「ピットブル」と呼ばれ、主にアメリカで愛されているアメリカンピットブルテリア。まずはピットブルの妊娠期間や生まれる頭数についてみていきましょう。
ビットブルに限らず犬の妊娠期間は約63日です。犬種や大きさなどによる違いはありません。
犬は交配の後、受精卵は2~3週間ほどかかり着床します。妊娠したかどうかは、1か月を過ぎてからエコー検査で確認できます。出産間近になるとレントゲン検査で頭数や骨盤を子犬が通過できるかどうかチェックをしてもらいます。
出産頭数は犬の大きさによって違いがあります。身体の小さい小型犬は1~4頭ほどですが、身体の大きい大型犬では6~10頭ほど生まれます。
中型犬に分類されるピットブルは、5~10頭ほど生まれるようです。
出産予定日の30日前くらいになると、母犬には栄養価の高い子犬用フードを与えます。しかし子犬用フードはカロリーも高いため、食べすぎることで太ってしまい難産になってしまうこともあるため与える量には注意が必要です。
中型犬のピットブルの子犬はどんな成長をするのでしょうか?
ピットブルは成犬は14~36kgが標準体重です。
生まれたばかりのピットブルの子犬は300~400gほどで、生後10日で生まれたときの体重の約2倍になります。
生後2か月で生まれたときの体重の約11倍の3.5~5kgほどにまで成長します。
生後10~12か月で成犬とほぼ同じくらいの体重になります。
ピットブルの子犬を家族に迎えたら、食事やお手入れなどはじめてのことばかりが待ち受けています。ここでは、いつどのように始めたらいいのか、注意点などをご紹介します。
子犬には、これまで食べていたフードと同じものを食べさせましょう。与える量や回数、与え方も同じようにします。いきなりフードを変えてしまうと下痢や嘔吐などを起こしてしまうこともあるので注意が必要です。
ピットブルの子犬がお家に慣れてきたら、散歩やシャンプー、しつけをはじめてみましょう。
子犬を散歩に連れて行くのは、ワクチン接種が終わってからに行います。子犬は免疫力が低いため、感染症にかかりやすい状態です。ワクチン接種が終わるまでは地面を歩かせず、抱っこやスリングなどで外の環境に少しずつ慣らす程度にしておきましょう。
ワクチン接種が終わったら、獣医さんにいつから散歩に行ってもいいか相談してみるのもいいですね。
子犬のシャンプーは、お家でするのであればいつでも可能です。ただし、シャンプーの前にブラッシングやドライヤーの音に慣らしておくようにすると、乾かすときも嫌がらずにやらせてくれるでしょう。
また、トリミングサロンを利用するときには、ワクチンの接種が終わってから連れて行きます。万が一、他の犬と接触してしまうと免疫力のない子犬にとってはとても危険です。ワクチン接種が終わるまではお家でケアしてあげましょう。
しつけは子犬のうちから始めましょう。
ピットブルは賢く、飼い主に忠実な性格なので、まずは信頼関係を作るところから始めましょう。
子犬だからと甘やかして育ててしまうと、闘犬として作られた犬種のため手に負えない犬になってしまいます。ドッグトレーナーのプロの力を借りるのもおすすめです。
ピットブルの皮膚は弱く、アトピーやアレルギーによる皮膚炎を起こしやすいです。さまざまな原因があり、食べ物やハウスダスト、ストレスなどでもなりやすくなります。一度皮膚炎を起こしてしまうと何度も繰り返してしまうため、なかなか治りにくい病気です。
子犬と成犬との一番の違いは「力」です。子犬のうちはまだ力も弱いため人がコントロールできますが、成犬の力では人は押し倒されたり、引きずられてしまいます。そうならないためにも、子犬のうちからしつけを行い、飼い主が愛犬をコントロールできるようにしておくことが重要です。
最強の闘犬」になることを期待された歴史を持つピットブルは、まだまだ攻撃的な面を持っているとされています。しかし、優しい性格も持ち合わせているため、しつけ次第で良きパートナーとなってくれるはずです。信頼関係を築き、しっかりとしつけを行いケガや事故を防ぎ、楽しい生活を送りましょう。