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車の中でクレートに入るジャーマンシェパードドッグ
住まい / 生活

2020.12.17

シェパードと暮らすドッグフォトグラファー

愛犬の車酔いの4つの対策+安全な下車のためのしつけで楽しいドライブを!

愛犬とお出かけを楽しみたい飼い主は多いですよね。しかし、愛犬が車酔いをしてしまうと、せっかくの楽しいお出かけも大変になってしまいます。私も愛犬と出かけることが好きなのですが、愛犬が車酔いをしてしまうため、ついつい車を避けてしまうようになっていました。ここでは、我が家で効果があった愛犬の車酔いの対処法や安全に下車をするためのしつけ方法についてご紹介していきます。

#シェパードと写真家 / #ジャーマンシェパードドッグ

ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

みなさんの愛犬は車酔いしますか?

ジャーマンシェパードが車に乗っている

犬が車酔いをしてしまうのは大変ですよね。私は今までに2匹の犬と生活をしてきたのですが、うちのコたちは子犬の頃から車に乗るたびに嘔吐をしてしまっていました。まず、具体的に愛犬たちにどんな車酔いの症状があったのかご紹介します。

愛犬たちの車酔いの症状

今までに一緒に生活をしたことのある愛犬たちは2匹とも車酔いが酷い方でした。少しでも車に乗ると気分が悪いそうに鼻をペロペロと舐めはじめ、数分後には…。体が大きいだけに掃除が大変で、車内に嫌な臭いがこもった状態でのドライブは楽しくありません。一度、愛犬のジェイクがカンガルージャーキーを一袋盗み食いをした直後にどうしても車に乗せなければ行けない日があったのですが、数分後には車酔いしてしまい、多量のカンガルージャーキーを吐き戻したこともあります。

愛犬の車酔いを防ぐ4つの対策

ここまで紹介した通り、愛犬たちの車酔いは酷くて困っていました。車に乗るたびに愛犬たちが車酔いをしてしまうと、せっかくのお出かけも大変です。ということで、試行錯誤しながら様々な対処法を発見したので、ここでは実際に愛犬たちに効果があった対処法をご紹介していきます。愛犬の車酔いが大変で悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。

1.車の窓から鼻先を出す

犬が鼻をちょこっと出せるように窓を数センチだけ開けておくと、我が家の愛犬は車酔いをしません。残念ながら科学的根拠も何もないのですが、車の窓から鼻を出しているときに愛犬たちは2匹とも車酔いをしません。しかし、開けすぎると犬が窓から飛び出したり、異物が顔に当たったりしてしまう危険性もあるので、鼻先だけを少し出せるぐらいにしています。また間違って窓を閉めることがないようにロックをかけています。

2.車に乗る直前は食事を控える

愛犬を車に乗せる場合は、数時間前から絶食をさせるようにしています。胃に食べ物が入っていなければ、車酔いをしにくくなります。しかし、空腹時間があまりにも長いと逆に胃酸を吐き出してしまうこともあるので、車に乗る3時間ほど前に食事を済ませておくことを意識しています。

3.犬をクレートに入れる

犬をクレート入れると体の揺れが制限されるため、車酔いしにくくなる場合があります。我が家の愛犬たちでもクレートに入れることは車酔い予防に効果的で、クレートに入っていれば車酔いをすることはほとんどありません。

4.噛むおもちゃを与えておく

愛犬たちが子犬の頃は車内で噛むおもちゃを与えるようにしていました。夢中になって噛んでいる間はなぜか車酔いをしないだけではなく「車=楽しい」と関連づけることもできます。また、犬は何かを噛んでいると自然とリラックスできるので、車に乗ると不安になってしまう犬にもおすすめです。

愛犬と車に乗るために事前する準備とは?

車内のクレートの中にいるジャーマンシェパードと子供

愛犬とのドライブをさらに快適な時間にするように、事前にいくつかのことを必ずするように心がけています。ここでは、ドライブ前の準備やちょっとしたポイントをご紹介していきます。

事前に散歩をさせておく

エネルギーが有り余っている状態で犬を車に乗せると、慣れていない犬はソワソワして落ち着きません。しかし、事前に短い散歩へ連れて行っておくことで、エネルギーを少し発散し、車内でリラックスして過ごせるようにしてあげることができます。愛犬のジェイクは車酔いを克服してからは車に乗るのが大好きで、数年前までは車内でもバタバタしていました。しかし、5分ほどの短い散歩に連れて行ってあげることで、車内でより落ち着いて過ごすことができます。

事前にトイレをさせておく

ドライブに行く前は必ず愛犬にトイレをさせておくようにしています。運転中に犬がトイレにいきたくてソワソワしてしまうと、犬だけではなく、人にとっても楽しくありません。それだけならまだしも、犬が我慢できずに車内で糞尿をしてしまうと不快であることはいうまでもありません(経験済み)。

また、車内では膀胱が揺られるためか、愛犬は車に乗ると必ず数分後にはトイレをしたくなるので、こまめな休憩も我が家のドライブには欠かせません!

ブラッシングをする

換毛期になると愛犬のアンダーコートががっぽりと抜けてしまいます。何もせずにそのまま車に乗せてしまうと、シートが何かわからないくらい毛だらけになってしまうだけではなく、毛が車内の空気を漂い、家族のみんながくしゃみを繰り返してしまう羽目に。そのため、事前にブラッシングをして、なるべく抜け毛を取り除くようにしています。

それでも多少の抜け毛が車内についてしまうことがあるのですが、抜け毛の掃除グッズを使えば掃除も楽ちんです。愛犬の抜け毛の掃除に困っている方は「一毛打尽」という商品がおすすめです。我が家でも実際に使っているのですが、車のシートや床からも抜け毛がスッキリと取り除けるのでとても便利です!

犬を車に乗せるために大切なしつけは?

車のドアが空いていても飛び降りないジャーマンシェパード

車のドアが空いていても、指示があるまでは愛犬が勝手に飛び降りないようにトレーニングをしておくといいと思います。このトレーニングをしておくことで、車のドアを開けた途端に犬が飛び出して迷子になったり、車と接触をしてしまったりする危険性を回避することができますよ。

愛犬のジェイクはお出かけが大好きなので、目的地に到着すると車から出たくてソワソワします。数年前には、ジェイクがあまりにも興奮していたため、車のドアを開けた途端に飛び出し、危うく車と接触しかけた経験があります。以前からドアから飛び出して迷子になった犬を知っていたのですが、危険性を改めて実感。その日は何事もなくて本当に良かったのですが、今後もこのようなことがないように、勝手に車から飛び降りないためのしつけをはじめました。

犬が車から飛び降りないように教える方法

まずはシンプルに「マテ」を犬に教えてトレーニングをする方法があります。ドアを開ける際には「マテ」と声をかけて犬をしっかりとまたせます。

しかし、愛犬のジェイクは車から出るのが楽しみで「マテ」の指示を聞こえないくらい興奮していることが多かったので、また別の方法でアプローチしました。ここでは、その方法についてご紹介していきます。

「マテ」を使わない教え方

まず、トレーニングをする前に必ず犬をリードに繋いでおくようにしてくださいね。トレーニングができていないうちは犬が車から飛び出してしまうこともあるので、しっかりと安全対策に取り組むことが大切です。

しつけの手順

  1. 車のドア/トランクをゆっくりと開け、犬が車から飛び降りられないようにリードを持つ
  2. 犬が車に入った状態で、出てこないようにおやつを継続的に与える
  3. 犬に「出てもいいよ」と指示をする
  4. 同じことを再び繰り返すが、今回はおやつとおやつの間の時間を長くする

このように、車のドアを開けてすぐにおやつを犬にあたえることで、「ドアを開ける→飛び出る」を「ドアを開ける→待つ」という連鎖に変えることができます。お出かけはすごくワクワクすることなので、ドアを開けてもしっかりと待つようになるには時間がかかりますが、コツコツとしっかりと練習するようにしましょう。(ジェイクは大好きな場所へ行っても待てるようになるには数ヶ月かかりました。)

今では愛犬との車でのお出かけがさらに楽しい!

車に乗るジャーマンシェパード(モノクロ写真)

ここでは、我が家で効果があった犬の車酔い対処法や車の下車時に便利なトレーニングについてご紹介しました。一時期は愛犬たちの車酔いがひどくてお出かけを躊躇する時期もありましたが、対策できた今では愛犬とふたり楽しんでお出かけができます。みなさんも、愛犬の車酔い対策に取り組み、愛犬とのお出かけを楽しんでくださいね。

  • 更新日:

    2020.12.17

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ライター・専門家プロフィール
  • ルエス 杏鈴
  • 犬訓練士
  • 大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。 愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。 写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。