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保護犬プゥさんのアップ
連載 / ブログ
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2021.06.17

ブログ|元保護犬おじいわんプゥ【第2部】|vol.10

プゥさんの詳しい血液検査の結果が出た…新しい病気の発覚

プゥさんは前回の血液検査で、先生も驚くほどの高い白血球の数値が出て、心配で落ち着かない日々を過ごしましたが、先日詳しい血液検査の結果がでました。 今日はその内容と新しい病気が見つかったことについてのお話です。

#ミニチュアダックスフンド / #保護犬おじいわんプゥ

泉 能子/愛犬家、ドッグライター

ドキドキの血液検査結果

保護犬プゥさんの横顔

先日病院の血液検査で白血球が80,000という、先生もびっくりな数値が出たプゥさんですが、外注に出していた詳細な血液検査の結果が出たので、それも含めて詳しい説明を受けてきました。

細菌感染や炎症に対抗する数値

白血球には、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球があり、どれが増えているかによって病気も違ってくるのだそうです。先生が詳しく調べられたところ、プゥさんの白血球については白血病やリンパ腫などの怖い病気の傾向はなく、いつものような細菌感染や炎症に対抗する数値が高かったのだそうです。

何より白血病やリンパ腫でなかったことは一安心でしたが、プゥさんの体で白血球がどんな細菌感染や炎症に対して戦っているのかははっきりと分かりません。今現在わかっているのは外耳炎とたまに出る咳なのですが、これはアレルギーからであろうということで、薬を処方してもらっていて小康状態を保っています。

プゥさんは甲状腺機能低下症

保護犬プゥさんを上から見た写真

今回の外注した血液検査の目的の1つであった甲状腺の結果ですが、やはり異常が見つかり、 甲状腺ホルモンがほとんど出ていないことから、甲状腺機能低下症だと診断されました。

この病気になると、元気消失、過食によらない肥満、脱毛、皮膚・外耳などの炎症が治りにくい、徐脈、軽い貧血などの症状が出るようで、脱毛や皮膚病はないもののその他の症状はすべてプゥさんに当てはまっています。

シニア期によるものじゃない?

徐脈は初めて健診をしたときからみられましたし、最近は歩くのがゆっくりになってきて、何となくぼーっとしているな、とは思っていました。低脂肪の食事なのに体重が増加傾向にあり、どれも年齢からくる体力の低下で老化のせいなのだと思っていました。甲状腺機能低下症はシニア期に起こることが多いのだそうで、老化のせいだと思われることも多いのだとか。
プゥさんには早速甲状腺ホルモンを増やすお薬が出ましたが、薬の量が多すぎても弊害があるのだそうで、少量から始めて様子をみることになりました。

シニア犬は日々の観察が大切

保護犬プゥさんの後ろ姿

甲状腺のお薬を飲み始めてまだ数日ですが、少し元気が戻ったのか動きが出てきたように思えますし、毎朝起きたときに出る咳も出なくなったような・・。甲状腺機能低下症そのものはお薬を飲み続けることで普通のQOLを保つことができるのだそうです。

尿検査では異常は見つかりませんでしたが、血液検査では軽度の腎機能低下も見られ、お水を飲む量も多く、おしっこの色も薄いので、要注意なところもまだいくつかあります。

シニア犬になってくると、動きも緩慢になってきますし、元気がなくても年なのだからこのぐらいだろうと思いがちですが、日頃の様子と少しでも違うときは、すぐにかかりつけの先生に見てもらうことが大切ですね。
今回のことでは、シニア犬にいつまでも元気で、長く生きてもらうためには、常日頃からの観察が大切なのだと痛感させられました。 皆さんもシニア犬に関わらず、愛犬には日々の観察と年に1回の健康診断を欠かさないようにしてくださいね。

  • 更新日:

    2021.06.17

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ライター・専門家プロフィール
  • 泉 能子
  • ドッグライター
  • 動物が大好きで、気づけば隣にはいつも愛犬がいて、愛犬とお互いに助けたり助けられたりの共同生活をしているドッグライターです。 今までにヨークシャーとスムースダックスを育てて看取り、今は保護犬の9歳になるブラックタンのダックスと暮らしています。 人と犬が楽しく幸せに暮らすために役立つ記事を発信していきます。