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2021.05.27

犬の靴を購入したら知っておきたいこと。一緒に使うと更に便利なグッズ3選も

犬の靴が特に役立つシーンは「フローリング滑り防止」「やけど・冷え予防」「アウトドアでの怪我予防」「ナックリングのサポート」「災害時・避難中の怪我予防」など多岐に渡ります。最近では、室内外用・雨の日用など種類も揃っているため、用途に合わせた靴を選べます。
今回は、犬の靴を購入する方に向けて、購入してすぐやるべきこと、正しい履かせ方、上手なお手入れ方法や保管する場所に加えて、一緒に使用すると便利なグッズもご紹介します。

#靴・靴下

文:西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

犬の靴を購入したら!まずはやるべきこと2つ

犬 靴

豊富なデザインと使用目的別に選べる犬の靴は、人間の靴と違い、4本の足に履かせるため、4足セットが基本です。そして、使用目的別に素材や形がち異なることも特徴です。まずは、犬の靴を購入したら、外で使用する前にまずは次の2つのことを確認しておくことが大切です。

サイズを確認する

犬の靴は試着してから購入することが最善の方法ですが、試着ができないケースも多くあります。そのため、まずは室内で履かせてみてサイズがあっているか確認することが大切です。前足と後ろ足の肉球の大きさが違うこともあるため、4足ともしっかりと履かせてサイズの確認をしましょう。ただし、一度履いた犬の靴は返品ができないため、購入前に正確に足の大きさを計測しておくことが大切です。

部屋の中を歩かせてみる

犬が靴を歩くとおかしな動きになることをご存知ですか?これは、犬にとって大切な触覚でもある肉球が機能しないことから起こる気持ちの悪さの表れとも言えます。そのため、靴を脱ごうとしたり、固まって動かなくなってしっまたりすることも。犬の靴を購入したら、まずは靴を履いて歩くトレーニングから始めましょう。

犬の靴の正しい履かせ方

犬 靴

裸足で過ごすことが当たり前の犬にとって靴を履くことは不快そのもの。そのため、まずは靴を履くことを嫌がらないように、決して焦らず怒ったりせずに気長に行うことが大切です。まずは、靴を履かせる前に、足先や肉球に触られることに慣らしておきましょう。犬の靴は、正しく履かせないと脱げてしまったり、靴ずれをおこしてしまうなど怪我の原因にもなりかねません。正しく履かせるためには、犬がじっとしていてくれなければなりません。嫌がる犬を無理やり抑えつけながら靴を履かせようとするのではなく、おやつやおもちゃで気を紛らわせながら履かせることがポイントです。

ステップ【1】犬が動かないようにしよう

犬に靴を履かせるためには、まっすぐ立たせた状態にすることが必要です。特に、靴を履くことを嫌がって座ったり伏せをしないように、リードをつけて係留することがおすすめです。

ステップ【2】前足から履かせて、つま先までしっかり足を入れよう

犬に靴を履かせるときは、前足から先に靴を履かせることがポイントです。そして、つま先がしっかり靴の先端に届くまで入れることが大切です。このとき、つま先まで足が入っていないと、靴の先端が余ってしまい爪を傷めたり、足が靴の中で動いてしまうためうまく歩けないり、犬が靴をますます嫌いになってしまう可能性があり注意が必要です。つま先まで足が入っているか、靴の先端を触って確認しましょう。

ステップ【3】かかとまできちんと入れてベルトで固定

つま先まで足がちゃんと入っていることが確認できたら、かかとを入れます。かかとが靴の底に着いたことを確認し、足首をベルトで固定します。ここでのポイントは、足首を締め付けすぎないこと。足首が曲がる余裕をもたせてベルトを締めましょう。

ステップ【4】前足を履かせたら歩いてみよう

靴を嫌がる犬は多いため、まずは前足だけ履かせて、室内で歩いてみることがおすすめです。靴を気にしないように、おもちゃなどで注意を引きながら歩く練習をします。上手に歩けたら、思いっきり褒めてあげましょう。

ステップ【5】後ろ足に履かせよう

前足に靴を履いて上手に歩けたら、後ろ足に靴を履かせましょう。履かせ方は、前足と同じです。後ろ足に靴を履くと、気持ち悪がる犬が多くいます。また、足を床につけることを嫌がったり、変な動きになってしまうことがありますが、笑ったり面白がったりしないようにすることが大切です。

適切な使用時間

あらゆるシーンで活躍する犬の靴ですが、長時間の使用は控えましょう。犬の肉球は、唯一犬の体の中で汗をかける場所です。そのため長時間、靴を履くことで肉球が蒸れてしまいます。靴が必要な遊びや散歩が終わったら、なるべく早く靴を脱がせてあげましょう。

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犬の靴の上手なお手入れと保管方法

犬 靴

さまざまなシーンで活躍してくれる犬の靴ですが、使用する場所はアウトドアが主体です。そのため、使用後はきちんとお手入れをして、清潔にしておくことがおすすめです。

ポイント①汚れている時は洗う

雨の日やキャンプなど、犬が靴を履く場面では、泥はねや泥水などによって靴が汚れることが多くあります。帰宅して、靴が汚れていたら、石鹸で優しく手洗いすることがおすすめです。また、靴の内側もきれいに洗っておくことで、清潔にキープすることができます。

ポイント②内側までよく乾燥させる

濡れる場所での使用後や洗ったことで犬の靴が濡れている場合は、陰干しをして乾かすことが大切です。靴の外側だけではなく、内側もよく乾かしましょう。特に、犬が足を入れる内側は、生乾きの状態にしておくとカビが発生したり細菌が繁殖してしまう原因ともなるため、しっかり乾燥させましょう。

ポイント③型崩れしないように保管しよう

犬の靴は、デザインによって保管方法に注意が必要です。ラバー素材の靴を保管する場合は、ラバー同士がくっついてしまわないように、内側にベビーパウダーなどの粉を全体にはたいておきましょう。また、靴はポリエステルや合成皮革などが使用されていることが多いため、丸めて収納したり何かの下敷きになり潰れてしまわないように保管することが大切です。特に、つま先部分は犬が足を入れやすい形状に設計されていることが多いため、柔らかい素材で作られている場合はコットンなどを詰めて潰れないようにしておきましょう。

犬の靴と一緒に使うと更に便利!おすすめグッズ3選!

犬 靴

犬に靴を履かせること簡単ではありません。特に長毛種の場合、被毛が絡まってしまったり、つま先がなかなか入らなかったりと、手早く履かせることが難しいのも事実です。そこで用意しておきたいのが、犬に靴を履かせるときのお助けアイテム。素早く靴を履かせるために、ぜひ使用してみてください。

靴下で保温の効果UP!

最近では、履かせやすく脱げにくい設計の犬の靴が増えてきましたが、それでも嫌がる犬の足を1本ずつ靴に入れていく間に、最初に履かせた靴を脱いでしまうなんていうお悩みも多くあります。そんなときにぜひ、活用したいのが犬用の靴下です。靴下を履いていることで、靴との滑りが良くなり、するっと履かせることが可能になります。さらに、雪山などで遊ぶ時には、靴下を履くことで保温効果も期待できます。また、肉球に怪我をしているときには、傷保護用の靴下を履かせてあげることで、靴に傷が当たって痛みを感じることも無くなります。

テーピング用テープも併用すると更に便利に

足の飾り毛や足回りの被毛が靴を履かせるときの困りもの。そんな被毛をテーピング用のテープやアンダーテープで止めてしまう方法です。犬用の伸縮包帯でもOK。くっつくタイプのテープを使って、肉球部分から狼爪も巻き込んで足首までを巻いていきましょう。この時、きつく巻きすぎないように気をつけましょう。こうすることで、靴に足を入れやすくなります。

ラバー製の靴専用器具があれば心強い!

犬のファーストシューズとして人気のあるラバーブーツ。これは風船のような形状とラバー素材で作られている使い捨てタイプの犬の靴です。全面ラバーで作られいるため履かせにくいことでも知られています。そんな履かせにくい時のお助けアイテムとなるのが、トングのような形をした専用の器具です。この専用器具を使うと、驚くほど簡単に靴を履かせることができると高評価のアイテムです。

靴を履くことにぜひ慣らしておいて

犬 靴

犬にとって、靴は未知のもの。太古の昔から、裸足で生活してきた犬は、靴を履くことに抵抗があります。しかし、靴は肉球を保護したい時になくてはならないアイテム。実は、ウチのコは肉球ズルムケを何度か経験しています。そんな時にでも散歩には行きたがるため、傷ついている1本の足にだけ靴を履いてもらいます。見た目はちょっと変ですが、1本の足だけなら比較的抵抗なく歩いてくれます。靴の素材や形によっては、靴擦れが出来てしまったり、足が窮屈になってしまい犬がストレスを感じる場合もありますが、靴は犬の肉球をあらゆるトラブルから守ってくれるもの。いざというときに抵抗なく履けるように、普段から靴を履く練習をしておくことがおすすめです。

  • 更新日:

    2021.05.27

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ライター・専門家プロフィール
  • 西村 百合子
  • ホリスティックケアカウンセラー、愛玩動物救命士
  • ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。 現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。