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シェットランドシープドッグの子犬
犬を迎える

2021.01.14

シェットランドシープドッグの子犬の成長スピードは?生まれるまでと育て方

シェルティの愛称で親しまれているシェットランドシープドッグ。元々牧羊犬であったことから、飼い主にとても忠実で頭がよく甘えん坊な性格で人気の高い犬種です。今回は、そんなシェットランドシープドッグの子犬がどのように誕生するのか、適切な育て方をご紹介していきます。

#シェットランドシープドッグ

Author :関 ゆりな/ドッグライター

シェットランドシープドッグの子犬が生まれるまで

シェットランドシープドッグの子犬

まずは、シェットランドシープドッグの子犬がどのように誕生するのかについて紹介していきます。

妊娠期間

犬は、交配から約63日で出産します。犬の妊娠期間は、体のサイズ問わず小型犬でも大型犬でも変わりません。早産のケースはあまりないため、予定日通りに出産するのがほとんどです。

生まれる頭数

シェットランドシープドッグが一度の妊娠で産む子犬は、約4~6頭です。ノルウェーのケネルクラブの調査記録では、小型犬の平均出産頭数は3.5頭とされているので、平均よりは多く産む傾向にあることが分かります。

シェットランドシープドッグの子犬の成長スピード

シェットランドシープドッグの子犬

シェットランドシープドッグは、大きめの小型犬サイズに分類されます。小型犬は大型犬と比べると急速に成長するため、成犬になるスピードも速めです。シェットランドシープドッグの子犬がどのように成長して行くのか、体重の変化について紹介していきます。

体重の変化

シェットランドシープドッグは、成犬時体重がオスメス共に6~12kg程度と大きめの小型犬サイズです。骨格などによって体重差に幅があり、その子の成長過程によって成長スピードは異なります。
体重変化の目安としては、生後3ヶ月で2.8~5.1kg前後、生後6ヶ月で5.1~9.3kgになります。生後10ヵ月から12ヶ月程度で体重の増加が止まり、成犬時体重に到達します。

シェットランドシープドッグの子犬を迎えたら

シェットランドシープドッグの子犬

迎えたばかりの子犬は、環境の変化でストレスを受けやすい状態なので、様々な面で飼い主がより気を遣ってあげる必要があります。愛犬が健やかに成長できるよう子犬を迎えてからのごはんの与え方や散歩などを始めるタイミング、生活リズムなどについて紹介していきます。

ごはんの与え方

迎えたばかりの子犬のごはんは、これまで食べていたフードの種類と同じものを与えるのが基本です。ショップやブリーダーなどからフードの種類に加えて、与えていた時間帯、回数を教えてもらい、子犬が環境に慣れて落ち着くまで同じ種類の物をなるべく同じ時間帯と回数で与えましょう。

また、子犬は一度にたくさんの量のフードを消化することができないため、生後半年頃までは1日3回に分けて与えるのが理想です。それ以降はうんちの硬さを見ながら、成犬と同様に1日2回に回数を減らしていきましょう。

はじめての○○

子犬を迎えるとはじめての体験を一緒にたくさん経験することができます。お出かけなどたくさんの思い出を作ることができますが、子犬のうちはとてもデリケートなため、段階を踏んで最適な時期にスタートさせる必要があります。ここでは、散歩やシャンプー、しつけを始めるタイミングについて紹介していきます。

散歩を始めるタイミング

子犬の散歩デビューは、ワクチンプログラムが終了してからです。子犬は様々な感染症への免疫力がないため、予防するために生後約2ヶ月頃からワクチン接種をする必要があります。
2~4週間隔で合計3回のワクチン接種が推奨されており、最初のワクチン接種時期によっては、2回目終了後にお散歩の許可が出ることがあります。自分で判断せずにいつ頃散歩デビューできるのか、かかりつけの獣医師に確認しましょう。

シャンプーを始めるタイミング

シャンプーを始めるタイミングは、散歩のように明確な時期はありません。しかし、新しい環境と飼い主に戸惑い緊張している状態でシャンプーを行うと体調を崩してしまったり、水やシャンプー嫌いになってしまう可能性があります。

子犬が慣れて落ち着くまでは、汚れを蒸しタオルやドライシャンプーなどでキレイにしてあげましょう。また、ワクチン接種後は体調を考慮して1週間程度控えて行う方が安心です。

しつけを始めるタイミング

しつけはなるべく早く始めるのが理想的なので、子犬を迎えたその日からスタートさせます。ただ、生後3ヶ月未満の子犬は脳が未発達なので、しつけよりも愛情をたっぷり注いで精神的に安定させることを優先してあげましょう。

気を付けたい病気

シェットランドシープドッグのかかりやすい病気に甲状腺機能低下症やてんかん、コリー眼異常が挙げられます。

特にコリー眼異常(コリーアイ症候群)は、名前の通りコリー犬種に多い目の病気で、遺伝性疾患です。早くて生後4週間~2ヶ月頃には発症します。軽いものだと異変に全く気づかない場合もありますが、重度の場合失明する可能性もあります。運動を嫌がったり物にぶつかったりするなどの異常行動が見られたすぐに動物病院で検査をしてもらいましょう。

子犬と成犬との生活リズムの違い

成犬の生活リズムとの大きな違いは、子犬は1日18時間も眠るということです。成犬は1日12時間程度眠ると言われており、子犬のうちはさらに睡眠時間が多く必要になります。

特にお迎えした最初の1週間は、環境の変化だけでも疲れてしまうため、あまり構わずにゆっくりと安心して眠れる環境を作ってあげましょう。また、子犬は好奇心旺盛で遊び好きで、たくさん遊んであげたくなりますが、遊びすぎは禁物です。飼い主が主導権を持って、休ませてあげるようにしてください。

シェットランドシープドッグの子犬と楽しい生活を

シェットランドシープドッグの子犬

小型犬のシェットランドシープドッグの成長期は短く、一年未満で成犬になります。子犬時代は、あっという間にすぎてしまいますが、健康に育ってくれるようごはんの与え方や散歩、シャンプーのタイミングなどに注意しながら楽しい思い出をたくさん作りましょう!

  • 更新日:

    2021.01.14

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。