現在、我が家では男の子も女の子も1箇所のトイレを一緒に使っています。以前、頭数が増えてきた頃、他の場所にペットシーツを敷いて2箇所に拡張することも試みましたが、なぜかみんな同じところを使うので結局1箇所にまとめることに。大きさはワイドサイズのペットシーツを2枚並べたくらいの大きさです。ペットシーツの交換は1日2回程度で済んでいます。
多頭飼いでも広さがあれば1つのトイレで充分間に合います。しかし、犬の性格や習慣によっては同じトイレを使いたくないという犬もいるようです。その場合、それぞれ1つずつ用意したり、1回排泄するごとに取り換えたりと工夫する必要があります。また、健康状態を把握するためにトイレを分けた方がいい場合もあります。
2頭目を迎える前に、先住犬がトイレがきちんとできていることがとても大切です。トイレを覚えていないうちに2頭目を迎えてしまうと、あっちこっちに失敗したときのオシッコの臭いが残り、それにつられて間違えてトイレを覚えてしまう可能性が高くなります。
我が家の場合、先住犬がしっかりとトイレを覚えてくれていたので、新しく迎えた子も同じようにトイレで排泄するようになりました。
多頭飼いに必要なトイレの大きさや数は、それぞれ犬によって違いがあります。他の犬がオシッコをした後に同じところでトイレをしたがらなかったり、トイレが小さすぎるとはみ出してしまったりと失敗する原因を作ってしまいます。
できるだけ失敗を少なくするために大きめのトイレを数か所に置いてみましょう。そして、どの場所でトイレをすることが多いのかを見て、使わないところは撤去していくとよく使うトイレだけが残ります。
初めて犬を飼ったときは、飼育本やネットの情報を参考にしながらしつけを行いました。しつけをはじめてすぐに成果があらわれる訳ではないので、はじめのうちは大変だったことが懐かしいです。その分、成功したときは思いっきり褒めてあげることを繰り返した結果、ほぼ失敗することがなくなりました。
初めて犬を迎えたときは、レギュラーサイズのトイレトレーを使っていました。サークルの中の半分をトイレ、半分を寝るところにする方法でトイレのしつけをしました。その甲斐あって、出かけるときもトイレトレーを持っていくと上手にオシッコができるようになりました。
ただ、成長して体が大きくなってくるとトレーからはみ出てしまうことが多くなったり、男の子だったこともあり足をあげてオシッコをするようになったのでトイレの見直しをすることに。
足上げする子にはどんなトイレがいいのか?ということで、ネットで調べたところ、衣装ケースを改造したトイレを発見。その当時は、足上げする子用のトイレトレーがほとんどなかったため、自作することにしました。使うのは、蓋付きの衣装ケースの服を入れる部分。側面の短いところに入口として、U字に切り取るだけ。プラスチック製なので切るのが大変でしたが、良い感じに完成。さっそっく使ってみると、オシッコがはみ出ないので失敗することがなくなりました。
このトイレのときに新しい子をお迎えしました。先住犬がトイレをするの見て同じところで排泄ができるようになりました。しかし、覚えなくてもいいことまで覚えてしまったようで、女の子なのに片足をちょっと上げてオシッコをすることまで覚えてしまいました…。
手作りトイレはその後も数年にわたり愛用されましたが、新しい子を迎えたり、子犬が生まれたりと頭数が増えてきたため増設することにしました。特に、朝起きたときや留守番から帰ってきたときなど、一斉にトイレに向かうため混雑するので手作りトイレの隣にワイドサイズのトイレトレーを設置。でも、やっぱりいつも使っている手作りトイレの方が人気がありました。
その後、高齢になってきた先住犬はあまり足をあげずにオシッコをするようになったため、手作りトイレは撤去し、防水シートの上にペットシーツをひくだけのトイレになりました。大きさははワイドサイズ2枚を並べたサークルと同じくらいのサイズです。汚れ具合に合わせて、半分ずつ交換できるよう、ワイドサイズのペットシーツを使っています。
頭数が増えてきた頃には、他の場所にペットシーツを敷いて2箇所に拡張することも試みましたが、なぜかみんな同じところを使うので結局1箇所にまとめています。
犬のトイレのしつけは、根気よく行うことが必要です。しかし、多頭飼いとなると根気だけでは成功せず、飼い主さんの工夫も必要となります。犬それぞれの性格もあるので、よく観察しながら場所やサイズなどを変えて試してみてはいかがでしょうか。
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