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2021.02.22

犬の薬用シャンプーの人気商品9選!愛犬の皮膚状態に合わせて選ぶポイントも

犬も人と同じで、放っておくと体の隅々に汚れがたまります。特に皮脂や排泄物の汚れなどは、しっかり洗い流さないと衛生的にもNG、病気につながる可能性も。
今回は、自宅で使える犬の薬用シャンプーのおすすめ9商品と、愛犬の状態ごとに商品を選ぶポイントをご紹介します。

監修:葛野 莉奈/獣医師、かどのペットクリニック 院長(文:つちや りょうこ)

犬の薬用シャンプーのメリット・デメリット

犬 シャンプー 薬用

犬の皮膚は、人の皮膚の厚さが3分の1から5分の1程度と言われています。そんな薄い皮膚にも合うように作られた犬の薬用シャンプーは、低刺激ながらもダニやノミ、汚れなどを洗い流して健康な皮膚を保つのが特徴です。

薬用シャンプーの特徴・用途

薬用シャンプーはスキンケアを目的とし、皮膚トラブルを抱えた犬がより健康な皮膚の状態にするためのシャンプーです。フケや痒み、角質などを取り除きつつ保湿をする、抗菌効果が高い、皮脂を除去するなど、シャンプーによってさまざまな効果があります。

薬用シャンプーのメリット・デメリット

ここでは、薬用のシャンプーを使うメリットとデメリットをそれぞれみていきます。

【メリット】皮膚にトラブルがあっても洗える!

薬用シャンプーのメリットは、皮膚トラブルがある子が、皮膚トラブルの原因を取り除きながら、汚れなどを取り除き、皮膚や被毛を清潔にできることにあります。犬の症状に合わせたシャンプーを使用することで、トラブルの緩和や防止などの効果が期待できます。

【デメリット】皮膚に合わないシャンプーはかえってトラブルになることも

犬の体質や皮膚の症状により、シャンプーの刺激が強くてトラブルになることも。使用回数が決められているシャンプーもあるので、使う場合は獣医師のアドバイスを参考にしてください。

犬の薬用シャンプーの種類は大きく4つ

犬 シャンプー 薬用

薬用シャンプーにはさまざまな特徴があり、多くの商品が販売されているため、症状や治療段階に合ったものを選びましょう。ここでは4つの種類についてご紹介します。

1. 抗菌性シャンプー

細菌などが増えることで起こりやすい、膿皮症などの皮膚トラブルを防ぐ効果があります。

2. 止痒性シャンプー

痒みを抑えて、痒みが原因となっている皮膚トラブルを緩和してくれる効果が期待できます。

3. 角質溶解性シャンプー

フケや荒れた皮膚、余分な皮脂を取り除き、角質層が過剰に増えることによる皮膚トラブルを防いでくれます。

4. 保湿性シャンプー

乾燥した肌に潤いを与えてフケを抑える働きがあり、角質層の作りが弱くて起きる皮膚トラブルを予防できます。乾燥により痒みが起こりやすくなる子などにおすすめです

犬の薬用シャンプー選びのポイント3つ!

犬 シャンプー 薬用

多くの種類が販売されていて、どの薬用シャンプーを選んだらいいか悩みますよね。ここでは、薬用シャンプーを選ぶ際のポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。

皮膚トラブルを繰り返している場合は、かかりつけの獣医師に相談をしてスキンケア方法を教わったうえで、愛犬の症状に合った薬用シャンプーを処方してもらうことがおすすめです。

1.全成分を確認しましょう

犬のシャンプーは雑貨扱いに分類されると、配合成分を表示する義務がありません。その場合、全成分を記載していないものも多くあります。安心して使えるように、どんな成分が配合されているか表記を確認しましょう。

2.犬の肌質や被毛に合うシャンプー選びを

短毛種は乾燥肌になりやすいため、保湿成分が入っているものがおすすめです。また、長毛種は毛の広がりを抑える効果があるシャンプーもあるため、それぞれの特徴に合うものを選んでくださいね。

3.アレルギーがある場合は成分をチェック

愛犬がアレルギーを持っている場合は、シャンプーに含まれる成分によりアレルギー反応が出てしまうことがあるので、購入する際には注意してください。

犬の薬用シャンプーのおすすめ9選

犬 シャンプー 薬用

ここでは、犬の薬用シャンプーの人気商品を効果や目的ごとに紹介します。愛犬の症状に合うシャンプーを探してみてくださいね。

殺菌・消臭に優れたシャンプー3選

たくさんの種類があるシャンプーの中でも、殺菌や消臭の効果が期待できるシャンプーを紹介します。

安全性が高い抗菌剤を含んだシャンプー

「ノルバサンシャンプー」は、殺菌や消臭効果に優れています。刺激も少なく、敏感肌の犬にも安心して使えますよ。コンディショナーが配合され、皮膚はしっとりとしながらも被毛はふわふわの仕上がりに。

安全な消毒液としても使われる成分を配合

「酢酸クロルヘキシジンシャンプー」に含まれる酢酸クロルヘキシジンは、医師の手指や手術室を消毒する用途で使われる消毒液です。カビや細菌などのウイルスへの効果が期待できるうえ、人への刺激が低いため安心して使えます。

人のうがい薬としても使われるポビドン・ヨードを配合

刺激性の少ない「薬用ヨードシャンプー」は、抗菌性のあるシャンプーで、うがい薬などに使用されるポビドン・ヨードを使用しています。保湿剤としてアロエ末が配合されたシャンプーです。

植物由来成分使用で低刺激のシャンプー3選

できるだけ刺激の少ないシャンプーを選ぶなら、天然植物由来のシャンプーを選ぶのがおすすめです。

全ての成分を表示した安心のシャンプー

「ロッティシャンプー」は洗浄剤の中でも低刺激で、天然植物由来のアミノ酸系を主成分としています。ロッティシャンプーは、全ての成分が表示されていますよ。

爽やかなハーブが香る6つの植物成分配合のシャンプー

「APDC ティーツリーシャンプー」は、6種類の植物成分と海藻保湿成分を配合しているため、皮膚と被毛を優しく洗い上げてくれます。洗い終わった後も爽やかな香りに包まれるシャンプーです。

弱酸性のシャンプーで皮膚を健やかに保つ

「Amino」のシャンプーは、ヤシ油やサトウキビなどの植物原料を使用しており、高品質のアミノ酸が入っています。炎症を抑えるコンフリエキスがシャンプーによる刺激を軽減する効果も。

手早く洗えて時短にもなるリンスインシャンプー3選

リンスインシャンプーは、1本でリンスの効果も期待できて時短になります。シャンプーが苦手な犬にもおすすめです。

潤い成分配合で、被毛をふんわりなめらかに

「ペットキレイ 毎日でも洗えるリンスインシャンプー」は、リンス成分が配合されており、被毛がふんわりとなめらかになります。天然クレイ成分の効果により、乾燥した皮膚や被毛を刺激物質や摩擦などから守ります。

脱臭効果も期待できるリンスインシャンプー

「ジョイペット 薬用スキンケアリンスインシャンプー」は、被毛や皮膚にいるバクテリアを取り除く薬用シャンプーです。被毛をしなやかに保ちつつ、においの原因になる腐敗菌にも効果があります。

潤いを補給しながら汚れをすっきり落とす泡タイプ

「ペットキレイ 顔まわりも洗える泡リンスインシャンプー子犬・子猫用」は、弱酸性でアルコールフリーのリンスインシャンプーです。泡の出るタイプなので液だれがしにくく、目に入りにくいメリットがあります。

犬の薬用シャンプーの洗い方をご紹介

犬 シャンプー 薬用

犬のシャンプーは月に1~2回の頻度が望ましく、健康的な皮膚の場合シャンプーのしすぎは余計な皮脂まで落としてしまうので控えたほうがいいでしょう。

ただし、皮膚トラブルのある子の場合は週1回など獣医師から間隔を指示される場合もあります。皮膚トラブルがある子はその指示をきちんと守りましょう。

薬用シャンプーは通常のものと同じように洗えますが、中には成分をしっかりと浸透させるため数分間なじませておく方法があります。シャンプーで洗った後はしっかりとすすいであげましょう。

また、薬用シャンプーの場合は治療の一環としてシャンプーを行う目的があり、そのシャンプーによって適切な量や使用方法で使う必要があります。かかりつけの獣医師から指示がある場合は、その通りに洗ってあげてくださいね。

犬の薬用シャンプーを使った洗い方

  1. 足先からシャワーをゆっくりかけて全身を濡らす
  2. シャンプーをよく泡立てて、マッサージするように洗う
  3. ぬるめに設定したお湯で、顔から体の順に洗い流す

愛犬に合った薬用シャンプーを見つけよう

犬 シャンプー 薬用

お手入れは大変ですが、汚れを落とさなかったり長期間放っておいたりすると、皮膚トラブルに繋がりかねません。皮膚の症状や効能など、犬に合わせて適切な薬用シャンプーを選んであげてください。
皮膚の状態によって、洗浄の仕方や保湿の大切さなども変わってきます。かかりつけの獣医師と相談しながらお手入れの方法を決められるとよいでしょう。

  • 更新日:

    2021.02.22

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ライター・専門家プロフィール
  • 葛野 莉奈
  • 獣医師、かどのペットクリニック 院長
  • 麻布大学卒。2015年より神奈川県内にてかどのペットクリニックを開業。ながたの皮膚科塾を卒業し、普段の診療でも皮膚科には力を入れております。 私生活では犬8頭と猫2匹と生活しているので、一飼い主として、そして獣医師として飼い主さんと動物たちとの生活がよりよくなることに少しでも貢献できると嬉しいです。