ドッグタグを購入したら、首輪などに付ける前に確認すべき点が2つあります。
ドッグタグをしていても、迷子になった時に記載された情報が間違っていたら元も子もありません。購入する際にも、ドッグタグに入れた情報が正確かどうか確認するかとは思いますが、念には念をで愛犬に装着する前にダブルチェックしましょう。
ドッグタグに刻印されている名前や電話番号、住所などの個人情報が間違っていないかしっかり確認します。
ドッグタグの金具部分が緩いと愛犬が迷子になってしまった時に、何かの拍子にドッグタグが外れてしまう可能性があります。ドッグタグを愛犬に装着したら金具部分が緩くないか確認し、力が加わっても取れないかチェックしましょう。
フックやリング、チェーンなどの金具が緩い場合は、ペンチなどを使ってジョイント部分をしっかりハマるように調節してください。
ステンレスや真鍮などの金属製のドッグタグは、長く使用していると茶色くなったり黒ずみができてしまうことも。見栄えが悪いだけでなく、大切な情報が見えなくなってしまう可能性もありますので、定期的にお手入れしてあげるようにしましょう。
ドッグタグの基本的なお手入れ方法は、アクセサリー用の布やメガネ拭きなどの布で磨くだけで十分です。定期的に磨いておけば、軽度の汚れは拭き取ることができますので、長く使用することができます。
また、雨の日の散歩などで水に濡れてしまった場合は、柔らかい布で乾拭きし、水分が残らないようにしましょう。
ステンレスや真鍮などは、錆びにくく腐食しにくいものの長年使っていると酸化して黒っぽくなることがあります。そんな時は、重曹と水を1:2で混ぜて優しく擦り、磨くと黒ずみがきれいになります。強く擦ってしまうと傷がつき、そこから錆びつきやすくなりますので、注意しましょう。
万が一に備えて、ドッグタグと一緒に持っていると便利なグッズを3つ紹介していきます。
ドッグタグが活躍するのは、愛犬が迷子になった時だけでなく災害時も有益です。ドッグタグで災害への備えをすると共に防災グッズを揃えておくとさらに安心できます。
避難先に持っていくものとして、エサ皿と水皿は必需品です。折りたたみ式のボウルであれば、愛犬の大きさによって高さを調整できます。さらにカラビナ付きなのでバッグや腰などにかけて持ち運んだり、折りたためば荷物の多い避難時でもコンパクトに持ち運ぶことができます。
災害時だけでなく、お出かけや散歩でも重宝するので1セットあると便利でしょう。
避難所などで寝泊りする必要がある場合、他の人への配慮から犬は中に入れないことがほどんどです。玄関先や外などに犬だけ置く場合が多いので、愛犬が少しでも安心して過ごせるよう過ごし慣れたキャリーバッグがあると便利です。
リュックタイプのキャリーなら愛犬の持ち運びも簡単で、使用しない時はコンパクトに折りたたんで収納できます。さらに拡張して愛犬のスペースが増えるようになるため、楽な姿勢で寝ることができるでしょう。
避難先で汚れてしまったり、普段と違う環境や雰囲気がストレスで、粗相をしてしまうこともあります。しかし、災害時は水道が止まることが多く、使える水はとても貴重になるため、水を使わずに体をきれいにできるボディタオルがあると便利です。
厚みのあるウェットティッシュタオルなら、破けることなくしっかりと拭くことができます。ノンアルコールで、消臭成分には天然の柿タンニンと茶葉エキスを使っているので、愛犬が舐めてしまっても安心です。
ドッグタグは、愛犬のもしもに備える有効なアイテムですが、黒ずんで情報が見えなかったり、ドッグタグ自体が外れてしまっては、意味がなくなってしまいます。
愛犬にドッグタグを装着してからも、お手入れと外れやすくなっていないかの点検を定期的に行うようにしましょう。