もともと肉食である犬が長期にわたり穀物を食べ続けると、食物アレルギーや体調不良の原因につながる可能性があるとして、グレインフリーのフードが注目されています。そこで、おすすめの国産グレインフリーフードからご紹介していきます。
アレルギーの原因になりにくい、高タンパク質・低脂肪のカンガルー肉を使用しています。消化しやすいように30時間煮込んで作られているうえ、皮膚や被毛の健康をサポートするオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸がバランスよく含まれているため、皮膚トラブルを抱えているコにもおすすめです。また、乳化剤や保存料、着色料、香料が無添加なのも嬉しいポイントです。
良質なタンパク質を含んだ新鮮な白身魚が主原料のグレインフリーフードです。抗酸化作用があるポリフェノール含有のあずき、ビタミンやミネラルが豊富なサツマイモ、口内の健康維持に役立つ緑茶カテキン抽出物など、栄養豊富な素材を贅沢に使用しています。また、低温製法により素材の旨味を引き出して嗜好性を高め、栄養が損なわれるのを防いでいるのも特徴です。
骨や皮、内臓を含まない新鮮な国産ビーフを使用し、嗜好性がよいとして好評を得ています。腸内環境を整え免疫力の向上をサポートする乳酸菌や食物繊維、DHAがバランスよく配合されているほか、関節の健康維持に役立つグルコサミンやコンドロイチンなども含まれています。食べやすい小粒なので、小型犬やシニア犬にもぴったりです。
知床鶏と地鶏を主原料とし、タンパク質38%、脂肪5%の高タンパク質・低脂肪設計のグレインフリーフードです。ビタミンやミネラルを豊富に含む国産野菜やフルーツも贅沢に使用されており、愛犬の健康をサポートしてくれます。原材料が非常にシンプルで、保存料や着色料、香料などの添加物が不使用なので、安全性の高いフードを探している方におすすめです。
良質な素材で作られ、合成保存料や着色料、香料などを使用していないフードを与えたい場合は、以下の国産無添加ドッグフードがおすすめです。
ドッグフードの中では珍しく、北海道で水揚げされたホッケが主原料の無添加フードです。ホッケはタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく含み、なかでも皮膚や粘膜、目の健康をサポートするビタミンAが豊富です。素材の栄養素をできるだけ損なわないよう低温乾燥により作られているので、必要な栄養がしっかりと摂取できます。
アレルギーや肥満に配慮し、アレルゲンになりにくい高タンパク質・低脂肪の野生のエゾ鹿肉を使用しています。その含有率は原材料の50%も占め、タンパク質や鉄分、ビタミンB2などの豊富な栄養素が摂取できます。酸化防止剤や保存料が使用されていませんが、パッケージの内側がアルミコーティングされているので、紫外線をシャットアウトしフードの酸化を防いでくれます。
牛肉や鶏肉、馬肉などの生肉の含有率が50%で、多種類のタンパク質をバランスよく摂取できます。油脂の酸化を防ぎ、素材の旨味を逃さないように低温製造で作られているのも特徴です。品質を重視していることから、発色剤や香料などを使用してないのはもちろんのこと、増粘剤を使用して粒の大きさを均一にせずあえて不揃いになっています。
愛犬の食事は栄養豊富で、できるだけ高品質な素材のものを与えたいところですよね。ここでは、ヒューマングレードの食材を使用した国産ドッグフーをご紹介します。
遺伝子組み換え作物不使用で、ヒューマングレードの食材で作られたウェットフードです。鹿肉や鹿肉レバー、ニンジンやかぼちゃなど栄養豊富な素材を使用し、赤血球の成分となる鉄分(※1)、抗酸化作用があるカロテンやビタミンC(※2)など、犬にとって必要なさまざまな栄養素が摂取できます。また、腸内環境を整えて免疫力を維持するために、整腸作用があるビール酵母や腸内のビフィズス菌の増殖を促すガラクトオリゴ糖も配合されています。
「人間が食べられない物は犬に与えない」というコンセプトのもと、ヒューマングレード食材を使用し、無駄なものが一切含まれていない完全無添加のプレミアムフードです。また、小麦アレルギーに配慮し、グルテンフリーなのも特徴です。超小型犬でも食べやすいように小粒になっています。
タンパク質や旨味成分がたっぷりと含まれた若鶏のもも肉と胸肉を主原料とし、嗜好性がよいのが特徴です。九州産の減農薬野菜や雑穀が含まれており、ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく摂取できます。
また、一般的なドッグフードは食いつきをよくするために動物性油脂によるオイルコーティングをしている場合が多いですが、あむめしのフードはオイルの酸化による品質の低下を防ぐためにノンオイルコーティングで、素材本来の風味を楽しめます。
国産ドッグフードとひと口にいっても、グレインフリーや無添加フード、ヒューマングレードの素材を使用したプレミアムフードなど、実にいろいろな種類があります。毎日の食事は、栄養摂取のためだけでなく、犬にとって楽しみの1つでもあります。それぞれのフードの特徴を理解し、愛犬の健康状態や味の好みなどを考慮して、愛犬が喜んで食べてくれそうなものを選んであげてくださいね。