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2020.12.28

愛犬のフードを無添加のものにしたい!選び方やおすすめ商品6選

ドッグフードには、鮮度の保持や嗜好性を高めるためなどを目的として添加物が使用されています。しかし、愛犬の健康のことを思うと、なるべく添加物は避けたいところではないでしょうか。
そんな飼い主さんのために、この記事では無添加ドッグフードの特徴や、メリット・デメリット、選び方のポイント、おすすめの商品をご紹介します。

文:新井 絵美子/動物ライター

犬の無添加フードの特徴

犬 フード 無添加

「無添加ドッグフード」と聞くと、その名の通り添加物が一切使用されていないドッグフードと思うかもしれませんが、ドッグフードにおいては、やや認識が違ってきます。そもそも無添加ドッグフードとはどのようなものを指すのか、その特徴からご紹介します。

無添加フードの特徴

ドッグフードにおける無添加フードとは、人工的な着色料や香料、酸化防止剤、保存料などを使用していないものを指します。

ドッグフードには、天然トコフェロール(ビタミンE)やマリーゴールド抽出液などの天然由来の酸化防止剤を使用したものや、ビタミンやミネラルを添加したものもあります。厳密にはこれらも食品添加物ですが、「無添加ドッグフード=食品添加物が全て含まれていない」ということです。

ドッグフードの中でも総合栄養食は、米国飼料検査官協協会(AAFCO)の栄養基準に準拠したペットフード公正取引協議会の分析試験、もしくは給与試験をクリアしたものでなければならないので、添加物の使用は避けられないのです。

無添加フードを選ぶメリット・デメリット

無添加フードと聞くとメリットだらけと思いがちですが、デメリットもあります。そのため、その両方を踏まえたうえで選ぶことが大切です。

メリット|安心して与えられる

人工添加物の中には、発がん性のリスクが懸念されているものもあります。ペットフード安全法の使用基準に基づいて添加されているものの、やはり気になってしまうことも……。無添加であれば余計な心配をせずに安心して与えられます。 また、無添加フードは、品質の高い食材が使用されていることが多いので、消化不良やアレルギーを起こすリスクが低いのもメリットです。

デメリット|食いつきがいまいちなことも

犬の食欲をそそる香料が使用されていないので、食いつきがいまいちであまり食べてくれないというケースも少なくありません。

また、無添加フードは、品質の高い厳選食材が使用されている傾向にあるので、一般のドッグフードより価格が高いのもデメリットです。

犬の無添加フード選びのポイント3つ!

犬 フード 無添加

無添加フードを選ぶ際は、気をつけておきたいことがあります。愛犬に合ったものを安心して与えられるよう、選び方のポイントを頭に入れておきましょう。

どこまでが無添加なのかをチェックする

無添加フードと明記されていても、無添加表示に関する明確な基準が定められていないので、どこまでが無添加なのかをよくチェックしてから選びましょう。例えば、合成着色料・香料不使用となっていても、化学由来の酸化防止剤や保存料が使用されていることもあります。

「無添加」となっていても、人工的な着色料、香料、酸化防止剤、保存料の全てが不使用とは限らないことを覚えておきましょう。

継続して与えられる価格のものを選ぶ

無添加で安心して与えられるとしても、価格が高すぎると経済的に大きな負担となり、特に大型犬の場合は食費が膨らんでしまいます。良質な素材を使用した安全性の高いフードを選ぶことは大切ですが、継続して与えられる価格のものを選びましょう。

「無添加」だけでなく栄養バランスもチェックする

フードを選ぶうえで重視すべきポイントは、無添加かどうかだけではありません。安全性が高いとされている無添加フードですが、「無添加」だけにとらわれず、栄養バランスもチェックしたうえで選びましょう。

例えば、良質な食材を使用した高タンパク質の無添加フードの場合、健康状態に問題がない犬にとってはよいかもしれませんが、腎臓の疾患歴がある犬にとっては無添加かどうかということ以前に、高タンパク質が腎臓の負担になる可能性があります。

このように「無添加だからよい」とは限らないことも往々にしてあるので、愛犬に合った栄養バランスであるかということもチェックしたうえで選ぶことが大切です。

犬の無添加フードおすすめ6選!

犬 フード 無添加

愛犬に安心して与えられるフードを探している方のために、おすすめの無添加フードをタイプ別にご紹介します。

肉が主原料の無添加フード2選

お肉のフードが好きなコには、品質の高いフレッシュチキンが主原料の無添加フードなどがおすすめです。

素材の美味しさを引き出したホリスディックブレンド製法が特徴

小型犬の成犬を対象とした良質なチキンが主原料のフードです。素材同士の相互作用で美味しさと栄養素の働きを引き出す、ホリスディックブレンド製法によって作られています。無添加フードの中ではコスパがよいほうなので、継続して与えやすいのも嬉しいポイントです。

ヒューマングレードの食材を使用したシニア犬用フード

ヒューマングレードの厳選食材を使用し、栄養面だけでなく美味しさにもこだわって作られてたシニア犬用フードです。人工添加物は一切使用されていません。フレッシュチキンが主原料で、良質なタンパク質はもちろん、抗酸化作用の高いビタミンE、関節の健康をサポートするグルコサミンやコンドロイチンなど、シニア犬に必要な栄養素がバランスよく配合されています。

魚が主原料の無添加フード2選

肉類にアレルギーがある犬や、お肉のフードに飽きぎみになっているコには、魚が主原料の無添加フードがおすすめです。

新鮮な天然魚をふんだんに使用!

ニシンやイワシ、アブラカレイなど、数種類の新鮮な魚を丸ごと使用し、タンパク質35%に構成されています。食材から自然な形で栄養素を摂取できるように作られているので、ほとんど合成添加物は含まれていません。子犬からシニア犬まで、全ライフステージに対応しています。

食材の持つ風味や美味しさを楽しめる!

犬にとって必要な栄養だけを残し、不要なものは入れないというコンセプトのもとに作られた国産の無添加フードです。タンパク質源として、新鮮な白身魚などを50%も使用しています。食材の持つ風味や美味しさを生かすために低温加熱・低温乾燥されているのが特徴で、これによりビタミンやミネラルを添加しなくても食材から摂取できるようになっています。

グレインフリーの無添加フード2選

もともと犬は肉食なので、穀物を消化するのが苦手です。そのため、グレインフリーのフードは、消化の負担を軽減できるのがメリットです。

お肉たっぷりの高タンパク質・低炭水化物!

アンガスビーフやイノシシ肉など、さまざまな種類の新鮮なお肉をたっぷりと使用した無添加フードです。「犬にとって生物学的に適正なフード」というコンセプトに基づいて作られており、高タンパク質・低炭水化物の構成になっています。グレインフリーなうえ、合成添加物も一切使用されていないので、穀物アレルギーがある犬などにもおすすめです。

嗜好性が高いグレインフリーフード

ヒューマングレードのチキン生肉が主原料で、良質なタンパク質が摂取できるのはもちろん、嗜好性が高いのも特徴です。全ライフステージ対応で、ビタミンやミネラル、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれるEPA・DHAなど、犬にとって必要な栄養素がバランスよく含まれています。また、安全性を考慮し香料と着色料は不使用となっています。

愛犬に合った無添加フードを選んであげよう

犬 フード 無添加

添加物を使用しているものが悪いフードというわけではありませんが、安心できるフードを愛犬に食べさせたいという場合は、無添加フードを選ぶのがよいでしょう。ただし、無添加フードには、メリットだけでなくデメリットもあります。その点も踏まえ、愛犬に合ったフードを選んであげましょう。

  • 更新日:

    2020.12.28

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ライター・専門家プロフィール
  • 新井 絵美子
  • 動物ライター
  • 2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。 過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。