magazine

お出かけ / 遊び
鉛筆アイコン

2021.06.19

愛犬と水遊びを楽しむときに注意している3つのこと|飼い主体験談

我が家では例年夏になると愛犬のジェイクを連れて川遊びへ行きます。ジェイクは水遊びが大好きで、水に入っているといつも尻尾をブンブンと振りながら楽しそうに遊んでいます。水遊びはとても楽しい反面、危険もたくさん潜んでおり、いくつかの注意点を覚えておかなければいけません。ここでは、我が家で水遊びを安全に楽しむために注意している点やポイントを紹介していきます。

文:ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

愛犬と安全に水遊びを楽しむために

海辺で座るジャーマンシェパード

夏の間は暑くて歩くだけで私は汗だく、愛犬のジェイクは暑そうなパンティングがはじまり、早朝や夜間に出かけてもなかなか快適に運動ができません。そんなときに大活躍するのが水遊びです。水遊びは涼しみながら遊ぶことができるので、夏の暑い日でもしっかりと運動ができます。しかし、水遊びを安全に楽しむためには、水遊びに潜む危険を十分に理解しておく必要があります。私が水遊びをする際に特に気をつけているのが以下の危険性です。

水遊びで特に注意すること

  • 溺れる
  • 水中毒
  • 胃捻転・胃拡張

水遊びの注意|1.溺れる

プラーを咥えるジャーマンシェパード

水遊びをする際には、犬が溺れないように注意しておくことは非常に重要です。そのためにまず大切なのが、犬が水遊びをしている際には絶対に目を離さないということです。犬の様子をしっかりと見守ることで、異変にもいち早く気づいてあげることができます。

また、犬が水に慣れないうちや、深い水域で水遊びをする際にはライフジャケットを活用するのもおすすめです。我が家ではライフジャケットを使っていませんが、ライフジャケットを使用することで泳ぎが得意な犬も苦手な犬も安心してスイミングを楽しめます。

夕焼けとジャーマンシェパード

また、はじめて水遊びをさせる際には少しずつ水に慣らし、無理やりに水の中へ連れ込まないようにした方がいいですね。犬が水を怖がっている状態で無理やり連れて行くと、犬は慌ててしまい、落ち着いて行動が出来なくなってしまいます。

まずは水が浅いところに犬が大好きなボールなどを投げ込んだり、水の中でゆっくりと歩かせてあげることで、犬のペースで水に慣らしてあげることができます。事前に犬をしっかりと水に慣らしておいてあげることで、足がつかない深い水域にたどり着いた時に落ち着いて行動できるようにしてあげられます。

ブルブルするジャーマンシェパード

また、はじめて水遊びをさせる際には少しずつ水に慣らし、無理やりに水の中へ連れ込まないようにし最後に、水遊びをしている際には犬に装着しているものがなるべく少ないように注意しています。首輪、ハーネス、リードなどの必要最低限のアイテムだけを犬に装着し、飼い主がしっかりと手に持っておきます。このようなアイテムは犬の安全を守るのに欠かせない反面、水中で何かに引っかかり、犬の命を危険に晒す原因にもなります。

ジェイクは子犬の頃は泳ぎが苦手で、深い水域に行くと慌ててバタバタしながら沈んでいきました。そんなジェイクを見た私は慌てて助けに行ったのを今でも覚えています。犬はみんな生まれながら泳げるものだと思っていたので、泳げずに沈んでいく愛犬を見たときはとてもびっくりしました。しかし、少しずつ慣らしてあげることで、今では泳ぐのが大好きで、流れのある川でも安定して泳げるようになりました。

水遊びの注意|2.水中毒

暗い空とジャーマンシェパード

水遊びをする際に気をつけておきたいのが水中毒です。水中毒の正式名称は「低ナトリウム血症」で、犬が短時間で大量の水を摂ることで引き起こされます。水中毒は体内のナトリウム濃度が低下することが原因で、最悪の場合は死に至る危険な病気です。

また、水中毒は水で遊んだ少し後に発症することもあるので、水遊びをした後は水中毒の症状を発症していないかよく注意する必要があります。水中毒の症状は以下の通りです。

水中毒の主な症状

  • 倦怠感
  • 嘔吐
  • 歩行困難
  • 呼吸困難
  • 大量のよだれ
  • 痙攣
川のにおいを嗅ぐジャーマンシェパード

犬は水の中でボールやおもちゃを咥えていると、飼い主が思っている以上の水を飲み込んでいることがあるので、「水を飲んでいないから大丈夫!」と安心しないようにすべきです。30分程度の水遊びをした後に犬の状態が急変し、犬がそのまま亡くなってしまうという話もよくあるので、犬の体調に変化がないかよく注意することが非常に大切です。

レトリーブ遊びをするジャーマンシェパード

ジェイクは水の中で投げたおもちゃを取ってくるレトリーブ遊びをするので、15分に20分に1回は休憩をさせるようにしています。休憩中はトイレをさせ、きちんと体内の水を排出できるように確認しています。

水遊びの注意|3.胃捻転・胃拡張

川で遊ぶジャーマンシェパード

胃捻転・胃拡張は水遊びの際だけに限らず、犬を運動させる時に特に気をつけておきたい病気です。胃捻転・胃拡張は食後に運動をしたり、大食いをしたりすることで引き起こされる病気ですが、予防にしっかりと取り組んでいても、完全には防げないのが現状です。飼い主ができる範囲であらゆる危険性から愛犬を守るのはとても大切なので、「しょうがない」と決めつけず、危険性を意識しながら生活をしています。

ゴーグルを掛けたジャーマンシェパード

水遊びの前後1時間から2時間は犬に食事をさせないように注意しています。水遊びと食事の時間を離しておくことで、胃捻転や胃拡張のリスクを軽減し、安心して水遊びを楽しむことができます。また、水遊びをした後の水分補給も一度に大量の水を飲まないように注意しましょう。

水遊びを楽しみながら危険性にも注意!

水の中で遊ぶジャーマンシェパード

ここでは、愛犬と水遊びをする際に私が気をつけているポイントについて解説していきました。夏になると愛犬と水遊びを楽しむ時間は増えると思いますが、水遊びをする際には危険性もしっかりと頭に入れておき、愛犬の安全をしっかりと守ってあげられるようにしたいものですね!

  • 更新日:

    2021.06.19

いいなと思ったらシェア
ライター・専門家プロフィール
  • ルエス 杏鈴
  • 犬訓練士
  • 大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。 愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。 写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。