お家でシャンプーをするときは、シャンプーやリンスの他に、スリッカーブラシ、コーム、ドライヤー、タオル、洗面器などを使います。
犬用のシャンプーはたくさん種類いがあるので悩みますよね。私の場合、わんこたちの臭いを嗅ぐのが趣味なので(!?)、シャンプーの匂いがあまり残らないものを選んでいます。
愛犬のお家シャンプーで用意するもの
シャンプーは、お家でのできる愛犬ケアの1つです。我が家のわんこたちはシャンプーがあまり好きではないのですが、2~3週間に1度シャンプーをするようにしています。
準備を始めると、みんな目を合わせないようにするのです。
そんな我が家の、シャンプーのやり方をご紹介します。
シャンプーをする前には、根元からしっかりとブラッシングをして抜け毛や毛玉を取り除きます。もし、もつれや毛玉がある状態でシャンプーをしてしまうと、シャンプー剤が洗い流せず、皮膚トラブルとなってしまう原因となります。
余分な抜け毛を取り除いたら、お尻や足先からシャワーに慣らします。そして背中やお腹を濡らし、最後に頭を濡らします。頭や顔にシャワーがあたるのが苦手な犬には、スポンジにお湯を含ませて少しずつ濡らしてあげるとやりやすいですよ。
また、シャワーは上から流しただけでは皮膚までお湯が届きません。毛を分けながら皮膚や毛についた汚れを落とすようにしっかりと濡らします。
うちではここで肛門腺を絞り、よく洗い流します。
いよいよシャンプーをしましょう。
シャンプー剤は原液を直接被毛に付けるのではなく、予め洗面器などで泡立ててから使うと毛になじみやすく、汚れ落ちも良くなります。
洗い方は、泡立てたシャンプー剤をゴシゴシと力をいれて擦るのではなく、皮膚をマッサージするよう丁寧に洗います。背中から少しずつシャンプー剤をかけ、お腹や足、しっぽと進み最後に頭を洗います。頭や顔はシャンプー剤をかけるのではなく、目や鼻に入らないよう少しずつ手で泡を付けてあげると洗いやすいですよ。
全体を洗い終えたら、シャンプー剤が残らないようにしっかりと流します。汚れひどい場合、1回のシャンプーでは汚れが取り切れこともあるので、2度洗いをしてみましょう。ただし、汚れが取り切れないからと何度も洗うと皮膚に負担がかかり、逆に皮膚病などを起こしてしまうこともあるので、洗いすぎには注意してくださいね。
目元、口周り、肛門回りは汚れやすいので、毛が伸びすぎているときは短くカットしてあげましょう。また、爪の生え際や指の間にも汚れがたまりますので、忘れずに洗ってあげてくださいね。
シャンプーと同様、リンスも原液を直接つけるのではなくお湯に溶かして使います。頭以外の体全体に行き渡らせるようにかけるだけでOK。そして、しっかりと洗い流しましょう。
ドライヤーで乾かす前に、タオルでよく水気を切りましょう。水分が多く残っているとなかなか乾かず時間がかかってしまいます。特に、シニア犬がいる我が家では時短のためにタオルドライをして、ドライヤーで乾かします。スリッカーブラシを使い、毛をかき分けて根元から乾かしてくださいね。表面だけを乾かしてしまうと、半乾きの状態になり皮膚に雑菌が繁殖し、皮膚トラブルの原因となってしまいます。そうならないためにも、きちんと乾かしましょう。
愛犬のシャンプーはお手入れとして必要なものですが、お家で飼い主さんがやってあげることでコミュケーションにもなります。また、体の変化や異常にも気づいてあげることができます。特に、多頭飼いをしている我が家では、シャンプーの時間がわんこと二人っきりになれるのでとても大切です。ぜひ、お家でシャンプーをしてもっと愛犬との絆を深めてみてはいかがでしょうか。
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