トリマーさんも愛用するプロ御用達のピンブラシです。ソフトラバータイプで、固まってしまった毛玉もスムーズに解きほぐすことができます。
被毛や皮膚にも優しいため、ブラッシングが好きではなかった子たちが気持ちよさそうにブラッシングさせてくれるようになった!という嬉しい口コミが多数ありました。

軽量で持ちやすい!トリマーもおすすめするスリッカーブラシ

オーストラリアのグルーミングブランド・プラッシュパピーが販売するスリッカーブラシです。重厚感のありそうな見た目をしていますが、長時間使用しても疲れないよう人間工学に基づいた軽量で持ちやすいデザインになっています。持ちやすさ・使いやすさに驚いたという声が多く上がっていますよ。

一本あると便利!オールマイティに使えるコーム

太くて硬めのハードピン使用のコームは、毛の流れを整えるだけでなく、もつれを解すのにも最適です。粗目と細目がセットになっていますので、毛質や用途によって使い分けも可能です。ノンスリップ加工の持ち手で滑りにくく持ちやすい構造になっています。

短毛犬種におすすめのブラシ3選

最後にスムースコートやショットーコートなど被毛の短い子におすすめのブラシを紹介していきます。

静電気が起きにくくツヤやかな被毛へ!ドイツ製の獣毛ブラシ

ドイツ製の100%天然の豚毛を使用した獣毛ブラシです。静電気を抑えながらブラッシングできるので、埃などのゴミの付着を予防します。
しっかりと抜け毛を取り除くだけでなく、獣毛による適度な刺激で血行を促進するマッサージ効果も期待できます。毛艶が良くなった、気持ちよさそうにブラッシングしてくれるようになったなど嬉しい口コミが多数ありましたよ。

マッサージ感覚でブラッシングできるラバーブラシ

医療シリコンを100%使用した獣医師推奨のスイス制のラバーブラシです。抜け毛を取り除くと共に、マッサージにも使うことができ、楽しいスキンシップの機会を作れます。
有害な化学物質や金属を含んでいないため、目や耳などデリケートな部分にも安心して使用できます。シリコン製ですので、丸洗い可能で衛生的です。

抜け毛をごっそり取り除く抜け毛用ブラシ

軽くブラッシングするだけで、抜け毛を最大90%も除去できる抜け毛除去専用のブラシです。撫でるようにブラッシングすると面白いくらい抜け毛が取れると抜け毛に悩む飼い主さんから高い人気を集めています。換毛期などに抜け毛がごっそりと抜けるダブルコートの犬種におすすめです。

ブラッシングをスキンシップの一貫として楽しもう!

気持ちよさそうにブラッシングをしてもらっているミニチュアダックスフンド犬

どんな犬種でも頻度は違えど生涯必要になるブラッシング。どうせなら愛犬が心地よく、楽しい時間と認識してくれるとブラッシングがしやすくなるだけでなく、スキンシップの時間にもなりますね。ブラッシングが嫌いな子が、ブラッシングを大人しくさせてくれるようになるまでは時間がかかりますが、焦らず根気強く練習を重ねていきましょう。

  • 更新日:

    2021.09.26

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。