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元保護犬おじいわんプゥ
連載 / ブログ

2021.05.06

ブログ|元保護犬おじいわんプゥ【第2部】|vol.4

元保護犬おじいわんプゥの日々好日 |プゥさんの老いを受け入れる

今年に入ってからプゥさんの目の衰えがより進んできました。また耳も1年ほど前からほぼ聞こえなくなっているので、不安感が強くなってきているようです。今日は年齢不詳のプゥさんの老いについてのお話です。

#ミニチュアダックスフンド / #保護犬おじいわんプゥ

泉 能子/愛犬家、ドッグライター

プゥさんの年齢は12~3歳?

プゥさんの顔

プゥさんが我が家に来て3年が過ぎました。保護された時とても綺麗な身体状態であったことと、取り立てて目立った疾患もなく(後に黄疸があったことが判明しましたが)元気だったことから、推定年齢で7歳か8歳ではないかと言われていました。

引き取ってかかりつけの獣医さんのところで健康診断を受けたときは、すでに白内障が出始めていたことや、全体の様子から8歳の終わりから9歳くらいだと判断されました。

最近特に目の衰えが目立ち、散歩のときの歩みもゆっくりになってきたことから、再度獣医さんにプゥさんの今の年齢について訊ねてみました。現在では白内障は両目にも見られ、進行はしているものの完全に見えていないわけではないそうです。 耳については、アレルギーで耳穴が塞がっていることもあるが、年齢的なものも大きく関係しているとのこと。

先生曰く、全体的な衰えからみると10歳だとするには無理があり、12~3歳が妥当と言えるけれど、だとしたら毛艶も良く食欲も旺盛なので、身体的状態は良好なのだそうです。

「見えない・聞こえない」不安を減らすために

保護犬

目も悪く、耳も聞こえているとはいえないプゥさんの不安について先生に聞いてみたところ、犬は目に頼らない動物なのだそうです。いつも過ごしている場所や散歩道などで、目が悪いことで困ることはほとんどないとのことでした。

事故や病気で突然目が見えなくなると慣れるまでに時間がかかるそうですが、もともと犬はそれほど視力が良いわけではなく、嗅覚や気配を感じる感覚が発達しているため、目が見えなくてもさほど不自由は感じない、と言われました。目も耳も悪いはずのプゥさんが、人が動いたり、ご飯やおやつなどには敏感に反応するのはそのためなのでしょう。

それでも目が良く見えない、耳も悪いとなると不安がないわけではなく、プゥさんがわたしの膝に乗りたがるのもそのためだと思います。

家具の位置を変えないことや、溝に落ちたり、段差につまずいたりしないように、散歩のときはしっかり見守るようにしています。また耳も聞こえずらいため、何かを伝えるときは驚かせないように、必ず前から体にそっと触れて知らせるようにしています。

プゥさんの老いを受け入れる

保護犬

私たちはプゥさんの子犬のころや成犬になってからの長い時間を共に過ごしていません。そのため今までのように、子犬から成犬期を経て老いへと向かう愛犬を、ゆっくりと受け入れる時間を持つことができませんでした。年齢からすれば、目が悪くなることも、耳が聞こえにくくなることも、当たり前にあることなのですが、プゥさんの老いが突然来たような気がして、少しばかり戸惑いを覚えたもの事実です。

それでも共に暮らした時間の長さなど関係なく、プゥさんが私たちの家族であることにかわりはありません。プゥさんに残された年月はそんなに長くはないかも知れませんが、我が家の愛犬としてしっかりと老いを受け入れ、最期までプゥさんがゆったりゆっくりと過ごせるような環境を作ってやりたいと思っています。

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  • 更新日:

    2021.05.06

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ライター・専門家プロフィール
  • 泉 能子
  • ドッグライター
  • 動物が大好きで、気づけば隣にはいつも愛犬がいて、愛犬とお互いに助けたり助けられたりの共同生活をしているドッグライターです。 今までにヨークシャーとスムースダックスを育てて看取り、今は保護犬の9歳になるブラックタンのダックスと暮らしています。 人と犬が楽しく幸せに暮らすために役立つ記事を発信していきます。