おやつとして使われるひづめの基本的な情報を紹介します。何となく先入観があって、なかなか飼い犬に与える気にならないという方は参考にしてみてください。
ひづめとは、牛や豚などの爪の一部です。犬のおやつとしては、一般的に牛のものが使用されています。
90%以上がたんぱく質でできており、おやつの中でもヘルシーなのが特徴です。独特な臭いがしますが、その臭いが犬にとっては魅力です。
犬にひづめを与えると、長時間夢中になってひづめを噛み続けます。噛むことはストレス解消に繋がるので、かじり癖のある犬に与えると効果的です。
ひづめを噛み続けることで唾液が出やすくなり、虫歯の予防に繋がります。また、歯垢の除去にもなるため、歯の健康を保つのに最適です。
数あるおやつの中でもひづめを選ぶことにメリットはあるのでしょうか。デメリットと合わせて紹介していきます。
ひづめはとても堅く、犬用のガムよりも消耗しづらいです。そのため、何度も買い足しする必要がありません。結果的におやつ代の節約になるでしょう。
ひづめはとても硬いため、長時間与え過ぎると歯が欠ける恐れがあります。まだ歯が弱い子犬には与えないようにしてください。
成犬の場合でも、ずっと噛ませ続けるのではなく、時間を決めて与えるようにしましょう。
犬のひづめには2種類のタイプがあります。2つの主な違いは「臭い」です。それぞれの特徴を解説します。
最も一般的なのが、動物のひづめをそのまま乾燥させたタイプです。食品にするための洗浄処理しか行われていないので、ひづめ本来の臭いがします。
ひづめは犬が噛んで柔らかくなるほど臭いを発するようになるので、飼い主さんの中には不快に感じる方がいるかもしれません。
ひづめ本来の臭いを打ち消すために、スモーク(燻製)されたタイプがあります。スモークタイプのひづめならば、臭いを発しても不快に感じづらいでしょう。
一般的な乾燥タイプと比べると値段はやや高めですが、家計に余裕があればスモークタイプをおすすめします。
おやつにひづめを選ぶ際に、注目すべきポイントを紹介していきます。購入後に後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
犬用おやつとしてのひづめには、牛のひづめが使われていることがほとんどですが、中には豚のひづめが使われた商品もあります。
豚のひづめは牛のひづめよりも小さめなので、口の小さい犬に最適です。また、「牛のひづめでは食いつきがイマイチだな」という場合は、買い換えの選択肢として覚えておきましょう。
飼い犬の大きさに適切なサイズのひづめを選んであげましょう。大型犬の場合、小さいひづめでは飲み込んでしまうことがあります。
ひづめを飲み込むと消化不良を起こしてしまう恐れがあるので、必ずひづめの大きさを確認してから購入するようにしてください。
犬のおやつにピッタリのおすすめのひづめを6つ紹介していきます。おやつ選びの参考にしてみてください。
ひづめの中でも定番の商品を2つ紹介します。「はじめてだから一番人気のあるもので試したい」という方におすすめです。
せっかくおやつにひづめを買ってあげても、犬が気にらなかったら捨てることになってしまいます。そうならないように、まずは2個入りのお試しパックから購入してみましょう。
無添加で品質にも配慮されているのが嬉しい商品です。
先ほどの2個入りのパックからさらに大容量になった10個入りパックです。1個あたり約200円と、2個パックと比べると200円以上安くなっています。
飼い犬がひづめに慣れ始めたら、まとめ買いでおやつ代の節約をしてみましょう。
ひづめ独特の臭いを抑えたスモークタイプの商品を2つ紹介します。「ひづめの臭いが苦手」という方におすすめです。
時間をかけてスモークされてあるので、ひづめの独特な臭いが抑えられています。天然素材なので、犬の健康にも配慮されているのが嬉しいですね。
大きな袋にごそっと入っていることが多いひづめですが、こちらは1個ずつ小分けになっています。商品が傷むことを防止し、長期保管にも向いているでしょう。
販売元は50年以上の歴史をもつ大塚商事です。安心の日本ブランドを試してみてはいかがでしょうか。
牛のひづめよりも小さい豚のひづめを2つ紹介します。「家の小型犬では牛のひづめは噛みづらいかも」とお考えの方におすすめです。
小型犬向けに作られた北海道産の豚のひづめです。無添加・無着色で犬の健康に気を使う飼い主さんにも嬉しい配慮がされています。
豚のひづめも、牛のひづめと同様に独特な臭いがあります。この商品はスモークタイプなので、気になる臭いが抑えられています。安心の国産品なので、品質も抜群です。
ひづめは長持ちで便利な犬用おやつですが、飲み込んでしまうリスクや歯がかけてしまう危険もあることを理解しておきましょう。
必ず目の届く範囲で、時間を決めて与えるようにしてください。正しく使えば、犬にとっても飼い主にとっても手放せないおやつになること間違いなしです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。