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犬種図鑑

2020.12.10

シープーの基本情報まとめ!両親犬のことや上手な暮らし方【犬種図鑑】

人気の純血種を交配させて誕生したミックス犬は、両親犬の愛らしい見た目だけでなく性格も受け継いだいいとこ取りの犬として人気が高まってきています。シープーは、日本で高い人気を誇る小型犬を両親に持っており、ぬいぐるみのようなキュートな容姿と育てやすい性格をした魅力的なミックス犬です。ここでは、シープーの両親犬の情報から体の大きさ、被毛の特徴、性格や気をつけたい病気などをまとめて紹介します。

文:関 ゆりな/ドッグライター

シープーの両親犬|何と何のミックス?

人気のミックス犬シープーは、純血種とは異なり母親と父親の犬種が異なります。まずは、シープーの性格や大きさ、外見などの特徴を理解するためにシープーの両親犬について紹介します。

シープーの両親犬

シープーの両親犬は、どちらも人気犬種であるシーズーとトイプードルです。シープーの両親犬の基本情報を紹介していきます。

シーズー

シーズーは中国原産の犬種で体重4~7kg、体高20~28cmの小型犬です。鼻ぺちゃ顔にがっちりした体型、豊かな長毛の被毛を持ちます。
穏やかで落ち着いており、他の人や犬にもフレンドリーに接することができます。

トイプードル

日本で長年人気ナンバーワンの座をキープしている人気犬種のトイプードルはフランス原産の小型犬です。体重は2~4kg、体高28~32cmですが、さらに小さいサイズのタイニープードルは体高23cm、ティーカッププードルは23cm以下となります。

ぬいぐるみのような愛らしい巻き毛が特徴的で、人懐っこく頭がいいのでしつけがしやすく初心者でも育てやすいという点も人気の理由でしょう。

活躍の歴史

シープーは、ミックス犬の中でも歴史の浅い犬種です。愛玩犬として家庭で愛されることを目的として作出されました。コンパクトな体型に穏やかな性格で日本の住環境でも育てやすく、さらにアレルギーフリーであることから人気が高まっています。

シープーの外見の特徴

ここでは、シープーのサイズや被毛の特徴、お手入れの仕方について紹介します。

体重・体高

小型犬のシーズーとトイプードルを両親に持つシープーは、体高20~28cm、体重3~8kgの小型犬に分類されます。
ミックス犬は大きさに個体差が大きく、両親犬のどちらの特徴が色濃く出るかによっても変わるため、成犬になるまで正確な大きさはわかりません。

ココがチャームポイント!

シープーは、シーズーの丸い頭に短めの鼻、トイプードルのテディベアのような大きな瞳と両親犬のいいとこ取りをしたような愛らしい容姿がチャームポイントです。どちらの特徴が強く出るかは成犬になるまで分かりませんが、そのワクワク感も魅力のひとつでしょうか。

被毛の特徴

ここでは、シープーの被毛の特徴について紹介します。

コートタイプ

シープーのコートは、トイプードルの巻き毛かシーズのような直毛、また2つを組み合わせた毛質になります。多くはトイプードルの巻き毛の毛質を受け継ぐことが多いようです。

標準毛色

シープーの毛色は、ゴールド、ブラック、ホワイト、ブルー、クリームやアプリコットなどの単色やホワイトをベースとしたパーティーカラーなどとても豊富です。
シーズーに似るとゴールド&ホワイトやマホガニー&ホワイト、トイプードルに似るとアプリコットやクリームなどの淡いカラーが出ることが多いようです。

お手入れ方法と注意点

シーズーはダブルコート、トイプードルはシングルコートと両親犬が異なるコートタイプを持っていますが、どちらも抜け毛は少ない犬種とされています。
抜け毛は少ないですが、どちらの被毛も絡まりやすい傾向にあるため、毎日ブラッシングを行うのが好ましいと言えます。また、毛が伸びるので月1回程度の定期的なトリミングが必要です。

シーズーよりの皮膚を持つアトピー性皮膚炎や膿皮症などの皮膚トラブルが起こりやすい傾向にあります。皮膚を清潔に保つためにも2週に1回から1ヶ月に1回程度の頻度でシャンプーを行いましょう。

シープーの性格の特徴

両親が異なるシープーの性格は様々ですが、基本的にシーズーとトイプードルの特性の中間と言われているようです。性格の特徴について紹介します。

好奇心旺盛で社交的

シープーは、両親犬の性格を受け継いで好奇心が強く遊び好きな子が多いようです。また、 他の人や犬、子供などともフレンドリーに接することができます。
シーズーよりの性格だとおおらかで落ち着いた面も持ちますが、どちらの両親犬も活発で遊び好きなので、散歩の他にお部屋の中でたっぷり遊んであげるといいでしょう。

甘えん坊で賢い

シープーは、両親犬のように甘えん坊で人懐っこい性格です。家族への愛情が深く、甘えん坊なので飼い主の膝の上で過ごすことを好みます。
トイプードルよりの性格だと非常に賢くしつけがしやすい傾向にありますが、シーズーはプライドが高く頑固な一面もあるため、シーズーよりの性格を持つとしつけには工夫が必要かもしれません。

こんなしつけが必要

シープーの性格にあったしつけのコツについて紹介します。

しつけは一貫性を持つ

シープーは基本的に賢く物覚えがいい性格ですが、シーズーよりになると頑固で気が強い面がみられるため、しつけには根気がいると考えましょう。
独りではなく家族で飼育する場合は、家族全員で叱る言葉や褒め言葉などしつけの言葉を統一しましょう。一人一人違う言葉や態度で接してしまうと混乱してしまい、自分本位に判断するようになるため、一貫性を大切にしましょう。

褒めて伸ばす

シープーのしつけは、叱って教えるよりも褒めて伸ばすことを重視しましょう。成功したらおやつなどを使ってよく褒めることで、飼い主のいうことを聞くといいことがあると覚えさせます。
褒めて伸ばすことを意識して行いますが、悪いことをした時は、すぐに「だめ!」と決められた言葉で叱ることも忘れてはいけません。甘やかしすぎるとわがままな子に育ってしまいますから、メリハリのあるしつけを行うようにしましょう。

シープーの平均寿命と気をつけたい病気

シープーの平均寿命や犬種特有の気をつけたい病気について紹介します。

平均寿命

シーズーもトイプードルも平均寿命が14歳程度と言われています。ミックス犬の平均寿命は13歳前後というデータがあるため、シープーは13~14歳程度と考えられます。

気をつけたい病気

シープーは異なる両親犬を持つため、それぞれの遺伝疾患を複数受け継いでしまう可能性もあります。ここでは、両親犬であるシーズーとトイプードルの気をつけたい病気について紹介していきます。

鼻腔狭窄

シーズーの短い鼻を受け継ぐと短頭種特有の呼吸器系の疾患を発症する可能性があります。鼻腔狭窄は、文字通り鼻腔が狭くなり呼吸がしにくくなる病気で、少し運動をしただけでも酸欠になったり、熱中症になりやすくなります。
鼻の穴が狭い、寝息が大きい、鼻詰まりなど気になる症状が見られたら動物病院に相談しましょう。

骨折

トイプードルは、前足が細いわりに体重があるため、普通に生活を送る中でも骨折してしまうことがあります。ソファーなど高さのある場所から飛び降りたり、子供に足を踏まれたりしただけでも骨折してしまう場合があるため注意が必要です。
また、脱臼や関節炎を起こしやすいため、体重管理や足腰に負担をかけない室内環境を整えるなどしましょう。

シープーはフレンドリーで愛情深い犬種!

シープーは、シーズーとトイプードルの性格を受け継ぎ、活発でフレンドリー、愛情深い犬種です。他の犬とも仲良くすることができ、吠えにくいとされているので集合住宅などでの飼育にも向いています。両親のいいとこ取りをした愛らしい外見と育てやすい性格を持ったシープーは、素晴らしい家族の一員になってくれるでしょう。

  • 更新日:

    2020.12.10

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。