我が家では犬と全く同じ空間で、猫1頭も一緒に生活をしています。子猫のときに我が家にやってきて、犬が直接届かないところにケージを置き、少しずつ慣らして行きました。その当時、犬は7頭いましたが、子猫は犬のことを気にする様子もなく、徐々に一緒に過ごすようになり、現在もケンカすることはありません。
我が家の猫は犬と同じペットシーツで排泄をします。子猫のときはケージの中で猫砂を使っていましたが、犬と一緒にいるようになって、犬のトイレの隣に猫トイレを置いていても一切しなくなりました。もしかすると猫は自分を犬だと思っているのかもしれません。
これまでにハリネズミは10匹以上飼ってきました。その中でも、初代ハリの“おしん”はハリネズミの飼育本に載せてもらったことがある美ハリさんです。
ハリネズミは背中のハリを立てることで攻撃したり、身を守ります。ハリネズミを部屋で遊ばせるときにわんこ達と一緒にいましたが、特に攻撃的になるようなこともなく一緒に過ごしていました。
ハリネズミは初めて嗅ぐ匂いや食べ物に対して「アンティング」という体に泡を付ける行動をします。アンティングは、自分の匂いを消し、敵から身を守るためにする行動と言われています。うちのハリネズミも犬の匂いを嗅いだあとアンティングをしていました。
フェレットはこれまで3頭飼ってきました。体型はダックスフンドと同じ胴長短足。追いかけっこをしたり、おやつを食べたりと一緒に過ごすことができました。そして、遊ばせていると、勝手に犬のトイレに入り排泄もバッチリ!フェレットは角に排泄するクセがあるので、犬のトイレはちょうどよかったようです。
フェレットは、小さい体ですが噛まれるとひとたまりもありませんでした。昔、ハンモックに爪が引っかかったフェレットを助けようとして、親指の爪を貫通するくらいガッツリと噛まれたことがあります。いくら優しい子でも噛むことがあるので、全てのフェレットが大丈夫という訳ではありません。ただし、犬に対しては噛むようなことはありませんでした。
初めて金魚を迎えたときは、ずっと水槽を見つめてる子(犬)がいました。今は水槽越しか水替えのときにバケツの中にいるときに覗かれています。金魚は、覗いている犬の方に寄っていくように見えます。意外に相性がいいのかもしれません。
我が家のわんこ達は金魚を食べようとしたことはありません。ただし、たまにバケツを飛び越えてしまう金魚もいるので、万が一ということがないよう注意して見守っています。
これまで、フクロモモンガ7匹・チンチラ6匹飼ってきました。我が家には小動物用の部屋があり、遊ばせるときに部屋に放しますが、フクロモモンガとチンチラはゲート越しの犬の存在に警戒しているようだったので、一緒に遊ばせることはしませんでした。
フクロモモンガとチンチラは犬と同じ空間での生活は難しいようです。ただし、犬と部屋が別であれば同じ屋根の下で暮らせます。ただし、フクロモモンガは犬のような声で鳴くときがあるので、その声にわんこ達が反応して吠えてしまうことがあります。
我が家では、ミニチュアダックスフンド以外にもさまざまな生き物をたくさん飼ってきました。その中で、犬と一緒に遊んだり、寝たりすることができる動物もいて、現在も一緒に過ごしています。しかし、全ての生き物が仲良く暮らせる訳ではないため、それぞれの習性を理解し、配慮してあげる必要があると思います。もしよければ新しい家族を迎えるときの参考にしていただければ幸いです。