私は元々インドア派で、あまり出かけることもないタイプなので、コロナの外出自粛なんて楽勝だと思っていました。フリーランスなので、仕事も元々全て自宅で行えることから、コロナが流行してからは、スーパーに行くかココメロの散歩に行くか、外出は本当にそれぐらい。
コロナが流行り出す前と後ではあまり生活に変化はなかったのですが、やはり外でリフレッシュすることができないというのは精神的に堪えたようです。
真夏になると暑くて散歩時間が普段の3分の1くらいまで減り、時間帯も真っ暗になった9時~10時になります。清々しい気持ちになれるはずのココメロとの散歩も蒸し蒸し暑くて、暗闇の中を歩くだけではストレス発散することができませんでした。
そんなこんなで今年の夏ぐらいから、なんでもないのに涙がでたり、やる気が起きなかったり憂鬱な気分が続くようになってしまいました。
ココメロは、私が泣いていてもとてもマイペースです。漫画や映画に登場するワンコのように寄り添ってくれたり、涙を舐めたり、ティッシュを持ってきたりして慰めてくれることはありません。
私が泣いていても慰めるどころかちょっと手を繋ぎたくて足を掴むと「触るんじゃねぇ!」と言わんばかりに甘噛みしてくるし、なぜかぬいぐるみを持ってきてブンブン振ってバシバシ顔に当てられたり、爆睡していたり・・・。気持ちを汲み取る能力はゼロです。
でも、そんなどこまでマイペースで空気の読めないココメロを見ていると泣きながら、笑ってしまうんです。ココメロが普段通りすぎて、なんだかウジウジしているのが馬鹿馬鹿しくなってきます。ちょっとは心配する素振りくらいして欲しいところだけどね!
ドッグセラピーやアニマルセラピーがありますが、ココメロは我が家の専属セラピー犬だと勝手に思っています。先述した様にマイペースで気持ちを汲み取る能力も慰めるスキルもありませんが、特別なことをしなくてもただ隣にいるだけで大きな癒し効果があるんです。
例えば、ココメロがフードやおやつをバリバリ食べている音を聞いてる時とか肉球のポップコーン臭を肺いっぱいに吸い込んだ時とか。平日の昼間にココメロとぬくぬくの布団でお昼寝をしたりとか、そう言う日常の些細なことでもココメロがいることで少しずつ心が浄化されるんだと思います。
今年の話ではないですが、元々ココメロを迎えたばかりの時は、私の精神状態は最悪で昼夜逆転しているような生活をしていました。
寝つきが悪くて薬を飲んでいた時期もありましたがほとんど効果はなく、新聞配達のバイクがきた頃に眠って、お昼頃起きる様な不健康な生活を送っていました。
でも、ココメロがきてからはアラームなしで朝6時ごろには起きて、夜10時には一緒に眠りについて、早寝早起きができるように自然となっていきました。
学生の時だってこんなに規則正しい生活はしてなかったはず・・・。散歩で毎日外に出かけて運動もするし、ココメロのおかけで健康的な生活が送れる様になったことで、精神的にも安定できています。
ココメロは、私にとって子犬の時から身体的・精神的健康の改善にとても大きな力になってくれています。特に何かをしてくれるわけではなくとも癒しパワーの効果が絶大なのは、ペットを飼った経験のある人ならきっと共感してくれると思います。気分が落ち込んでしまう日もありますが、マイペースなココメロのおかげで毎日乗り越えることができています。
P.S.きっとこれからも慰めてくれることはないと思うけど、それが君の良さだと思うからそのままでいてください。
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