オシッコは毎日のことなので「オシッコしたなぁ」という程度で済ませてしまうことも多くなります。でも時々、愛犬にいつもと違う様子がないかチェックしてみませんか?
ちょっと気にしてみたいポイントを5つご紹介します。
毎回目くじらを立ててオシッコを確認していると、愛犬も神経質になってしまいます。
さり気なく見てあげてくださいね。
オシッコ確認ポイント
ポイントを確認する時は、いつもの愛犬のオシッコを把握しておくことや、飲んだ量や内容を覚えておくことも大切です。
人間も、栄養ドリンクを飲んだ後ではオシッコが黄色くなるし、コーヒーやお茶をたくさん飲むとトイレの回数が増えますよね。
犬は栄養ドリンクやコーヒー、お茶は飲みませんが、薬やスープなどいつもと違うものを口にすることがあります。
特に薬を飲ませている時はオシッコに変化が出ることも考えられるので、あらかじめ獣医さんから聞いておくのも良いかもしれません。
色と濃さ、におい、量、オシッコをする時の様子、回数の5つが愛犬のオシッコ確認ポイントです。
各ポイントごとに、理想的な状態を見ていきましょう。
薄い黄色であることが一般的です。
水分を多く摂った後は透明~かなり薄い黄色、逆に水分摂取量が少なかったり、長時間オシッコをしていなかったりする時には濃い黄色になることもあります。
朝一番のオシッコは濃い黄色であることが多いようです。
犬のオシッコは少しアンモニア臭が強い傾向があります。
まだトイレを覚えていない犬であれば、部屋中でオシッコをしてにおいがあちこちからするということもあるのではないでしょうか。
でもこれは通常のにおいです。普段のにおいをぜひ覚えておいてくださいね。
平均的な1日のオシッコの量は、体重1kg当たり32ml前後と言われています。
うちのコの場合だと体重は5kgちょっとなので、計量カップ1杯分(200ml)ほどオシッコをすることになります。
オシッコをする時の様子は、特に鳴き声をあげたり、何度もかまえるけれど全然出ないということがなければ、問題はないと考えて良さそうです。
スムーズにオシッコができているかどうかがポイントになります。
犬は半日くらいオシッコを我慢できると言われています。
外で排泄する子で日中は留守番になる家庭では、オシッコの回数も少なめかもしれません。
また、我が家がそうなのですが、家でオシッコをできたらご褒美がもらえるとわかっていると、おやつ欲しさにちょこちょこオシッコをする場合もあります。
そのため「何回したら正常」と考えるよりは、自然に排泄できているかや、12時間以上全くオシッコをしていないというようなことがないかという点を見てあげる方が良さそうです。
いつもと違う、こんなオシッコを見かけたら、動物病院で診察を受けることをおすすめします。
気づいてあげたいオシッコの変化
犬のオシッコからわかる病気は膀胱炎や尿路結石、血尿など、膀胱や腎臓に関わることが多くあります。
異変を感じたら、早めに対処してあげたいですね。
可能であれば動画を撮影したり、オシッコを採取する、もしくは異変のあるオシッコをしたペットシーツを持参することで、獣医さんの参考にしてもらえるかもしれません。
理想的なオシッコを作り、病気を予防するには、次のようなことに気をつけてみると効果的です。
良いオシッコを作るには
良質なタンパク質は肉や魚が適しています。
ビタミンCは野菜に多く含まれますが、実はヤギミルクにも豊富に含まれるため、ぜひ利用したい食材です。
今回は、ササミとヤギミルクでスープを作ってみることにしました。
作り方はこちらです。
【材料】
【作り方】
レシピのポイント
うちのコに食べてもらいました。
ササミもヤギミルクも大好きなので、すぐに食べてしまいました。
夏場は少し冷やしてあげると口当たりが良くなりますよ。
犬にとってオシッコは、ただの排泄物とは違い、自分の存在を相手に知らせ、また、相手がどんな犬かを知る大切な意味を持つものでもあるそうです。
健康だけでなく、犬の名誉のためにも良いオシッコをさせてあげたいですね。これから少しずつ気温も上がってきます。
水分補給もしっかりして、良いオシッコをたくさん作りましょう!
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