まずは、九州地方のなかでも福岡県、佐賀県、大分県の3県を見ていきましょう。
福岡県朝倉市にある甘木公園は、犬と同伴可能な桜の名所です。福岡県内でも有数の大きな公園で、近隣住民の方のなかには愛犬との散歩コースとして公園内を歩いている方もいるようです。
リードを付けて、ウンチの始末をちゃんとすれば公園内に犬を連れて入れます。大きな池が中央にあり、とても美麗な景観の公園なのでぜひ一度訪れてみてください。。
福岡県民にとっては定番のお花見スポットです。福岡城の本丸跡を利用した公園は、県内一の桜の名所として知られています。とても広い公園なので、運動量が多い愛犬とでも歩きがいがあるでしょう。
舞鶴公園は「どうぶつ愛護フェス」が毎年開かれるほど動物にゆかりのある施設なのでスタッフも犬に慣れており、安心して連れて行くことが出来ます。
また、隣の大濠公園にはワンパークという犬専門のレジャー施設があります。室内ドッグランや犬用フードが注文できるカフェ、犬用の温泉やエステなどもありますので、お花見で歩き回った後は、ワンパークで休憩するというのも良いかもしれません。
佐賀県鳥栖市にある田代公園は、600本のソメイヨシノやカワヅザクラ、ヤマザクラが咲く桜の名所です。広さは東京ドーム1.5個分ぐらいです。
こちらの公園も、リードの使用とウンチの片付けをすることを条件として犬と同伴で利用することができます。満開の美しい桜の並木道を一緒に歩けば、愛犬も喜ぶこと間違いなしです。
大分県別府市にある歴史ある公園です。別府市民の憩いの場として犬の散歩コースとしても日常的に利用されているようです。この公園は桜だけではなく梅も有名で、ブンゴウメや白梅、紅梅などが美しく咲きます。
続いて、長崎県、熊本県で愛犬と桜が見れるスポットを見ていきましょう。
佐世保市と西海市にまたがる観光型の公園です。東京ドーム7.8個分もの広大な敷地に、1000本のソメイヨシノが咲き乱れます。また海に隣接しているため、桜と海を両方楽しめます。リードを付けるのは必須ですが、芝生の広場や展望台など犬が喜びそうな施設が複数あり、犬と一緒に散策するのが楽しい公園です。
菊池市内を見渡せる小高い丘にある菊池公園は桜やツツジの名所です。特に桜は熊本県内でも有数で、3000本の桜が咲き誇る景観を目当ての花見客で賑わいます。スミゾエザクラという珍しい桜が咲くことで知られており、桜が好きな方は一見の価値ありでしょう。園内には桜のアーチの並木道や、芝生の広場などがあり、犬も喜ぶスポットとなっております。
最後に、宮崎県、鹿児島県、沖縄県で愛犬と桜が見れるスポットをご紹介します。
宮崎県児湯郡都にある不動公園は、桜が生えた800mの並木道があることで知られています。また、桜の季節が終わった後には2000本のツツジが咲き誇り、1年に2回もお花見を楽しめます。龍神社の境内には不動の滝があり、景観とマイナスイオンを楽しめます。
平和を祈る目的で作られた公園であり、園内に戦闘機が展示されていたりしますが、たくさんの桜も植えられており、お花見スポットとしても有名です。映画の撮影にも利用された、公園入り口付近の桜のアーチは圧巻です。とても厳かでロマンチックな公園ですが、愛犬も連れて入ることができます。
夜桜がきれいな沖縄の桜の名所です。もともと景観が美しい城跡なので、昼間は景観と桜を楽しみ、夜はライトアップされた夜桜を楽しむことが出来ます。「今帰仁グスク桜まつり」というお祭りが開催され、城もライトアップされるため、それに合わせて行くのもいいでしょう。ただし、沖縄の桜は咲くのが早く、1月中旬頃がシーズンなので注意してください。
どこのスポットも、リードの着用とウンチの始末は必須条件なのでしっかりと準備して行きましょう。また、スポットによっては、お花見シーズンに露店で「たこ焼き」や「イカ焼き」などのグルメを買うこともできます。落ちているものを愛犬が食べてしまわないように注意しましょうね。