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犬 手作り食 レシピ 佐藤まい
食べもの

2021.01.30

愛ラブと手づくりごはん物語|食いしんぼうのラブストーリー|vol.4

愛犬のための手づくりごはん!ジビエへの挑戦と大事件勃発

前回のコラムでは、荒木先生(犬の手づくり食の先生)から教わった手づくりごはんのポイント、わんこの手づくりごはんや料理に対するイメージの変化、やまとの鼻の開き最高潮!について書きました。
今回は、わたしが手づくりごはんを始めて間もない頃、無知だったがために引き起こしてしまった大事件と、その後の私に起こった更なる大きな変化についてお伝えします。

#食いしんぼうのラブストーリー

佐藤 まい/ドッグライフコーディネーター(監修:荒木幸子/米国LTV)

愛犬やまとのための手づくりごはん、始めてすぐの大事件

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やまとの手づくりごはんを作るようになってから、家族の食材に加えてやまとのごはんづくりのためにスーパーで食材を調達するようになりました。
当時のやまとは、鶏肉を食べるとカイカイ(痒み)が出てしまっていたため、タンパク質は、豚肉、牛肉、馬肉、鹿肉、お魚をローテーションであげるように心がけていました。
最初のころは、ドライフードにかけるトッピングだけを手づくりするところからスタートし、1週間ほどかけて完全に手づくりごはんに移行していきました。

初めてまもなく、診察結果は?

今になって思い返すと、当時の自分の手づくりごはんは、勘違いや雑なところもありました。
筆者の手づくりごはんの先生である荒木先生を紹介してくださった動物病院で、定期的な診察を受けていたのですが、手づくりごはんを始めてから最初の診察で、結果を見た獣医師さんに「タンパク質が足りないようだ!肉の量が合ってない」とご指摘をいただきました。荒木先生から教わった通りにやっていないことが、如実に現れていたものと思われます。汗

鹿の生肉を与え...

そんな折、鹿肉がネットで購入できる事を知り、早速北海道の蝦夷鹿を注文してみた私。
聞くだけで元気になるような名前の商品が届き、血が滴る美味しそうなそのお肉を、私は興奮しながら生で!大量に!!あげてしまったのです。
やまとも大興奮でペロッと完食し、喜んでいたら・・・数時間後に、大量の水下痢です。しかも、すぐにおさまる様子もなく、慌てて近くの病院に駆け込みました。

当たり前のことも分かっていなかった当時

獣医師さんから、「初めて食べさせる鹿肉を、生で大量にあげるなんて!」と、大目玉。
処理の仕方がなっていない場合や、お腹が弱い子の場合は、ひどい下痢ピーになることがある。今になって考えると、そんな当たり前のようなことも、当時の私にはわかっていなかったのです。

大反省の出来事を心に刻み

処方された数種類の飲み薬で、なんとか下痢は落ち着いたものの、犬にとって長い期間下痢が続くのは、命の危険もあるということなので無事で本当に良かったです。
生のお肉や、初めて食べさせるジビエのお肉を与える時は、当たり前ですが細心の注意が必要です。
やまとにはずいぶん辛い思いをさせてしまい、大反省。二度とそんな思いをさせないよう、初めて食べるものを与える際は気をつけようと心に誓いました。

好奇心が止まらない愛犬の手づくりごはんレシピ、悲劇よ再び?

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しばらくして、スーパーで買えるお肉やお野菜にやまとのお腹が慣れてきたころ、他にはどんなお肉があるのだろうと、ネットで調べてみることに。
すると、想像以上に沢山の珍しい食材が売られていました。

ネット販売されているお肉の種類の多さたるや

うさぎの骨付き肉、鹿肉、猪肉、鯨肉、ダチョウの肉。それぞれの動物の、心臓、腎臓、脾臓、生のトライプ、脳みそまで!ここには書ききれないほど、色々な食材が売られていたのです。
そのころ、全体食(小さな獲物なら丸ごと)を教わったところだったので、やまとがどんな反応をするのかワクワクしながら色々と購入しました。

香りに反応して目を輝かせるやまと

届いた箱を開けてビックリ!そこには、かなりパンチのある光景が広がっていました。
ラムの腎臓を加熱してみると、草食動物のおしっこの匂いが立ち込めます。おお...とひるむ私を尻目に、やまとは「この匂いは何!?何!?!?僕、食べて良いの!?」と大興奮。とびっきりのキラキラした目で、しっかりと観察していました。笑

同じ事件を再び...

もちろん、やまとは大興奮でペロリ。
次は、羊の脳味噌をあげてみようと、解凍したうえで生で与えてみました。こちらも、美味しそうに完食してくれました。
その様子を見ながら、命を余すことなくやまとの身にできるなら、自然の生態系に近いのかしらと、感慨深く思っていた所ところ。
再びの下痢ピー。「はっ!また、初めての食べものなのに、生で丸々あげてしまった・・・」
同じ先生のもとに駆けつけました。もちろん、大目玉。2度も同じことを繰り返してしまってから、以降は相当注意をするようになりました。

愛犬のための手作りごはんデビュー後、更なる変化

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やまとと出会い、手づくりごはんを始めるようになり、私の人生は大きく変わって行きました。
健康に対して、興味も必要性も全く感じていなかった私が、なんと健康に興味を持ち始めたのです。

健康への探求心が芽生える

体温や腸活に興味を持ち始めて、人間の食事に関する勉強会に参加すると、犬の手づくりごはんの勉強会で教わったことと同じような内容を習いました。
人と犬。種類は違っても、大切なポイントは同じこともたくさんあります。東洋医学、中医学、体の全身調整、陰陽五行説、酵素栄養学、時間栄養学などなど。

実践を経て大きな変化まで

興味を持った領域については勉強会に参加し、教わった内容をもとに実際に体質改善に取り組むと、体がどんどん楽になっていく。
気がついたら、26キロのダイエットに成功していました!それまで、ダイエットなんてすぐ挫折して、暴飲暴食を繰り返していた私にも、やまとの健康を真剣に考え始めたお陰で、考え方が180度変わり私にまで健康が舞い降りて来ました!
やまとは、私にとって命の恩人、恩犬です。

荒木先生より

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私が愛犬やまとの手づくりごはんを始めるきっかけとなった、荒木先生からのコメントです。

  • はじめての食材は、どんなに体によいものでも必ず様子をみて少しずつ与えること。お腹が新しい食材の消化に慣れていないと、下痢や嘔吐の原因になる場合があります。
  • ジビエ肉など野生の動物には、寄生虫やウイルスのリスクが必ずあります。食べ慣れている子は、生でも上手に処理できる場合もありますが、加熱したほうが安心です。

次回は

次回のブログでは、こんなことを書いてみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  • 旅先でのご飯調達
  • 手づくりキャンプごはん
  • 私の密かな楽しみ
  • 更新日:

    2021.01.30

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ライター・専門家プロフィール
  • 荒木 幸子
  • 米国LTV、犬猫ホリスティック栄養学の会 主宰、動物予防医療普及協会 理事、ヤマザキ動物看護大学 講師
  • 米国にてLVT免許(動物看護師)を取得後、犬猫のホリスティックな代替医療や栄養学について学び、2017年に帰国。現在は日本で犬猫の自然で健康な食事を広める活動をしています。獣医師向け、一般向けに、ホリスティック栄養学講座を開催中。