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犬種図鑑
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2021.02.08

キャバリアの成犬サイズはどのくらい?必要な運動量とかかる費用

「キャバリア」の愛称で親しまれているイギリス原産のキャバリアキングチャールズスパニエル。大きな瞳にウェーブのかかった飾り毛と大きな垂れ耳が特徴的です。物覚えもよく優しい性格でとても穏やかなので、日本の住環境でも育てやすく初心者にもおすすめの犬種として、高い人気があります。
今回は、そんなキャバリアの成犬時の体重や被毛の特徴、必要な散歩量、飼うにあたり必要な費用について紹介していきます。

文:関 ゆりな/ドッグライター

キャバリアは成犬になるとどのくらいのサイズ?

キャバリア 成犬

キャバリアは小型犬に分類される犬種ですが、一般的な小型犬よりもやや大きいサイズになります。ここでは、キャバリアが成犬になった時どのくらいの体重や大きさになるかに加えて、体型や被毛の特徴などについても紹介していきます。

体重と体高

キャバリアの成犬時の理想体重は5kg~8kg、体高は31cm~33cmでやや大きめの小型犬になります。
成犬時のサイズには個体差がある犬種のため、上記の範囲内を外れる可能性もあります。筋肉質で骨格がしっかりとしているので、体重が重くても太っているわけではない場合もあります。成長期が終わって体重増加が落ち着いてくる時期の体重を適正体重と見ましょう。

愛犬の体重が適正かどうかは、愛犬を上からみて適度なくびれがあるかどうか、助骨に触れる程度の肉付き具合などの体型を目安にチェックしましょう。自分では分からない場合、動物病院で確認してもらうとより正確に現在の体型が適正がどうかが分かります。

体型の特徴

キャバリアの体型は、体高よりも体調が長いのが特徴です。また、飾り毛が美しい長めの垂れ耳に大きな瞳、長めの鼻、頭頂部は平らな形をしています。

被毛の特徴

トリミングは基本的に必要ありません。子犬の時期は毛足が短いため、軽いブラッシング程度で十分ですが、成犬になるともつれやすく、抜け毛も増えるため毎日のブラッシングが必要になります。耳やお腹の内側などの動いて摩擦が起きやすい部分は、特に毛玉になりやすいため、入念にチェックしましょう。

キャバリアの成犬期は生後10ヶ月~7歳

小型犬のキャバリアの成犬期は、生後10ヶ月?7歳頃までです。生後10ヶ月頃には、体重増加が落ち着いて成長が止まるため、栄養価の高い子犬用フードから成犬用フードへと移行する必要があります。キャバリアは食欲旺盛な子が多いので、適正体重をキープできるよう成長が止まったあとは食事量をしっかりコントロールしましょう。

また、7歳以上のシニア期に入ると、活動量が減り消費エネルギーも減少するため、愛犬の活動量や健康状態などに応じてシニア犬用のフードへの切り替えも検討しましょう。

キャバリアの成犬に必要な散歩量

キャバリア 成犬

散歩は、適度に体を動かして健康的な体型を維持することに役立つだけでなく、ストレス発散や社会性を身につけるためにとても重要です。キャバリアは小型犬ですので、大型犬のように長時間の散歩は必要ありませんが、毎日散歩してあげるのが理想的です。ここでは、成犬のキャバリアに必要な散歩量を紹介します。

必要な散歩量

キャバリアの必要な散歩量は、1回につき30分程度を1日2回を目安に行いましょう。ただ、同じ犬種でも体型や性格などによって適切な運動量は異なってきます。 愛犬が散歩から帰った直後でも元気に動き回っているようであれば、散歩量が少ない可能性があります。逆に疲れすぎているようであれば、時間を短くしてあげるなど、散歩後の愛犬の様子を観察しながら、適切な散歩量を見極めましょう。

おすすめの運動

キャバリアは小型犬ですが、鳥猟犬が先祖犬とだけあって活発な性格です。と言っても激しい運動は必要なく、室内での遊びでも十分運動量をカバーできます。ボールやぬいぐるみなどを使ったおもちゃ遊びを愛犬とのコミュニケーションも兼ねて、散歩とは別に行ってあげましょう。

キャバリアの成犬との暮らしにかかるお金

キャバリア 成犬

キャバリアを家庭に迎えると毎月様々な費用がかかります。食費や医療費、日用費など必要になる費用を紹介していきます。

食費の目安

キャバリアの食費は、1ヶ月あたり2,500~5,000円程度、年間3万~6万円程度です。
体型によって与える量が異なりますので、成犬時の体重が重ければ食費はやや高くなります。こだわりのフードを与えいたり、手作り食を与える場合もサプリメントや食材費がかかりますので、さらに食費がかかります。
また、フードの他におやつを与える場合、他におやつ代として500~1,000円程度がかかるでしょう。

医療費の目安

愛犬の体調が悪くなった時に動物病院を受診する以外に、毎年必ずワクチンの接種などで費用がかかります。毎年必ず必要となる医療費は、以下の通りです。

  • 狂犬病予防接種:約3,500円
  • 混合ワクチン:約8,000円
  • フィラリア予防薬:10,000~13,000円

かかりやすい病気

外耳炎や遺伝的に僧帽弁閉鎖不全症にかかりやすい犬種です。外耳炎は、かかりやすい上に治るまでに時間がかかる場合や再発することも多い病気です。
また、心臓病の僧帽弁閉鎖不全症は、薬による治療もありますが、高度な技術を必要とする手術を行う場合もあり、医療費が高額になることも考えられます。

このような高額な医療費を補うためにペット保険に入っている場合、月に3,000円程度がかかります。ずっと定額なのではなく高齢になるごとに保険料は値上がりしますので、注意しましょう。

お手入れにかかる費用の目安

先述したようにキャバリアは、トリミングの必要がない犬種ですが、中にはシャンプーのみをトリミングサロンにお願いしたり、爪切りや耳掃除などのお手入れを定期的にお願いしている飼い主さんもいます。

長い垂れ耳はトラブルを起こすことが多いため、定期的な耳掃除を自分で行うことができない場合は、病院やトリミングサロンなどにお願いする必要があります。
シャンプーコースであれば、平均4,000~6,000円程度、爪切りなどの単品メニューは平均500円程度となっています。

日用品にかかる費用の目安

キャバリアを飼育するために揃える日用品に、トイレシートやウェットティッシュ、消臭スプレー、マナー袋、シャンプー・リンス、おもちゃ、ベッドなどが挙げられます。費用は、月に約1,250~1,600円、年間1万5,000円~2万円程度です。

また、上記の日用品の他にキャバリアを迎えるに当たって、サークルや移動用クレート、トイレトレー、餌皿、水皿などの飼育グッズを購入する初期費用も必要になります。また、お手入れグッズにスリッカーブラシやコーム、爪切りなども必要です。

移動費の目安

ほとんどの電車では、愛犬をキャリーバッグやクレートなどに入れれば一緒に乗ることができます。
電車で移動する場合、その鉄道会社によって運賃が異なりますので、ホームページなどでペット運賃を事前に確認しましょう。無料の鉄道会社もありますが、例えばJRの場合はペットは手回品扱いとなり、290円払って手回り品切符を購入する必要があります。

飛行機に乗せる場合は、機内に愛犬を連れて行くことはできず、丈夫なクレートに入れて貨物室に預けることになります。運搬料金は国内線の場合、5,000円~6,000円程度、国際線は、さらに高額になります。

光熱費も考慮しよう

キャバリアは、室内飼いが基本の犬種ですので、留守にしている間でも冷暖房器具で室温管理をしてあげる必要があります。特に暑さには弱いので、夏場は常に冷房をつけて温度管理をする必要があるため、犬を迎える前と比べるとさらに光熱費がかかることも考慮しましょう。

キャバリアとの楽しい生活を送ろう

キャバリア 成犬

キャバリアは、社交的で物覚えもよく育てやすい犬種です。動作に品があり普段は大人しいですが、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きな一面もあります。食いしん坊で太りやすい子が多いため、毎日の散歩と室内での遊びでたっぷりと体を動かしてあげるようにしましょう。
初心者にもおすすめの犬種ですが、定期的なお手入れが必要だったり、犬種的にかかりやすい病気もあることから、生涯を通して時間的、経済的に余裕があるかしっかり考慮するようにしましょう。

  • 更新日:

    2021.02.08

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。