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川の中を水しぶきをあげて泳ぐジャーマンシェパード犬
健康管理 / 病気
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2021.08.12

シェパードと暮らすドッグフォトグラファー

【体験談】犬の熱中症の症状や対策とは?夏場の不安と失敗談

夏の季節に心配なのが愛犬の熱中症ですよね。熱中症は愛犬の命を奪いうる恐ろしい病気なので、予防にしっかりと取り組むことが大切です。
今回は、ジャーマンシェパードと暮らす我が家のちょっとした経験談を交えながら、我が家での熱中症対策をご紹介していきます。

#シェパードと写真家 / #ジャーマンシェパードドッグ

文:ルエス 杏鈴/犬訓練士

犬の熱中症には要注意!本当にあった怖い話

ジャーマンシェパード犬の精悍な横顔

犬の熱中症は遠いようで意外と身近な存在です。車内に置き去りにされていた犬が熱中症で亡くなったという悲劇はよく耳にしますが、自分は絶対に犬を車に置き去りにはしないと決めてしまえば、犬の熱中症は遠い存在になってしまいます。

私自身も犬と生活を始めた当初は熱中症なんて無縁の存在だと思っていました。しかし、たくさんの人と話し、犬と生活している年月が長くなるほど熱中症が身近に潜む危険であることに気付かされます。

犬の熱中症は身近な病気

数年前の話ですが、友人に「犬がぐったりしているのだがどうすればいい?」と相談を受けたことがありました。結局、その友人はすぐに愛犬を動物病院へ連れて行き、その愛犬は熱中症になってしまっていたことが発覚しました。あと少しでも遅ければ命が危険な状況になっていたと獣医師に言われたそうです。

その犬は室内飼いの日本犬雑種で、これまで病気をしたこともなく、今までの夏も問題なく過ごせていたのでとても驚きました!友人のその愛犬は少し入院をして体力を取り戻したそうですが、身近な友人の愛犬が熱中症になった一部始終をリアルタイムで聞くと、「自分の愛犬は大丈夫かな?」と不安になりました。

その他にもサンルームで昼寝をしていた際に熱中症で亡くなってしまった犬や訓練所に預けられている間に熱中症で亡くなってしまった犬なども知っています。このように、大丈夫だと思っていても大丈夫ではない危険な状況はたくさんあります。

運動後にフラフラ

幸い、私自身は自分の愛犬が熱中症になったことはありません。しかし、愛犬のジェイクが2歳だった頃、夏の夕方に公園で遊んでいたときにジェイクの脚が倒れるかのようにフラついてしまったことがあります。

その後の動物病院では問題は見つからなかったのですが、おそらく軽い夏バテだろうとのことでした。そのまま運動を続けていると熱中症になっていたかもしれないと考えると恐ろしいです。

犬の熱中症はコレが不安!

家のカーペットの上で横たわるジャーマンシェパード犬

夏になれば常に熱中症のリスクとは隣り合わせなのですが、犬が留守番をしている時間と運動をさせる時間はその他の時間にも増して不安になります。

外出時のトラブル

夏の季節は犬に留守番をさせるのも不安な気持ちになります。

「家を出かけているときにエアコンが壊れないかな?」

「水をこぼして、水を飲めなくなってしまわないかな?」

「もしも熱中症になって、気づいた頃には手遅れだったらどうしよう!」

しっかりと対策をしていても、犬が水をこぼしたり、エアコンが運悪く故障してしまう可能性も少なからずあると考えると、不安の気持ちはどんどんと募るばかり。ちょっとしたお出かけだとそんな不具合にもすぐ気づいてあげられるものの、長時間の留守番だと万が一、何かがあった時にはすぐに見つけてあげられないという不安があります。

運動と熱中症対策のバランス

夏の期間は特に心配になるのが愛犬との運動時間です。ちょっと歩いただけで犬の体温が上昇してしまい、暑そうにパンティングをし始めます。かといって、運動をさせないわけにはいかないので、常に運動と熱中症対策のバランスを気をつけています。

つい先日も、夜の8時ごろにゆったりと1時間半ほど歩いた時には、エアコンのついた家に帰宅しても30分ほど暑そうにパンティングしていました。1日の中で比較的涼しい時間に歩くだけでこれほど暑いのであれば、走ることなんてなおさらできません。

我が家の犬の熱中症対策

大きな川を泳ぐジャーマンシェパード犬

我が家では以下のような熱中症対策に取り組んでいます。

  • エアコンで室内の温度を調整
  • 凍ったペットボトルを部屋に置く
  • 冷たいおやつで美味しく暑さ対策
  • ひんやりグッズの活用
  • 複数の水入れを準備する
  • 散歩前後に水でクールダウン
  • 運動はスイミング!
  • 運動後のクールダウン
  • 散歩は涼しい時間を選ぶ

室内での犬の熱中症対策

室内での熱中症対策としては、エアコンでの温度調整がメインです。しかし、エアコンが壊れてしまう事態に備えて、その他にも凍ったペットボトルやひんやりグッズを活用し、愛犬がくつろげる場所をなるべく涼しくするための工夫をしています。

また、夏は犬が飲む水の量が増えるので、外出時が水がなくなってしまわないように水を多めに準備するだけではなく、水の容器を2つ準備するようにしています。2つの容器に水を入れておくことで、片方がこぼれてしまっても、もう一つの水入れから水を飲めるようにしています。

運動時の犬の熱中症対策

運動時には前後に首や脇の下を濡らしてあげることで、クーリングダウンをします。濡らしてあげると、その水が蒸発する際に熱を放出してくれるので、体温が下がり、より効果的に熱中症対策ができるのでおすすめですよ!

また、濡らした後に扇風機で風をあててあげると、さらに涼しいのでおすすめです!

しかし、それでもやはり夏の季節は運動するのが大変なので、なるべく川や海でスイミングをさせながら、エネルギーやストレスを発散できるように心がけています。

犬の熱中症対策に失敗!ペットボトルに注意

すだれのかかった窓の外を眺めるジャーマンシェパード犬の精悍な横顔

熱中症対策には工夫しながら色々と挑戦するのですが、その対策がどれもかも成功するわけではありません。ついこの前もちょっとしたハプニングがありました。

先日は用事で愛犬ジェイクを8時間ほど留守番させなければいけない日がありました。エアコン、扇風機、ひんやりグッズの他に、凍らせた2Lのペットボトルを枕カバーに入れて家に置いていきました。

白いカーペットの上で横たわるジャーマンシェパード犬

無事帰宅。ジェイクが過ごしていた部屋へ行くと、とても涼しく、部屋も問題なし!しかし、肝心のジェイクが何か変?いつもは勢いよく出迎えてくれるジェイクが耳を倒して自分のベッドから動かない。

名前を呼ぶと元気に飛び上がってきてくれたものの、まだ何か怪しい。これは悪戯をしたジェイクだ。部屋を見渡しながらカーペットの歩くと、ベシャッと水溜りを踏みました。

留守番中にジェイクは2Lのペットボトルを枕カバーごしに噛んで、キャップを外してしまい、その中の水が全てカーペットと畳にこぼれてしまっていたのです。

水辺に佇むジャーマンシェパード犬の白黒写真、モノクロ

2Lと聞くと、大したことないように思うのですが、これが意外と多い!乾かすのが大変でした。

ジェイクは少し落ち込んでいましたが、すぐに跳ね返り、気にしていない様子。なんとも思わずにガジガジしていたところで水がドバドバと溢れ出したので、よほど慌てたのでしょう。

イタズラ好きドッグたちには凍ったペットボトルは注意しながら使ってくださいね!

犬の熱中症対策におすすめのアイテム2選!

犬の熱中症 Nachobillyannaさん

最後に、我が家で活用しているひんやりグッズをご紹介していきます。

ひんやり長座布団

今年は近くのショッピングモールでひんやり長座布団を買って、犬のベッドとして使用しています。こちらの長座布団は犬の毛がついても払い落としやすく、両面使えるのでとても気に入っています。

詳しくはこちら

今年は長座布団を犬のベッドと使用しているのですが、以前にはこちらのベッドようなひんやりベッドも愛用していました!頭を置けるクッション部分があるととても快適そうだったので、犬のためのベッドを選ぶ際にはこちらの商品がおすすめです!

ひんやりマット

ひんやりマットもとてもお気に入りです。ひんやりマットは汚れたらそのまま水洗いできるので、汚れても安心なのが1番のメリットです。私はクレート内の敷物として活用していました。

ジェルタイプのひんやりマットを使っていたのですが、使用し始めたから3年ほどで穴が開いて液漏れをしてしまったので、定期的に買い換えるのがおすすめです。

また、液漏れが心配な場合はアルミ製のひんやりマットがおすすめですよ!

夏は愛犬の熱中症対策は入念に!

川で泳ぐジャーマンシェパード犬と川岸を歩く飼い主の女性

ここでは、我が家で実践している熱中症対策をご紹介していきました。我が家ではお留守番の時間と運動時間に重点を置いて熱中症対策に取り組んでいます。熱中症はあっという間に進行し、犬の命を奪うこともある危険な病気です。

皆さんも愛犬の生活環境をよく見つめ、熱中症対策をするために改善できるポイントがないかを考えてみてくださいね!

  • 更新日:

    2021.08.12

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ライター・専門家プロフィール
  • ルエス 杏鈴
  • 犬訓練士
  • 大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。 愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。 写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。