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シャンプーをしている老犬
住まい / 生活

2020.12.09

老犬のシャンプー|負担なく愛犬を清潔にしてあげる3つのコツ

足腰が弱くなったり体調が優れない老犬をシャンプーするには、若い頃よりも配慮が必要になります。ここでは、老犬にとってシャンプーが負担となってしまう理由や、負担を減らすためのポイント、負担をかけないために活用したいグッズについてご紹介します。

#シャンプー

Author :江野 友紀/認定動物看護士

老犬にとってシャンプーが負担になってしまう理由

シャンプー前に眠る老犬

老犬は若い頃と違い、体力が落ちています。また、個体差はありますがストレスを感じやすくなっていることがあります。

疲れやすくなっている

老犬も人と同じように、加齢に伴い筋力が低下し、足腰が弱くなります。シャンプーは体力を消耗するので、長時間のシャンプーやドライヤーは身体に負担になります。また、湿気や室温の変化などにより持病があれば咳が出たり、呼吸が辛くなることもあります。

ストレスを感じやすくなる

犬は高齢になると感覚機能が衰え、今までは普通にできていたことに対して不安を強く感じるようになることがあります。もともとシャンプーが好きでない犬はシャンプーを頑なに拒否したり、ストレスが引き金で体調不良になることがあります。

老犬のシャンプーで負担を減らすための3つのポイント

シャンプーをされている老犬

心身の機能が衰えた老犬をシャンプーするには、できる限り負担をかけないよう配慮する必要があります。負担を減らすためのポイントを3つご紹介します。

1.手早く短時間で済ませる

シャンプーの前にブラッシングをし、毛玉やもつれがあれば梳いておきましょう。また、被毛を短くカットするのであれば、シャンプー前にある程度カットしておくことで、シャンプーやドライヤーの時間を短縮できます。

手早く乾かすにはタオルドライが重要です。吸水性の高いタオルを使用したり、念入りにタオルドライしてドライヤーをかける時間を短縮しましょう。

また、皮膚が湿った状態で終わってしまうと、体温を低下させてしまったり、皮膚病につながる恐れがあるため、素早くしっかりと乾かしてあげましょう。

2.温度や湿度の管理

浴室と脱衣所で温度差があると身体に負担がかかるので、寒ければ温めておきましょう。

皮膚疾患がある場合、お湯が熱いと痒みを生じることがあります。また、心臓病や気管虚脱があれば高い温度や湿度で苦しくなり、咳や呼吸困難になることがあります。お湯の温度は36度前後を目安にし、その日の気候や犬の体調に合わせて水温を調節しましょう。

湿気がこもらないよう換気扇を回したり、窓を開けて空気を循環させることも大切です。

3.足腰に負担をかけない工夫を

滑りやすい床で踏ん張ると体力を消耗するだけでなく、滑って転倒して怪我をする可能性もあります。お風呂場の床やバスタブの中に滑り止めのマットを敷き、関節に負担がかからないようにしましょう。

無理に立たせる必要は無いので、座った姿勢やふせの姿勢など、老犬にとって楽な姿勢で行っても良いでしょう。お尻の下などの立たせないと洗えない部分は、最後に手短に洗いましょう。

愛犬にシャンプーの負担をかけないために活用したいグッズたち

シャンプー後にタオルで包まれている老犬

コツを理解した上で、今度は老犬のシャンプーの負担を減らすために活用できるおすすめのグッズを3つご紹介します。

1.滑り止めバスマット

足腰への負担を軽減するためにも、滑り止めマットを使用しましょう。
バスマット「つるつるすべらんワン」は柔らかい弾力性があり、厚さが約3㎜と薄めなので、洗面所など狭い場所でも使用できます。排水のための穴も5つ空いているので、水が溜まりにくくなっています。

商品情報

2.吸水性に優れたタオル

ドライヤーの時間を短縮するためにも、効率良く吸水するタオルを選びましょう。
「Winthome ペット用ボディータオル」は高品質なマイクロファイバー素材で、手触りが良く吸水性に優れています。サイズは77×127cmと大判なので、大型犬にもおすすめです。

商品情報

3.水を使わないシャンプー

シャンプーほど汚れを落とす効果は無いかもしれませんが、水を使わないシャンプーを使用するのも一つの方法です。「JOYPET 水のいらない泡シャンプー犬用」は原料が100%食品添加物なので、犬が舐めても安心です。洗い流す必要がないので、水が苦手な子におすすめです。

商品情報

老犬のシャンプーの負担を減らすためにできること

シャンプー後に落ち着いて毛布にくるまっている老犬

老犬の身体を清潔に保つことは、健康を守る上でも大切です。老犬が嫌がる場合に無理にシャンプーをすれば、身体に負担がかかることで持病を悪化させたり、大きなストレスにもなってしまうので、愛犬の様子を確認しながら負担の減る方法を選び、無理せず行いましょう。

  • 公開日:

    2020.12.07

  • 更新日:

    2020.12.09

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ライター・監修者プロフィール
  • ライター:江野 友紀
  • 認定動物看護士
  • 地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。 ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。 普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。 ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。