magazine

雪の中にたたずむ犬
食べもの

2021.01.31

手づくりごはん|パートナーに優しいレシピ|vol.48

パートナーに優しいレシピ|雪やこんこ☆温かい冬を過ごそうね

我が家は神奈川県なので、雪が積もることはめったにありません。しかし数年前、我が家の周りにもたくさんの積雪がありました。 一面の銀世界。北海道育ちの私には懐かしい光景でしたが、うちのコにとってはおそらく初体験?!雪やこんこの歌のように「犬はよろこび庭駆け回り♪」となるのでしょうか?今日はこちらの地域では珍しいワンコの雪遊びを、体を温める食べ物とともにお送りいたします。

#パートナーに優しいレシピ

Author :さのさえこ/ドッグライター

いつもの冬は「木枯らしに抱かれて」

木枯らしが吹く季節に愛犬と散歩中

北海道から鎌倉の祖父母のところへ遊びに来ていた頃は「東京ってあったかいなぁ」と感じていました。しかし実際に上京して、北海道は「寒い」、東京は「冷たい」ということに気づきました。雪がない分、東京は風に湿度がなく冷たさが身にしみました。

真冬は少しつらいけど散歩時間は倍増

うちのコはシングルコートのせいか元々の体質なのか、真冬の散歩は体が震えることがあります。やはりワンコも冬は寒いのですね。でも夏よりは動きも良く、散歩時間は1日平均2〜3時間。けっこうがんばって歩くし、犬友達と遊ぶ時間も増えます。

静電気で毛がパチパチくんになりがち

うちのコは皮膚の保護などのため、散歩の時は洋服を着せています。しかし冬になると乾燥が激しく、洋服を脱がせる時にパチパチと静電気が起きてしまいます。

そのため、冬場は静電気防止のスプレーでブラッシングすることが欠かせません。皮膚も乾燥しやすくなるため、寒い時期は夏の虫対策がない代わりに乾燥対策が必要となります。

辺り一面が真っ白な雪に包まれた日

雪の中ではしゃぐ愛犬

年が明けて1月も半ばに差し掛かった時、突然雪が降り続き、夜が明けると一面雪景色になっていました。 雨が降ると全然歩かなくなるうちのコは、果たしてこんな冷たい雪の中で動けるのか……
暖かい恰好をさせて、私は試しに真っ白な雪の上にうちのコを降ろしてみました。

犬はよろこび庭駆けまわり猫はコタツで…

雪を足に感じた瞬間、うちのコは目を輝かせてグイーンと首を伸ばし、元気に歩き出しました。初めは足が冷たくて早足になってるのかな?と思ったのですが、ズンズン進んで行き、帰りたがる様子もありません。

あ、雪、好きなんだね。
私も懐かしい雪の感触を確かめながら、うちのコと一緒に公園へ向かいました。
この時、いつも公園にいる猫たちの姿はありませんでした。やっぱり猫はどこかで丸くなっていたのかな。

雪を食べる我が子に親近感をおぼえる

しばらく走って座り込んだうちのコ。すると、喉が渇いたのか、雪を食べ始めました。

私も子供の頃にやったなぁ。腰まで埋まるくらい深い雪の中をみんなで探検して、喉が渇くと上の雪を少し掘って、中のフワフワの雪を食べるんです。外は氷点下だけど、歩き回ると暑くて「おいしいなぁ」と思いながら、みんなで夢中になって食べていました。
雪はすぐに溶けてしまうパウダーの時もあれば、シャリシャリした氷が入っていることもあって、その食感の違いが楽しかったです。

そんな記憶を呼び起こしながら、とても美味しそうにうちのコが雪を食べる姿を見ていました。君にはどんな味がしたのかな?きっと君も喉が渇いて「これ食べてみよ」って思ったんだろうね。

雪だるまになった夜はきりたんぽ鍋食べよ♪

夜の雪道で散歩する犬

足に雪の塊をたくさんくっつけて歩き回っていた日は、温かいものを食べさせてあげたいですね。 この雪の日のことを思い浮かべながら、我が家の夕食はきりたんぽ鍋にしてみました。うちのコにも少しおすそ分けです。 ワンコには味付けなし、きりたんぽやネギもなしですが、お肉は特別に皮を取った鶏モモ肉をあげることにしました♪

きりたんぽ鍋「ワンコバージョン」

【材料】

  • ニンジン
  • ダイコン
  • 鶏モモ肉(皮なし)
  • ※量は愛犬に合わせて調整してください

【作り方】

  1. ニンジンとダイコンをいちょう切りにする
  2. 鍋に水を入れ1を水からゆでる
  3. 沸騰したら一口大に切った鶏モモ肉を入れる
  4. アクを取る
  5. 全体に火が通ったら完成。煮汁ごと器に盛る

この後で人間用のきりたんぽ鍋を作るために味付けし、ネギなどの野菜やきりたんぽを入れて、人間の夕食も完成です。
うちのコはご飯が好きではないのでやめましたが、ご飯が好きな子ならきりたんぽを少し入れてあげても喜ぶかもしれませんね。

きりたんぽ鍋を食べるうちのコの様子

お皿の裏の最後の一滴まで舐めたい!という気持ちが伝わってくるようながんばりを見せていました(笑) 根菜類は昔から体を温める食材だと言われています。夏野菜よりも水分が少なめでミネラルが豊富な食材が多いという特徴があります。

これにより血管を健康に保ったり、タンパク質の働きを助け、それによって血液や筋肉を作り出す機能が高まったりします。 寒い冬は、人間もワンコも根菜類で体を温めるようにしたいですね。

我が家の雪は自然からの特別な贈り物

雪の中でこちらを見ている犬

実際にここまで雪が降ると、こちらの地域では交通網が滞って大変な騒ぎになるのですが、私やうちのコにとってはウキウキする楽しいお散歩になりました。
私は雪が好きです。北海道に住んでいた頃、当たり前に雪に囲まれて暮らしていたからかもしれません。厳しい寒さはつらかったはずなのに、今となっては温かい思い出ばかりです。

今も私は、実家に帰省する時は真冬を選びます。乗り物が苦手なうちのコには北海道の雪を踏ませてやることは叶わないだろうと思いつつ、帰省するたびにあの雪の日を思い出し「連れて来て遊ばせてやりたいなぁ」と考えてしまいます。

  • 更新日:

    2021.01.31

この記事をシェアする
ライター・専門家プロフィール
  • さの さえこ
  • ドッグライター
  • 子供の頃はアレルギーで飼えなかった犬を、大人になって初めて迎えることができました。しかし里子で迎えた初めての愛犬は、外耳炎、歯肉炎、膿皮症、膝蓋骨脱臼を持っていました。 この子をきれいな体にするにはどうしたら良いか。そんな気持ちから得た経験を、「犬の食」を通してお伝えできればと思っています。