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ちび助ワンコ
連載 / ブログ
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2021.08.30

ブログ|南の島でチワワと古民家暮らし【第3部】|vol.8

ちび助ワンコと南の島で古民家暮らし|豊かな自然に住む動物達

えんちゃんが住むのは、海に囲まれた美しいオリーブの島。瀬戸内の静かな青い海と緑の濃淡の美しい山々が広がる島の景色からは、穏やかな島の生活を想像しますが、自然が豊かということは、サルやイノシシ、シカやタヌキなど、多くの動物達も住んでいます。うまく住み分けが出来ているうちはいいのですが、実は人間の生活にもえんちゃんにも危険な一面も兼ね備えています。

#チワワ / #南の島で古民家暮らし

日岡 賢子/ライター

キーキーいうのはおサルさん

嫌そうな顔をするチワワ

島は海と山が近いので、我が家は、海まで徒歩10分ながら、庭の前はすぐ山です。先日、「キーキー」という聞き慣れない声と共に、木の枝が大きく揺れました。えんちゃんも縁側まで走って「ワンワンワン」。

山に目を凝らすと、大きなサルが3匹、山の奥に入っていくのが見えました。サルばかりではありませんが、えんちゃんが攻撃を仕掛けても勝てる相手ではないので、急いで窓を閉めて家の中に避難です。

トンビの足に・・・

縁側で眠るチワワ

ある日、洗濯物を干しに庭に出たところ、えんちゃんも縁側までついてきて、まったり日向ぼっこをしていました。いつものことですし、縁側と言っても家の中のようなものなので、特に何も気に留めていなかったのですが、突然、「バサッ」と大きな羽ばたきが聞こえて、頭の上をスッと何かが通り過ぎました。見上げたその先には、大きな鳥。そして、足先に薄茶色の小動物が・・・。

えんちゃん?

一瞬、「えんちゃん?」と、血の気が引けましたが、振り返ると縁側では何事もなかったように寛ぐえんちゃんの姿がありました。大きな鳥の足先にいたのは、イタチかウサギの子供だったのかもしれませんが、サイズ的には、えんちゃんであってもおかしくありません。タカやトンビが頭上を舞う時は、今でもあの時の小動物のお尻と両後ろ足のフォルムが頭をよぎります。

ウリ坊侵入!

ウリ坊

最近のえんちゃんは、お家の見回り隊長なので、家の周りで少しでも物音がしたり、人の気配を感じると、「ワンワンワン」と勢いよく吠えるのですが、先日、庭に面した窓を開けた時、庭先にある畑でガサゴソと動くものが・・・。

なんと、ウリ坊!家の敷地内で見たことはなかったので、唖然としましたが、途端にえんちゃんが「ワンワンワンワン」。自分の体の2倍以上あるウリ坊を一気に追い払っていました。

野生動物との距離

海の堤防

小さなウリ坊は、愛らしくもありますが、そばにいるであろう親イノシシはもちろん、ウリ坊であっても、外で対峙したらえんちゃんはひとたまりもないのだろうと思います。

この他、シカもタヌキもイタチも住んでおり、普段は生活エリアの線引きが出来ていますが、山と住宅地が近い島ではニアミスすることも珍しくありません。えんちゃんもワンワン言いながら家を守ってくれていますが、私もえんちゃんを守ってあげなくてはならないのだと改めて強く心に刻みました。

  • 更新日:

    2021.08.30

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ライター・専門家プロフィール
  • 日岡 賢子
  • ライター
  • 長年勤めた仕事を辞めて、生まれ育った雪国から瀬戸内海に浮かぶ穏やかな島に移住して1年。甘えん坊でやんちゃなちびっこのえんちゃん(スムースチワワ・1歳)との島での暮らしを綴っていきます。