いつもではなくて、ふとした時に感じるにおい。一緒に過ごす中で「これが原因かな?」と思えることがいくつかありました。
「この子クサイな」と感じたシーンをご紹介します。
よく体臭とフードの関係を指摘されることがありますが、我が家の場合はメインフードは変えていません。同じものを食べていてもにおいを感じたり感じなかったりします。
どうやら、私が休みでおやつを多くあげている時ににおいやすいようです。休みの日は家でトイレをするたびにおやつをあげて、お昼は一緒に昼ごはんを食べたりしているので、どうしてもダラダラ食べてしまいます。 こんな時に口のにおいを嗅ぐと「わ、クサイ」と思ってしまいます。うちのコは膿皮症を持って我が家に来たことで、初めの頃は毎日薬浴をしていました。そのため、完治した今も獣医さんに指示を受けて週に一度シャンプーをしています。朝晩の散歩の後は足とお尻、顔をシャワーで流すようにもしています。
それなのに、次のシャンプーが近づいてくると、なぜかうちのコの体からスルメのような乾き物のにおいがしてくることがあります。雨に当たった後は、急に雨が降り出した時のアスファルトのようなにおいまでしてきます。ダラダラ食べていることで口臭が発生したと考えていましたが、その「内容」にも原因か潜んでいるようです。
口臭が発生しやすい食べ物をご紹介します。
うちのコの口臭が気になる時のにおいは「何かが腐ったようなにおい」であることがほとんどです。
この「腐敗臭」の原因は、主にタンパク質から発生すると言われています。口の中で粘膜が剥がれたり、食べ物のカスなどに含まれるタンパク質が、口の中の細菌によってガスとなるのです。 犬の食べ物はほとんどのものにタンパク質が豊富に含まれています。さらに私は休日のおやつとして肉や卵を多くあげていました。タンパク質に限らず、アブラナ科に属する野菜(キャベツ、白菜、ダイコン、ブロッコリーなど)に含まれる「インドール」という物質も、においの原因になります。
インドール自体は体の基になるアミノ酸やセロトニン、インドメタシンなどに含まれていて、それ自体は体に良い物質ですが、同時に「においの素になりやすい」という性質を持ちます。 そのほか、納豆も口臭の原因になります。野菜は驚きでしたが、納豆が原因になるのはわかるような気もしますね。初めは「週に一度のシャンプーはやりすぎなのかな?」とも思ったのですが、うちのコの様子を見ているうちにあることに気がつきました。
以下の2つのことからわかった原因は「細菌」です。雨に濡れた時のにおいにも、どうやら細菌が関係しているようです。
皮膚が乾燥したり、被毛がパサついて静電気が起きたりすると、うちのコは体を舐めるようになります。
仕事から帰った時や朝起きた時にうちのコを触ると、やけに背中が濡れて毛が固まっていることがあります。そしてこの状態が続くとにおいがしてきます。
雨の日は必ずカッパや防水の洋服を着せて散歩に出ますが、どうしても頭やお尻、足は濡れてしまいます。
この時、体を舐めた時と同様に、皮膚や被毛の中に存在する細菌やバクテリアなどが反応して、においが発生することがあります。うちのコの口臭と体臭の原因をまとめると、以下のようになります。
口臭の原因
体臭の原因
これらを解決するための食べ物と食べ方を考えてみました。
パプリカには、細胞や皮膚を健やかに保つβカロテン、ビタミンCとEが豊富に含まれています。
そしてリンゴはクエン酸により、口臭を消す効果が期待できる食べ物です。
【材料】
【作り方】
すりおろしの場合、パプリカは皮が硬いため粗めになってしまうようです。できれば、リンゴはすりおろし、パプリカはミキサーで細かくすることをおすすめします。
フードなどを食べた後に水を飲む習慣があれば、それだけで口の中を清潔にし、トラブルを防ぐ効果があるそうです。その効果を狙って、ミックスジュースはご飯の後などに与えると効果的ではないかと思います。
うちのコの大好きなお肉が全く入っていないジュースですが、おいしそうに飲んでくれました。
歯周病や皮膚炎などトラブルがある場合には治療が必要になりますが、ちょっとクサイなという時には食べ物で解決できることもありそうです。
体に負担のかからない対策で、日頃の「ちょっと困った」が解決できるように、食べ物が持つ力を利用していかれるといいですね。
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