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しつけ

2021.04.09

トイプードルのしつけは難しい?賢く活発な性格に合ったしつけ・遊び方のコツ

ぬいぐるみのような可愛らしさに加え、賢いことでも有名なトイプードル。賢いとしつけが大変なんてことも言いますが、トイプードルの場合はどうでしょうか? ここでは、トイプードルの性格に合ったしつけのコツ・遊び方・トイプードルに必要な環境づくりについて解説します。

#トイプードル

江野 友紀/認定動物看護士

トイプードルの性格の特徴

トイプードル

しつけについて語る上で重要となる犬種の特徴として、トイプードルの属する犬種グループや得意なこと、苦手なことをまずご紹介します。

犬種グループ

日本で犬籍登録や血統書の発行などを行う「ジャパンケネルクラブ(JKC)」において、トイプードルは第9グループ「愛玩犬」に分類されています。
このグループにはチワワやシーズー、マルチーズ、キャバリア、パピヨンなど、家庭犬や愛玩目的の犬が分類されています。

祖先は水猟犬

トイプードルの祖先は、ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬と言われています。「プードル」の語源は「水がバシャバシャと跳ねる」という意味のドイツ語に由来しています。

得意なこと

祖先が水猟犬であったため泳ぎが得意と思われがちですが、トイプードルは愛玩犬として繁殖を繰り返されているため、泳ぎの得意不得意は個体差があります。水遊びをする場合は、愛犬の様子を見ながら遊ばせましょう。

苦手なこと

甘えん坊なトイプードルは、人との密接な関係を求める傾向があるため、一人ぼっちで過ごしたり、長時間のお留守番が苦手な子が多いようです。特に飼い主さんとトイプードルが強い依存関係にある場合は、分離不安症になってしまうこともあります。

トイプードルの性格に合ったしつけのコツ

トイプードル

トイプードルはとても賢いため、飼い主さんが正しくしつければどんどん吸収していってくれる傾向があります。また飼い主さんのことが大好きな犬種でもあるため、しつけは次のことを意識していきましょう。

好ましい行動を取ったときに、たくさん褒める

飼い主さんとコミュニケーションを取ることが好きなトイプードルは、褒めてもらうことが大好きです。トレーニングが上手くできたときには、その都度きちんと褒めてあげましょう。
褒めるというとおやつを与えることをイメージしがちですが、与えすぎは肥満の原因になります。飼い主さんに撫でてもらったり、お気に入りのおもちゃを与えられることを喜ぶ子もたくさんいるので、その子に合った方法で褒めてあげましょう。

トイプードルの性格に合う遊び方

トイプードル 性格

続いて、トイプードルの性格に合ったおすすめの遊び方をご紹介します。

賢さと好奇心旺盛な性格を活かした「宝探し」がおすすめ

トイプードルには、知的好奇心をくすぐる遊びがおすすめです。複数の紙コップを用意し、1つの紙コップに入れてどのコップに入っているか探させたり、毛布やタオルの下に隠して遊びましょう。おやつの代わりに、お気に入りのおもちゃで遊ぶのもおすすめです。

トイプードルにはアジリティーがおすすめ

見た目はぬいぐるみのようなトイプードルではありますが、賢さや運動能力を活かしてドッグスポーツを楽しむ子もたくさんいます。

アジリティーは犬と人間がペアになって、ハードルやトンネルなどの様々な種類の障害物が設置されたコースを走り、タイムを競い合う競技です。
子から大きな子まで犬種を問わずに参加でき、身体のサイズによってクラス分けされています。トイプードルは一般的に、体高35㎝未満の犬が参加するSクラスに分類されることが多いようです。

アジリティーが犬に与える良い影響

アジリティーでは飼い主さんとアイコンタクトを取り、指示をもらって障害を越えていきます。多くの課題をクリアしていくうちに飼い主さんと一緒に課題をクリアしていく喜びや達成感を感じることができます。
また、アジリティーを経験することで人間の指示に従うことを学習した犬は「次はどんなことをすれば良いのかな」と飼い主さんの指示を待つようになります。

トイプードルに適した環境づくり

トイプードル

最後に、トイプードルの性格や特性を踏まえた、必要な環境づくりについてご紹介します。

子犬を迎え入れたら

子犬を迎え入れた場合、初めの一週間は新しい環境に慣れるための期間と考えましょう。子犬にとって生活環境が大きく変わることは、少なからずストレスになっています。可愛らしいのでつい構いたくなってしまうかもしれませんが、なるべくそっとしておきましょう。特に、小さな子供がいる家庭ではしつこく構いすぎることが無いよう注意しましょう。

室内環境を整えよう

基本的には、エアコンで温度調整してあげましょう。室温は28~25度、湿度は40~50%くらいが理想です。トイプードルが過ごしている床の近くは冷たい空気がたまりやすいので、人が感じているより寒いことがあります。エアコンの設定に頼るだけでなく、温度計などを使って確認すると良いでしょう。
また、犬が口にしてはいけない物を隠しておくことも大切です。チョコレートや玉ねぎ、薬、タバコなどは犬の届かない場所に保管しましょう。

トイプードルはしつけをよく覚える賢い犬

トイプードル

トイプードルは、数ある犬種の中でボーダーコリーに次いで賢い犬と言われています。きちんとトレーニングすれば飼い主さんの言うことをよく聞くようになりますが、賢いがゆえにしつけが行き届いていないとイタズラしたり、わがままな犬になってしまうこともあります。飼い主さんとしっかりと信頼関係を築いていくようにしましょう。

  • 更新日:

    2021.04.09

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ライター・専門家プロフィール
  • 江野 友紀
  • 認定動物看護士
  • 地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。 ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。 普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。 ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。