magazine

犬 手作り食 レシピ
食べもの
鉛筆アイコン

2021.06.09

手づくりごはん|パートナーに優しいレシピ|vol.98

パートナーに優しいレシピ|愛犬の梅雨の不調を和らげる食べ物

関東の6月は湿度が高く蒸し暑い日が続きます。散歩も思うようにできず「たくさん歩いて楽しかったねー!」と思える日がちょっと減ってしまいます。 今日は、ユウウツになりがちなこの時期に、愛犬がワクワクできるおいしいレシピをご紹介します。
おうち時間をちょっと楽しくするために、そして梅雨で弱りがちな胃腸をいたわり、たまった水分をスッキリさせてあげるためのレシピです。

#パートナーに優しいレシピ

さの さえこ/ドッグライター

梅雨時期に気をつけたい愛犬の不調

犬 手作り食 レシピ

以前フェレットと暮らしていた時、気圧が下がると元気がなくなり、下痢や嘔吐をする子がいました。
人間でも低気圧になると頭痛やめまいなどの体調不良を起こすことがありますよね。それと同じように、動物も気圧の変化に影響を受けることがあります。
梅雨時期の高温多湿は、犬の心と体も不安定になりやすいため気をつけてあげたい季節です。

めぐりが滞り胃腸や皮膚に影響が出やすい

湿気が増えることは空気中の水分量が多くなるだけでなく、体内にも水分をためこみやすくなります。
たまった水分によって体が冷えて、お腹を壊しやすくなることもあります。

また高温多湿は、ノミやダニ、蚊だけでなく細菌も増殖しやすい環境です。犬は汗をほとんどかきませんが、湿気によって被毛の中がジメジメしがちです。私は、体を痒がっていないか、耳の中に垢がたまっていないかなど、いつもと違う様子がないかを確認するようにしています。

雨で散歩を楽しめない子にはストレスも

ご近所の柴犬は雨の日になると嬉しくてはしゃぎ回るそうです。そんな子なら散歩のストレスは心配なさそうですね。
でもうちのコは強い雨の下では固まって動かなくなってしまうので、スリングでしか移動できません。
このように雨の日が苦手な子にとっては、思うように外の世界を楽しめず、運動による心地よい疲労感を得ることが難しくなります。

わが家では、雨でほとんど散歩ができなかった時は、ゆっくりとしたブラッシングやマッサージでリラックスさせてあげたり、おもちゃなどで刺激を与えてあげたりして、おうち時間を充実できるようにしています。

水分の排出と胃腸に優しいレシピ【肉編】

犬 手作り食 レシピ

雨の日って静かですよね。マッサージをしてリラックスするには最適な環境なのですが、おもちゃで遊んでもイマイチ盛り上がらないことがあります。
そんな時、うちのコにワクワク感を味わってもらうため、おいしい食べ物を少しだけ作ってあげることがあります。梅雨時期の体に優しい食材で、心と体の両方から喜んでもらえるレシピを考えてみました。

1つ目のレシピは、昆布だしをベースにした、鶏ムネ肉と野菜の和風スープです。昆布、セロリで水分排出を促し、鶏ムネ肉とキャベツで胃腸をいたわります。鶏肉は心の元気にも作用するので、少し元気がないかな?という時におすすめです。

鶏ムネ肉と野菜の昆布スープの材料と作り方

鶏ムネ肉はササミでも代用できます。
量は体重5kgのうちのコを基準にしています。愛犬の大きさや体調により加減してくださいね。

【材料】

  • 鶏ムネ肉(ササミも可) 少々
  • セロリ 1~2cm
  • キャベツ 少々
  • 昆布 3cm四方くらい

【作り方】

  1. 昆布は濡れ布巾で表面を拭く(水洗いはしない)
  2. 1を少量の水を入れた鍋に30分漬ける
  3. 30分後中火にかけて沸騰直前で止める
  4. 昆布を取り出す
  5. 4に細かく刻んだ肉と野菜を入れる
  6. 火が通ったら完成

鶏ムネ肉と野菜の昆布スープの実食風景

粗熱が取れて食べやすい熱さになったところで実食です。
昆布だしは初挑戦でしたが、うちのコは気にせずに完食してくれました。

水分の排出と胃腸に優しいレシピ【魚編】

犬 手作り食 レシピ

続いては魚を使ったレシピです。何日か雨が続くと同じレシピでは新鮮さがなくなってしまうので、今度は生姜スープにカツオと大葉を入れたものを作ってみたいと思います。

大葉とカツオは水分の排出を促します。カツオは胃腸にも優しく、生姜は冷えた体を温めてくれる効果があるので、少しお腹の調子が気になる時に嬉しい食べ物です。

カツオと大葉の生姜スープの材料と作り方

シンプルな材料でサッと作れる簡単スープです。
量は体重5kgのうちのコを基準にしています。愛犬の大きさや体調により加減してくださいね。

【材料】

  • カツオ 刺身1切れ
  • 大葉 1/2枚
  • 生姜 スライス1枚

【作り方】

  1. 鍋に水と生姜を入れて火にかける
  2. 沸騰したらカツオを入れる
  3. カツオに火が通ったら細かく刻んだ大葉を入れる
  4. 生姜を取り出して完成

★レシピのポイント★

この後の動画では大葉を1枚使い千切りにして出しているのですが、食べにくかったようです。大葉は1/2枚にして、できるだけ細かく刻んだ方が食べやすいです。
生姜が初めての子は、においが気になるかもしれないので、お湯が沸騰したところで取り出してください。

カツオと大葉の生姜スープ実食風景

大葉の刻み方に失敗して、うちのコはとまどっていました。
食べないのかと思って撮影をやめてしまったのですが、その後完食してくれたところを見ると、大葉が嫌だったのではなく刻み方の問題だったようです。
野菜を細かく刻むのは、犬には大切なことですね。

心と体を整えて真夏の猛暑に備えよう

犬 手作り食 レシピ

人間だけでなく動物も気圧の変化に敏感になることがあります。雨の日は低気圧になり体調を崩しやすくなる子もいます。
これからの季節はもっと気温も上がって体力を奪われやすくなるので、今のうちから暑さやジメジメした空気に負けない体づくりをしてあげたいですね。

私もこの時期は、お天気を気にしながら「今だ!」とタイミングを見つけて散歩に出ることもあります。家の中の生活を精一杯工夫しても、外を歩き回るという楽しみを超えることは難しいみたいです。
家でできることをがんばりながら、少しでも外の空気を吸ってリフレッシュさせてあげたいな、と思います。

  • 更新日:

    2021.06.09

いいなと思ったらシェア
ライター・専門家プロフィール
  • さの さえこ
  • 犬の東洋医学生活管理士2級、ドッグライター
  • 子供の頃はアレルギーで飼えなかった犬を、大人になって初めて迎えることができました。しかし里子で迎えた初めての愛犬は、外耳炎、歯肉炎、膿皮症、膝蓋骨脱臼を持っていました。 この子をきれいな体にするにはどうしたら良いか。そんな気持ちから得た経験を、「犬の食」を通してお伝えできればと思っています。