夕食に誘っていただいたご近所さんのお家には、ネコが3匹いて、体をすりすりしてくる甘えっぷりも一人遊びしている様子も可愛らしく、ネコとの生活が一気に魅力的に感じました。
数日後、「知り合いのところで子ネコが生まれたから紹介するよ」と、そのご近所さんから声をかけていただき、子ネコとの生活が手を伸ばせばすぐ届くところに現れるという急展開。
そんな時、友人とオンラインカフェで「子猫を紹介してもらった」という話をしながら昔話をしているうちに、小さい頃に近所で生まれた犬を持ち帰って怒られたり、友人のワンコを可愛がったり、散歩中の犬を追いかけ、お家を突き止め、犬と遊びたいがためにその家に通ったり・・・と、ワンコを飼いたくて仕方なかった子供時代を思い出しました。
「猫じゃなくて、犬が飼いたかったんだよね。」との友人の言葉に自分のことながら絶句。
そんな話をした日、えんちゃんに出会ってしまったのです。写真をひと目見た時からこの子しかいないと思いました。会いたかったのはこの子なんだと。
そう思いつつも、犬の飼育経験も無く、小さな命に責任を持てるのか、不安に思う気持ちも大きくてなかなか踏み出せずにいましたが、「会いに行こう!」と、夫に背中を押され、その後は、とんとん拍子でお迎えすることが決まりました。
今、えんちゃんは我が家にとってかけがえのない家族です。あの時、ニャンコを迎えていたとして、えんちゃんと同じくらい愛せたのだろうかと自信がありません。ワンコが大好きだった子供時代を思い出させてくれた友人や背中を押してくれたダンナさん、貸家なのに快く理解してくれ、えんちゃんを可愛がってくれる大家さんなど、たくさんの人のおかげで今、我が家は幸せに暮らしています。
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