はじめに、犬用のブランケットの特徴、メリット、お手入れ方法からご紹介します。
犬用のブランケットは、「こういう風に使う!」と決まっていないので、いろいろな使い方ができます。サイズも素材も実にバリエーション豊富で、季節を問わず使えるので、手元にあると便利です。抗菌加工や防臭加工をされているものがたくさん揃っているのも嬉しい特徴です。
季節を問わず、あらゆるシーンで活用できるのが大きなメリットです。ブランケットと聞くと、体に掛けて暖めるために使うというイメージですが、折り畳んでベッドとして使う、寝ている時間が長い高齢犬の床ずれ予防として活用、ケージにかけて落ち着ける空間を作るために使うなど幅広い使い方ができます。
また、自宅でだけでなく、屋外のイベントやキャンプで敷き物として使用するのもよいでしょう。加えて、旅行での宿泊先でも活用できます。ペットOKの旅館やホテルなどでも、寝具に直接犬が触れるのをNGとしているところもあるので、ブランケットがあるとなにかと便利です。
犬用のブランケットは定期的に洗濯をして清潔に保つ必要があります。目立った汚れがなくても、皮脂汚れなどがついています。また、外から持ち込んだノミダニがついていることもあるかもしれません。
ブランケットを洗う際は、ペット用の洗濯洗剤を使うのが最適です。ペット用の洗剤は、犬特有のにおいを落とす成分や、抜け毛を生地から落ちやすくする成分が配合されているので、汚れやにおい、抜け毛を洗い流してきれいにできます。
犬用のブランケットは、以下の4タイプがあります。
体に掛けたりして使う、いわゆる一般的なタイプです。サイズや厚さ、素材、デザインの全てにおいてバリエーションに富んでいます。
クッション性がよいマットタイプもあります。あったか素材の厚みのあるものを敷いてあげれば、床からの冷気を防げます。また、介護が必要な高齢犬の床ずれ予防にも役立ちます。
寝袋のような形状で、体がすっぽりと収まるタイプです。冷気が入りにくく保温性に優れているので、寒さが苦手な犬種に特におすすめです。
寒い季節の散歩のときに活用したい服タイプもあります。軽量で、保温性の高い素材で作られたものがたくさん揃っています。
バリエーションが多いのは嬉しいところですが、それゆえに選ぶのに迷ってしまうこともあるかと思います。犬用のブランケットを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
まず、何のために使いたいかを明確にして、それに合ったものを選びましょう。例えば、愛犬の体に掛けて使うようであれば、軽量なものが向いています。また、愛犬との旅行先で使いたい場合は、薄めでコンパクトに畳めるものがよいでしょう。このように用途に応じて、愛犬が快適に使用できるもの、使い勝手がよいものを選びましょう。
季節に適した素材のものを選ぶことも大切なポイントです。寒い季節に使う場合は、ニットやフリース素材、マイクロファイバー素材などの保温性に優れたものを選びましょう。
一方、夏場に暑さ対策として、ひんやりマットのように愛犬の体の下に敷いて使う場合は、冷感素材のものなどがおすすめです。春夏用のブランケットには、片面が冷感素材でもう片面が通気性のよい素材になっていて、その時々で使い分けられるものもあります。
日常使いするものなので、お手入れがしやすいものを選びましょう。なるべくお手入れの手間を減らしたい場合は、洗濯機で丸洗いできるものがおすすめです。また、乾きやすいかどうかもチェックしておきたいポイントです。
バリエーション豊富な犬用ブランケットの中から、タイプ別におすすめの商品をご紹介します。
春夏に活用するブランケットは、熱中症対策に役立つひんやり素材のものがおすすめです。
片面が肌触りのよいパイル生地で、もう片面が冷感素材になっており、そのときの状況によって使い分けられるのが魅力です。通気性がよく蒸れにくいので、快適に使用できるでしょう。速乾性に優れているのも嬉しいところです。
冷感素材を使用したマットタイプのブランケットです。床の上に敷いて使うことはもちろん、愛犬がいつも使用しているベッドに敷いて、ひんやりベッドとして使うこともできます。裏面がメッシュ素材で、蒸れにくいようになっています。
暖房器具と併せて、寒さ対策にブランケットも活用するとよいでしょう。
軽量でフワフワのフリース素材を使用したブランケットで、肌触りがよいのが魅力です。繊維の密度が高く保温性に優れているので、暖かく過ごすごさせてあげられます。おしゃれでかわいいスター模様とドット柄の2種類が揃っています。
マイクロファイバーフランネル素材を使用し、フカフカで寝心地がよいのが特徴です。繊維同士の密着度が高く暖かい空気を溜め込みやすいので、保温性が高いものを探している方におすすめです。水洗いができ生地に抜け毛がつきにくいことから、お手入れがしやすでしょう。
散歩のときに寒さ対策したい場合は、服タイプのブランケットを活用するのがよいでしょう。
内側がモコモコのボア生地なので、保温性に優れています。着せるときに頭を通す必要がなく、胸元のスナップボタンを留めるだけなので、普段あまり服を着ないコであっても心配いらないでしょう。
軽くて柔らかいポリエステル素材を使用しています。保温性が高いので真冬の散歩時でも暖かく過ごせます。着脱がしやすい、嫌がらずに着てくれるなどの口コミも見られます。
犬用のブランケットは、体に掛ける一般的なタイプのほかに、マットタイプや寝袋タイプなどもあるので、違うタイプを揃えて使い分けるのもよいでしょう。素材やお手入れのしやすさもチェックして、愛犬が快適に使えるものを見つけてくださいね。