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スタンダードプードル
健康管理 / 病気

2020.12.29

スタンダードプードルの適正体重は?かかりやすい病気と寿命を知って健康管理

プードルの中でも一番大きな体格をしているスタンダードプードル。フレンドリーで優しく、頭が良いので、人とも犬とも仲良くなりやすい育てやすい犬種としても知られています。今回は、スタンダードプードルの適正体重とかかりやすい病気・寿命、健康管理に必要なポイントについて解説していきます。

#スタンダードプードル

しろ/ライター

スタンダードプードルの適正体重とその推移

スタンダードプードルの体型が分かりやすい横向きの立ち姿

スタンダードプードルは大型犬に分類され、他のプードルと名前が付く犬種よりも体重も重たい犬種となります。とてもスタイルが良く、体の長さと高さがほぼ等しいバランスの取れた体型が特徴です。

では、個体によって体の大きさに多少の差はありますが、その適切な体重は何kg程なのでしょうか?ちゃんと成長に合わせて体重が増えているのか心配な方も、まずは適正体重と体重の変化について見ていきましょう。

適正体重

スタンダードプードルの体高は45~60cmと個体差が大きく、適正体重は雄で20~32kg、雌で20~27kg程度です。犬は適正体重を10~15%超えると肥満の可能性がありますが、個々で体格の差がある事から考えても体重だけでは判断することは出来ません。

基本的にほとんどの犬は1歳頃から体格の変化が緩やかになるので、1歳時点の体重を目安として考えるといいでしょう。

体重の変化

生まれたばかりの頃は小さかったスタンダードプードルも、2か月もすればその体重は10~15倍にも増加します。特に3~5か月頃は一気に骨格などが成長し、大型犬の場合はこの成長期が15~18か月まで続きます。

子犬の頃は母乳や高カロリーのフードで成長を促しますが、成犬期には体重に合わせた量の食事を与える事が適正体重を保つ上でも大切になります。

スタンダードプードルの寿命とかかりやすい病気とは?

スタンダードプードルの子犬と親犬

一般的に大型犬の平均寿命は12歳と言われていますが、スタンダードプードルは比較的寿命が長い犬種です。遺伝的なものが関係していると考えられますが、同じくその遺伝が原因でかかりやすい病気も存在します。

ここでは、スタンダードプードルの寿命とそれに影響するかかりやすい病気について解説していきましょう。

平均寿命

スタンダードプードルは大型犬としては長寿な方で、その平均寿命は12~15年程です。同じプードルであるトイプードルが長寿で14~16歳まで生きることからも、遺伝的にも長生きする犬種であることが分かります。

最高齢

基本的に長寿なスタンダードプードルですが、その最高齢はなんと28歳!
この年齢を人間に換算すると201歳で、平均的なスタンダードプードルの寿命の約2倍長生きしている計算になります。

かかりやすい病気

スタンダードプードルのかかりやすい病気は、プードルの遺伝的な病気と大型犬特有の病気、そして体重管理にも関係してくる骨・関節のトラブル等があります。具体的な病名と症状については次の通りです。

アジソン病

スタンダードプードルがかかりやすい病気の一つとして有名です。急性になると命の危険性もある病気なので早期発見が大切になります。

元気がない、食欲不振、嘔吐・下痢、痩せる等少しでも気になる様子が見られればすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

クッシング症候群

小型のプードルの方がかかりやすい病気ですが、スタンダードプードルでも発症する可能性があります。いつもより食事をたくさん食べたり水を飲みすぎたりするのに痩せていくのが特徴で、アジソン病と同じく早期発見が大切になる病気です。

皮脂炎線

スタンダードプードルは皮膚トラブルを起こしやすい犬種です。皮脂炎線を起こすと皮膚が乾燥して剥がれたり脱毛する等の症状が見られます。

遺伝的な病気であると考えられていますが原因は不明なので、皮膚に負担を掛けるようなカットやお手入れは避けるようにしましょう。

胃捻転

大型犬によく見られる病気ですが、命の危険性があるため早急な対応が求められます。元気がない、よだれを垂らしている、吐きそうなのに吐けない等の症状が見られたら胃捻転を疑うべきでしょう。

食後すぐの運動や食事の一気食い、水の飲みすぎは発症の原因になるので、予防のためにも注意するようにしてください。

骨・関節の病気

基本的には小型犬の方が起きやすいですが、スタンダードプードルも骨や関節が弱い傾向があります。痛がる素振りや動きに違和感があったらすぐに動物病院に連れて行きましょう。

高い場所からの着地で骨折してしまう事もあり、少しでも関節への負担を減らす為にも日頃からの体重管理が大切になります。

スタンダードプードルの体重管理で気を付けたいこと

スタンダードプードルがジャンプしている

体重管理をするために人は日常の中で食事や運動に気を配る必要があります。スタンダードプードルもそれは同じで、適切な量の食事と運動をする事こそが体を健康に保つ上で最も大切です。

スタンダードプードルとって必要な食事と運動について知って、体重増加によるトラブルを予防していきましょう!

ごはんの量

体重管理のために食べさせるドッグフードの量は、スタンダードプードルの適正体重に合わせて調節する必要があります。適正体重は個々によって異なるので、フードの袋に記載されている分量を成長が止まった1歳頃の体重を目安にして与えるようにしましょう。

現在痩せているのか、太っているのかによっても調整が必要になるので、判断に迷ったらかかりつけのお医者さんに相談してみてもいいかもしれません。

散歩の目安

体力があって運動が大好きなスタンダードプードルの体重管理のためには、一日2回1時間程散歩に連れて行ってあげると良いですね。

運動不足はストレスがたまる原因になり、いたずらの増加や病気の元になりがちなので注意してあげてください。

好きな運動

運動神経抜群のスタンダードプードルは泳ぐことが大好きなので、暑い季節は犬用プールへ水遊びに連れて行ってあげると喜ぶでしょう。それ以外にも体を全力で動かせるようにドッグランを利用する等、ストレス発散の機会を定期的につくるようにしてあげると良いですね。

スタンダードプードルの体重管理で長く健康に暮らそう

スタンダードプードル 体重

スタンダードプードルの体重管理は、もしもの病気のリスクを減らし、健康的な生活をしていくために飼い主さんが出来る大切なことです。食事の管理は勿論、動くのが大好きなスタンダードプードルのためには毎日の運動も欠かせません。

これからもスタンダードプードルと長く一緒に寄り添うためにも、定期的な健康チェックは忘れずにしてあげてくださいね。

  • 更新日:

    2020.12.29

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ライター・専門家プロフィール
  • しろ
  • フリーライター
  • 現在子育て中のフリーライターです。小学生の頃から大人になるまではずっと犬と、現在は保護猫2匹と一緒に暮らしています。大好きなわんちゃんへの気持ちを込めて、皆さんに読みやすい記事をお届けしていきます。