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2021.03.22

【東京都目黒区】の避難所はペット同伴可?サポート体制やルールまとめ

日本は地震や台風による洪水など自然災害が多く、どこに住んでいても大きな災害にみまわれ避難を余儀なくされる可能性があります。愛犬と暮らしている私たちにとって災害時に一番の心配が、「避難所にこの子も一緒に行くことができるのだろうか」という疑問ではないでしょうか。
災害時に愛犬を守るためにも、自分の住んでいる地域の避難所はペットと同行できるのか、サポート体制やルール、持ち物を事前に確認しておくのは、とても大事なことです。今回は、東京都目黒区のペット同行可能な避難所について詳しく紹介していくとともに、おすすめの防災グッズも紹介します。

文:関 ゆりな/ドッグライター

目黒では避難所にペットと避難できる?

避難所 ペット 目黒区

目黒区では、避難所へのペットとの同行避難が認められています。自宅から近い避難所はどこか確認して頭に入れておくと災害時に慌てる心配がなくなりますので、ペットと同行可能な避難所情報をチェックしていきましょう。

目黒でペットと同行できる避難所は38カ所

目黒区には、区立の小学校、中学校、区内の都立高校、私立高校などを含めた計38か所に地域避難所が設けられており、全ての避難所にてペット同行避難が可能です。ここでは災害時の避難所として指定されている施設の一部を紹介します。全ての避難所リストを閲覧したい場合は、目黒区の公式ページを確認しましょう。

ペット同行できる避難所住所
めぐろ学校サポートセンター 中目黒三丁目6番10号
碑文谷公園 碑文谷六丁目9番11号
めぐろ区民キャンパス 八雲一丁目1番1号
都立国際高等学校 駒場二丁目19番59号
東山小学校 東山二丁目24番25号
都立目黒高等学校 祐天寺二丁目7番15号
自由ヶ丘学園高等学校 自由が丘二丁目21番1号
原町小学校 原町二丁目18番12号
目黒中央中学校 中町二丁目37番38号
東根小学校 東が丘一丁目20番1号

目黒の避難所におけるペットのサポート体制は?

避難所 ペット 目黒区

避難所でのペットの管理や怪我、病気になってしまった場合などのサポート体制などについて紹介していきます。

ペットの避難ガイドラインはある?

目黒区では、16ページからなる「災害時における地域避難所のペット受け入れガイドライン」が設けられており、目黒区の公式ページから確認できます。
飼い主が非常時のために備えておきたい準備物やペット同行で避難した際の手順などが分かりやすく書かれており、スムーズな避難を行うためにプリントアウトして目を通しておくといいですね。

一緒に避難できる動物に制限はある?

目黒区で一緒に避難できるのは、犬、猫、うさぎ、小鳥、ハムスター等の小動物に限られています。大型動物やタカ、ワニ、オオトカゲ、ニシキヘビ等の人に危害を加える可能性のある危険動物などは、受け入れ不可になっています。

避難所でペットはどのように管理される?

ペットと一緒に避難できるとはいえ、避難所の中でもペットと飼い主が一緒に過ごせるわけではなく、人の居場所とペットの過ごす場所は分離されます。
基本的に避難所運営協議会か施設管理者が決めた飼育場所で、ケージやキャリーバッグに入れて管理されます。台風などの水害の場合も考慮して、屋内に飼育場所を確保することが推奨されており、飼育場所の区域内で犬は犬、猫は猫と同一種類ごとに分けて、ケージを設置します。

避難所でペットがケガや病気をしたら診察を受けられる?

目黒区では東京都獣医師会目黒支部の動物病院の協力と支援を得て、ペットが負傷した場合の応急処置を行ったり、診察してもらうことができます。

災害備蓄品としてフードの用意はある?

災害備蓄品としてペットフードやペット用の水は準備されていないため、飼い主さんが用意し持ち込む必要があります。支援物資としてペットフードが届く場合も多いですが、避難後すぐに到着するわけでありません。

さらにペットたちは慣れない環境でストレスを感じてる状況下なので、ただでさえ体調を崩してしまう恐れもあるため、食べ慣れているフードを多めに(5日分以上)準備して持ち込みましょう。

ペット同伴の避難訓練はある?

目黒区では、ペット同行で行える避難訓練が毎年9月に開催されています。避難訓練では、ペット同行避難訓練コーナーが設けられ、愛犬を実際にケージに入れることができ、慣れない環境のなかで、飼い主と離れるとどんな反応をするのか確認することができます

実際に災害にあって避難した際は、飼い主さんも余裕がなく愛犬だけに気を遣っていられなくなりますので、事前に愛犬がどのように反応するか知っておき、クレート訓練などのしつけに役立てられるといいですね。

目黒で避難所にペットと避難する際のルールは?

避難所 ペット 目黒区

目黒区の避難所におけるペット飼育ルールはガイドブックの16ページに詳しくのっていますので、一度しっかりと目を通しておくことをおすすめします。ここでは、主なルール3つを紹介していきます。

ルール【1】名札をつけること

慣れない環境下では、犬もパニックになり逃げ出してしまう可能性もあります。避難所に向かう際は、愛犬の名前と飼い主の名前、電話番号など身元が分かる情報を書いた鑑札や迷子札を首輪やハーネスにつけておきましょう。

マイクロチップでも飼い主を探すことができますが、動物病院などで機械を使って情報を読み取る必要があるため、混乱の中ではすぐに情報を確認してもらえない場合もあるかもしれません。迷子札は誰でもすぐに情報を見ることができるので、より早く飼い主さんの元へ戻るために大きな助けになるでしょう。

ルール【2】排泄は決められた場所で行うこと

避難所では、人間の生活が最優先になり、ペットが苦手な方やアレルギーがある方などにも最低限の配慮が必要になります。特に排泄物の処理は、トラブルにならないためにもきっちり行うようにしましょう。

各避難所でペットの排泄物を捨てる場所を設置してくれますので、決められた場所に捨てるようにしましょう。また、マーキングをしてしまう子は、マナーベルトやおむつを持参したり、排泄物の匂いが漏れないような袋を使用するといいですね。

ルール【3】最低限のしつけをしておくこと

避難所では多くの知らない人たちと犬以外のペットたちと一緒に過ごさなければなりません。人も動物も環境の著しい変化で、気が立っていることもあるでしょう。

トラブルや事故が起こらないために、ケージで大人しく過ごしたり、他の犬や動物を見ても興奮せず不必要に吠えないようしつけておくといいでしょう。基本的な「マテ」や「オイデ」、「フセ」などのコマンドを教えておく他、愛犬を飼い主がしっかりコントロールできるよう日頃から訓練していきましょう。

ペットの飼い主なら用意しておきたい防災グッズ5選

避難所 ペット 目黒区

ここでは、愛犬との避難時の持ち物として用意しておきたい防災グッズを紹介していきます。

プライベート空間が広がる拡張型ペットキャリー

拡張可能なキャリーバッグは、避難時は愛犬を連れて行くためのリュックとして使い、避難所では広めのペットハウスとしても利用できます。
背面部分が拡張することでプライベートなスペースが広くなり、楽な姿勢で過ごすことができるでしょう。また、チャック部分は中からあけてしまうことがないようバックルでしっかりロックをかけることができ、逃げ出しを防ぎます。

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水を使わずに汚れや匂いのケアができるシート

災害時は、水道が止まってしまうことも大いに考えられ、水は貴重品となります。愛犬の汚れを落とすための水の確保が難しくなることを想定すると水を使わないシャンプーや体拭きシートがあると便利です。

この体拭きシートは、ニオイブロック成分配合されており、愛犬の体臭ケアや汚れの気になる部分に使用することができます。シートタイプなら嵩張らずに持ち運ぶことができ、他にタオルなども必要ないので使い勝手も抜群です。

折り畳んで持ち運べるごはん皿!蓋付きで衛生的

シリコン製で軽く、折り畳むことで持ち運びも楽ちんなペット用ボウルは、水用とごはん用の2つ1セットで持っていると便利です。
密閉製の高い蓋付きなので、水漏れや残してしまったご飯も衛生的に仕舞っておけます。お散歩やお出かけ、旅行などにも持っていく飼い主さんが多いので、避難時以外にも活躍できますね。

排泄物の匂いを漏らさない!ペットシーツの処理もできるマナー袋

愛犬との同行避難では、排泄物の処理にも気を使いますよね。排泄物を捨てるゴミ箱が設置されますが、災害時にはゴミが回収されない可能性も考えて、嫌な臭いが漏れないマナー袋があると便利です。
Lサイズの大きいサイズだとうんちはもちろん、ペットシーツも袋に入れて捨てることができるのでおすすめです。

愛犬の足を汚れや瓦礫から守ってくれるシューズ

災害時は瓦礫の上を歩かなければならない可能性もあり、肉球保護のためにあらかじめシューズに慣らしておくのがベストです。
犬用アウトドアブランド「Ruffwear」が販売するドッグシューズは、愛犬が走っても脱げにくく、頑丈で分厚い靴底をしているのでガラスの破片などを踏んで怪我をする危険から肉球をしっかり守ってくれます。さらに汚れもカバーできるので、水で足先を洗うことができなくても安心ですね。

目黒の避難所情報を頭に入れて愛犬と一緒に備えよう

避難所 ペット 目黒区

災害は予想もしないときに訪れます。自宅から近い避難所の場所は頭に入っているでしょうか?目黒区ではとても分かりやすいガイドブックとハンドブッグが発行されていますから、プリントアウトしてしっかりと読み込むことをおすすめします。
ハンドブックには、避難時に必要となる防災グッズリストが載っていますので、そちらを参考にして愛犬の防災グッズもいつでも持ち出せるようにまとめておきましょう。

参考文献
  • 更新日:

    2021.03.22

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