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犬にまつわる雑学

2021.01.21

『犬の飼い主検定』はどんな内容?受験方法から取得メリットまでを徹底解説!

犬と暮らす上で知っておきたい知識には、飼い方からしつけ方、健康管理など色々な分野があります。「飼い主としてちゃんと知っておきたい」「しっかりと学んで愛犬が幸せに暮らせるようにしたい」と思っても、何から手をつければいいのか分からないという方もいるでしょう。「犬との幸せな暮らし」のために出来る事として、犬の飼い主検定というものがあります。
この記事では、飼い主検定についてについて受験方法や検定を受けるメリットについて紹介していきましょう。

文:しろ/フリーライター

犬の飼い主検定とは?受験資格や種類について

飼い主検定

NPO法人である動物愛護社会化推進協会が実施している犬の飼い主検定は正式名称を「動物愛護社会化検定」と言い、春と秋の年2回実施されています。「基礎級」と「専門級」の2種類があり、基礎級であれば特に資格などがなくても気軽に受験する事が可能です。

出題される問題としては、日常的に必要な知識から犬の歴史や生態、法律等、知っておけばいざという時に役立つ内容ばかり。ここでは、犬の飼い主検定を受験する方法や、その種類について解説していきます。

受験する方法

飼い主検定を受験するためには、動物愛護社会化推進協会HPの専用フォームから、もしくは申込用紙を印刷してFAX・郵送でも申し込みできます。

基礎級の受験料は3,300円(税込)で、同じ住所に住む家族なら2人以降は2,300円(税込)で受験可能。専門級は事前講習代も含めて11,000円(税込)で、どちらも試験日の1週間前に受験票が届きます。

基礎級

基礎級は特に受験資格が必要ない検定です。「犬との幸せな暮らし」のために、犬についての知識を身に付けたい飼い主を主な対象として実施されています。

検定試験では3~4択の問題をマークシート方式で100問出題されますが、比較的簡単な試験なので受験するハードルは低いと言えるでしょう。

専門級

専門級は基礎級の合格者、もしくは獣医師、動物看護士等の専門の資格を保有するか家庭動物に関する科目を履修している学生、卒業生が対象となります。

試験では3~4択の問題をマークシート方式で60問、記述問題が2問出題され、受験するには犬・猫を中心とした動物についての歴史やメディカルケア等の専門的な知識が必要です。

犬のために飼い主が出来る事!検定を受けるメリットは?

飼い主検定

犬の飼い主検定については、「存在を初めて知った人」がいれば「正にこれから受験したいと考えている人」もいるでしょう。更に、検定に合格しても就職に役立つような資格ではないため、「何を目的に受験すればいいのかと疑問に思う人」もいらっしゃるかもしれません。

それでは次に、実際に犬の飼い主検定を受験した人の声から「検定を受けるメリット」について考えていきましょう

実際に受験した人の声

今回はTwitterで犬の飼い主検定を受験した人の中でも特によく見られた意見を2つピックアップしてみました。具体的な内容については次の通りです。

出題内容は本格的

よく見られた意見の1つとして、出題範囲に歴史や法律等も含まれていて予想よりも本格的な内容だったというものがあります。犬の飼い方やしつけ等については既に知っていても、歴史や法律等は勉強して始めて知った方も多いようです。

飼い主として必須の知識

実際に勉強してみて、飼い主検定で問われる知識は「犬の飼い主として必須の内容」だと感じる人もよく見られました。動物愛護社会化推進協会も言うように、飼い主が必要な知識を身に付ける事は犬が幸せに暮らすためにも大切な事ですね。

検定を受けるメリット

ネットの意見をまとめると、犬の飼い主検定を受けるメリットとしては「今まで知る機会のなかった飼い主にとって必要な知識が学べる」という点が大きいようです。それ以外にも動物愛護社会化推進協会には、「勉強する事で犬と過ごす時間がより楽しくなった」という声が合格者から寄せられています。

つまり、受験した多くの人にとっては検定に合格する事よりも「犬のために学ぶ事」が最大のメリットとして感じられているようですね。

犬について学ぶ!飼い主検定の出題内容

飼い主検定

では、実際に犬の飼い主検定ではどのような事を勉強する必要があるのでしょうか。ここでは、犬の飼い主が気軽に受けられる基礎級について出題内容と例題、勉強におすすめのテキスト・問題集を紹介していきましょう。

犬を飼っている人にとっては比較的理解しやすい問題が多いので、是非満点を目指して頑張ってみてくださいね!

出題内容と例題

犬の飼い主検定・基礎級は、犬の「社会・歴史・生態」、「法律・法規」、「飼い方・しつけ・マナー」、「健康・メディカルケア」について問題が出題されます。実際に犬と接する際に役立つ内容が多いため、勉強しながら正しい知識を身に付けやすいのが良いですね。法律・法規に関しては普段学ぶ機会が少ないので、しっかりとポイントを押さえて対策しておきましょう。

次に、動物愛護社会化推進協会の公式HPでも掲載している基礎級試験の例題をいくつか紹介していきます。

Q1「トイレの習慣をつけるにはどの方法が良いか」

この問題の答えは「決められた場所で排泄できたらすぐにその場で褒める」です。他の選択肢では犬を叱る、ペットシーツを持って犬を追いかける、排泄したものは放置する等ありますが、しつけにおいては逆効果になるので注意しましょう。

Q2「狂犬病予防法はどの省庁が管轄しているのか」

狂犬病予防法に基づいて管轄し、犬を飼う時の登録申請するのは厚生労働省です。他の選択肢にある環境省では動物愛護管理法を管轄しています。

Q3「犬が食べると中毒を起こすかもしれない食べ物はどれか」

これは有名なのですぐ分かるかもしれませんが、正解はたまねぎです。他にもネギ類やニラ、チョコレート等も中毒症状の原因になるので与えないように気を付けてください。

勉強するならこれ!おすすめのテキスト・問題集

犬の飼い主検定では、動物愛護社会化推進協会から基礎級のための公式のテキストと問題集が発売されています。ネットでのレビュー評価も高く、基礎級の検定を受けるのであればこの2冊を勉強しておけば間違いないでしょう。

テキストの「Dog Owners Handbook」から問題集は作られているので、一通りテキストを勉強してから問題集の例題に挑戦するのが合格への一番の近道です!

犬との幸せな暮らしのために学ぶということ

飼い主検定

犬を飼うという選択自体は簡単に出来ますが、犬について何も知らなければ上手くいくものではありません。飼い主が犬について必要な知識を身に付け、何を求めているのか知る事はお互いに良好な関係を築いていくためにも大切な事です。

犬の飼い主検定は基礎級なら誰でも気軽に受けられるので、気になる方は是非一度チェックしてみてくださいね!

  • 更新日:

    2021.01.21

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ライター・専門家プロフィール
  • しろ
  • フリーライター
  • 現在子育て中のフリーライターです。小学生の頃から大人になるまではずっと犬と、現在は保護猫2匹と一緒に暮らしています。大好きなわんちゃんへの気持ちを込めて、皆さんに読みやすい記事をお届けしていきます。