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犬種図鑑

2021.01.11

パグの成犬のサイズって?必要な散歩の量、生活にかかる費用まで

愛嬌たっぷりの表情と、陽気でやんちゃな性格が魅力的なパグ。もし子犬を迎え入れたならば、成長後の姿や上手な飼育方法などが気になりますよね。
ここでは、成犬になったときのパグのサイズや必要な散歩量、パグの成犬との暮らしにかかるお金について解説します。

文:江野 友紀/認定動物看護士

パグは成犬になるとどのくらいのサイズ?

パグ 成犬

成犬になったパグは、どのくらいのサイズになるのでしょうか?

体重と体高

日本で犬籍登録や血統書の発行などを行う「ジャパンケネルクラブ(JKC)」では、パグの理想体重は6.3 ~8.1 kgとされています。体高についての規定はありませんが、25~28㎝くらいが平均的なようです。

体型の特徴

筋肉質で引き締まったパグの身体は、横から見たときに縦横の長さが同じ正方形になる「スクエア体型」です。足が短かったり、痩せているものは好ましくありません。お尻の上にはコルク抜きのようにクルクルとらせん状に巻いたしっぽがちょこんと乗っています。

被毛の特徴

パグの被毛は短毛で、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)から成るダブルコートです。
ダブルコートをもつ犬は、毛が生え変わる換毛期と呼ばれる時期になると大量の抜け毛が発生しますが、パグのは他のダブルコートの犬種と比べても抜け毛が非常に多いと言われています。毎日こまめにブラッシングし、皮膚や被毛の健康を守りましょう。

毛色

シルバー、アプリコット、フォーンまたはブラックの4色があり、どの色も非常に明瞭です。また、マズル、マスク、耳、頬の上のほくろ、サム・マーク(足の斑)、前頭部のダイヤモンド(フォーンの毛色の犬の前頭部に見られる額の斑)、トレース(背すじのライン)は黒いほど良いとされています。

パグの成長期は約10ヵ月齢まで

犬の成長期の長さはサイズによって異なり、一般的にパグなどの小型犬の成長期は約8?10ヵ月齢までと言われています。
生後2ヵ月で1.3㎏ほどになった体重は生後4ヶ月で3.5㎏、6ヶ月で5㎏ほどに増え、8ヵ月頃になると体重増加がやや落ち着き、その後は緩やかに増えていきます。

パグの成犬に必要な散歩量

パグ 成犬

パグに必要な散歩量と、おすすめの運動についてご紹介します。

必要な散歩量

パグはそれほど多くの運動量を必要としませんが、肥満になりやすい体質ということもあり、毎日のお散歩は必要です。1日2回、1回につき20~30分くらいを目安に行いましょう。
ただし、パグのような短頭種は呼吸器系が弱いため、散歩の時間には注意が必要です。暑い時期は日中の散歩を控え、涼しい時間帯を選んで散歩しましょう。

おすすめの運動

友好的で遊びが大好きなパグには、ドッグランの利用がおすすめです。いつもと違う環境で自由に走りまわることで、運動不足の解消やストレス発散にも繋がります。
夏場はドッグプールでの水遊びもおすすめです。遊んだ後は蒸れないよう、しっかり乾かしてあげましょう。

パグの成犬との暮らしにかかるお金

パグ 成犬

パグの成犬と暮らすために必要な費用についてご紹介します。

食費

パグなどの小型犬にかかる食費は、年間3~4万円前後が目安になります。ドッグフードも安価なものからプレミアムフードまで様々で、おやつを日常的に与えるか否かでも大きく変わってきます。

医療費

ペット保険を扱うアニコム損害保険株式会社の調査によると、2019年、0~12歳のパグの年間平均診療費は101,996円です。中年齢頃から少しずつ診療費は高くなっていく傾向にあります。
また、次のような病気の予防に費用がかかります。

病気の予防にかかる費用

  • 狂犬病予防接種:約3500円/回
  • 混合ワクチン:約5,000~8,000円/回
  • フィラリア予防:約10,000円/年
  • ノミ・ダニ予防:約1,500/回

お手入れ費

パグがシャンプーや爪切り、肛門腺絞りなどでトリミングサロンを利用する場合、これらが全て含まれたシャンプーコースで1回にかかる費用は3,000~5,000円くらいです。

爪切りだけ、肛門腺だけなど部分的にお手入れを注文することも可能です。

自宅でケアができれば、お手入れの費用は基本的にかかりません。爪切りやブラシなどのお手入れ用品を揃える費用は、2,000~5,000円くらいです。

日用費

爪切りやブラシなどのお手入れ用品、ペットシーツ、おもちゃなどの費用に年間5,000~10,000円くらいかかります。

移動費

電車や新幹線を利用する場合、JRでは長さ70㎝以内で、縦・横・高さの合計が90㎝程度のケースに入れたもの、ケースと動物を合わせた重さが10kg以内のものであれば「普通手回り品きっぷ」の購入で乗車できます。料金は290円です。

国内線の飛行機を利用する場合の費用は、4,000~6,000円くらいかかります。JALやANAでは、パグなどの短頭種は5月1日~10月31日まで搭乗できないので注意しましょう。

その他

ペットホテルの利用は1泊3,000~4,000円、ドッグランの利用は1回につき、1,000~2,000円くらいが目安です。

パグと楽しい毎日を送ろう

パグ 成犬

お茶目で遊びが大好きなパグは、一つ一つの仕草も可愛らしく周りの人を笑顔にしてくれます。子犬を迎えることを検討しているようであれば、必要な物やかかる費用についてあらかじめ良く調べ、準備を万端にして迎え入れてあげましょう。

  • 更新日:

    2021.01.11

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ライター・専門家プロフィール
  • 江野 友紀
  • 認定動物看護士
  • 地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。 ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。 普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。 ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。